【0571】龍野市本町2010年06月11日 23時27分51秒

龍野市本町の鍾馗さん
【所在地】 兵庫県龍野市本町
【発見日】 2006/7/15
【撮影日】 2006/7/15
【整理番号】  0571DX
【発見数】 1
【リンク】
  収蔵室
  よりぬき
【コメント】
兵庫県でももう岡山県に近い龍野市ですが、
旧市街地にはなぜか希少な鍾馗さんが点在しており、
まとまって鍾馗さんが見られる街としては
大げさですが日本最西端の街となっています。

この鍾馗さんは中でもエース級。
足が長いので若々しいですね。


2010/6/12 豊川市・蒲郡市2010年06月12日 23時19分21秒

今週は入梅前の最後の探訪チャンスでしょうか。

名鉄国府駅から南下し、旧御津町を経由し、
東海道線に沿って蒲郡駅まで、
さらに蒲郡市の北部一帯を一回りしてきました。

気温は30℃を超えていたと思いますが、
乾燥しており、絶えず海風が吹いていて
意外にも歩いていて快適な気候でした。

見つかった鍾馗さんは16体。
うち9体はこのタイプ
御津町泙野の鍾馗さん
三河の西尾あたりから、
豊川にかけてだけで見られる鍾馗さんです。


鍾馗さんはいまひとつで、
今日一番の収穫はこちらでしょうか。

狛犬?
狛犬?

蒲郡市内の小さなお寺の大棟、
周りの瓦も廃物利用みたいでいい感じですが、
この狛犬? 好きだなぁ。


【0600】橋本市九度山2010年06月13日 23時24分48秒

橋本市九度山の鍾馗さん
【所在地】 和歌山県橋本市九度山
【発見日】 2006/8/16
【撮影日】 2006/8/16
【整理番号】  0600DX 
【発見数】 1
【リンク】   収蔵室
【コメント】
蜘蛛の巣のかかったこの鍾馗さんよりは
ましかもしれませんが、
むずむずしてきます。

ちなみに、話はそれますが
木曜日に紹介した加西市の鍾馗さん
すっきりと保存状態が良いですが、
展覧会のパンフレットではこの九度山の鍾馗さんと同じく
顔中苔だらけでした。

市職員の萩原さんが展示にあたり、
爪楊枝で苔を全部取り除いて綺麗にしたそうです。

瓦はデリケート、ピンセットでは傷をつけてしまうと思ったそうで、
こういった心優しい方に護られた鍾馗さん、果報者ですね。

【1066】橋本市東家2010年06月14日 23時11分24秒

橋本市東家の鍾馗さん
【所在地】 和歌山県橋本市東家
【発見日】 2009/4/18
【撮影日】 2009/4/18
【整理番号】  1066DX 
【発見数】 1
【リンク】
  収蔵室
  よりぬき
【コメント】
玄関のすぐ上に置かれていて、間近に眺めることができます。

横からはこんな感じ。

橋本市東家の鍾馗さん

いわゆる「壁掛け」タイプですが、
立体感があり威風堂々としています。
ところが胴の文様はかわいらしく浜千鳥。

【0257】橋本市清水2010年06月15日 23時26分46秒

橋本市清水の鍾馗さん
【所在地】 和歌山県橋本市清水
【発見日】 2006/8/16
【撮影日】 2006/8/16
【整理番号】  0257HX4 
【発見数】 18
【リンク】   収蔵室
【コメント】
奈良県内のあちこちでよく似たのを見ることができますが、
奈良県以外ではこれが唯一の記録。

独特の個性でピンときます。
四角い顔に腫れぼったい瞼、筋の入ったしゃくれた顎。
衣服にはびっしりと雲形や植物の文様が入り、
足元はカウボーイブーツのような装飾が施されています。


新シリーズ開始!2010年06月16日 23時20分04秒

昨年3月から延々と、お気に入りの鍾馗さんを紹介してきました。

300体くらい掲載したと思いますが、
まだまだ紹介したい鍾馗さんはたくさんあります。

これまではどちらかといえば「レア」な一品ものを取り上げてきましたが、
趣向を変えて、実際に町でよく見かける「ありふれた」鍾馗さんを
しばらく紹介していくことにします。

京都市下京区市之町の金ぴか鍾馗さん
(京都市下京区市之町)

金泥が目を引きますが、奈良、大阪を中心に関西一円でよく見られる鍾馗さんです。

師匠・服部さんのお話によると、この鍾馗さんは淡路島や徳島の瓦屋さんで
作られているそうですが、
なぜか生産地では鍾馗さんを見ることはありません。

【0026】岐阜県西中濃の標準型2010年06月17日 00時26分10秒

岐阜の鍾馗さん(順手)
(順手タイプ 山県市椎倉)
岐阜の鍾馗さん(逆手)
(逆手タイプ 岐阜市茜部中島)

【分布と記録数】 岐阜県(39)、大阪府(10)、滋賀県(5)、愛知県(2) 合計(56)
【整理番号】  0026 
【リンク】
 収蔵室
 よりぬき
 充電日記(satopyさん)

岐阜県西濃地方を中心に分布。
岐阜県では最も多い鍾馗さんでもあります。

バリエーションは2種。
右手がポイントで、上は順手、下は逆手で剣を握っています。
順手はすらっとしていますが、逆手は首が短く寸詰まりに見えます。

順手4に対し逆手が1くらいの割合で、順手が多数派です。

【0159】知多半島に溢れる鍾馗さん2010年06月17日 23時51分59秒

半田市乙川栄町の鍾馗さん

【分布と記録数】 愛知県(130)、岐阜県(1)、京都府(19)、滋賀県(5) 合計 (153)
【整理番号】  0159 
【リンク】 収蔵室

愛知県では2番目に多く見られる鍾馗さん。
そして大部分は知多半島の各地に分布しています。
常滑市(57)、半田市(19)など。

非常によく見かけるのですが、正直言ってあまり好きな鍾馗さんではありません。
眼つきが気味悪いんですよね。


京都市中京区千本通の鍾馗さん

こちらの亜種は京都市を中心に分布。

上の、愛知産に比べると、形はほとんど同じですが、
表情は至って穏やかで人間的。
京都らしい、と言えましょうか。

【0083】いちばん多い鍾馗さん2010年06月18日 23時32分27秒

【分布と記録数】 愛知県(256)、岐阜県(7)、京都府(49)、三重県(45)、
            滋賀県(79)、大阪府(14)、奈良県(25)、兵庫県(1) 合計 (476)
【整理番号】  0083 
【リンク】 収蔵室

愛知県に多いですが、関西一円、どこへ行っても目にします。
kiteの記録数ではこの鍾馗さんがトップ。

似たタイプを【0083】としてまとめていますが、20タイプもあり、
なかには一緒にするのはちょっと無理のあるような鍾馗さんも混ざっています。

二日に分けて紹介していきます。

知多市八幡の鍾馗さん
(知多市八幡)
<剣は右手で胸に持つタイプ1>
186体を記録し、一番多いタイプです。
均整がとれて整った姿。

四日市市西日野町の鍾馗さん
(四日市市西日野町)
<剣は右手で胸に持つタイプ2>
こちらもよく整った鍾馗さん。二枚目です。
顔立ちも剣の形も洋風ですね。

ただしこれは少なくて、発見は4体のみ。
おそらくは愛知岐阜三重限定分布。

久御山町佐古内屋敷の鍾馗さん
(久御山町佐古内屋敷)
<剣は右手で胸に持つタイプ3>
1番、2番に比べると、でっぷり太ったおじさんといった印象。
愛知から大阪まで、広域に分布して36体を記録。


橿原市山之坊町の鍾馗さん
(橿原市山之坊町)
<剣は両手で胸に持つタイプ1>
全国で98体を記録していますが、うち64体は愛知県。


京都市東山区祇園町南側の鍾馗さん
(京都市東山区祇園町南側)
<剣は両手で胸に持つタイプ2>
全国で46体を記録、ほとんどは愛知県。

上のタイプ1とはほとんど同じです。
見分けるポイントは、逆立つ髪。
頭上に4つ並んでいますが
向かって左から1番目と2番目のとさかが、
同じ向きで並んでいるのがこちらで、タイプ1は向かい合うようになっています。
お分かりでしょうか(^^;


京都市北区平野通の鍾馗さん
(京都市北区平野通)
<剣は両手で胸に持つタイプ3>
全国で13体を記録、愛知5、三重4。

他に比べて明らかに表情などが素朴になっています。
タイプ1、2はバランスがよく、例えば裾の曲線も自然な感じですが、
これはなんか不自然ですよね。


八幡市川口堀ノ内の鍾馗さん
(八幡市川口堀ノ内)
<剣は両手で胸に持つタイプ4>
全国で12体を記録、うち愛知6、京都5。

髪の逆立ち方が盛大で、体はスリムな印象です。
表情は苦みばしって、お悩み中の模様。


京都市下京区新町通の鍾馗さん
(京都市中京区新町通)
<座っている?タイプ>
全国で30体を記録、大部分が京都にあります。

愛知県高浜市の上鬼栄で買うことができます

この鍾馗さんは他とはちょっと個性が異なり、
ここに入れるのは我ながら疑問を感じていますが・・


碧南市篠山町の四連鍾馗さん
(碧南市篠山町)
<おしくら饅頭タイプ>
四体の鍾馗さんを背中合わせに一体焼成。

これはこの一点だけの貴重品です。
横倒しになっているのが悲しい。(画像は回転してあります)


【0083】続き2010年06月19日 23時19分45秒

昨日の続きです。
今日は剣を下に下ろしたタイプばかり10種を紹介。
カッコ内の数字は見つかった数です。

東浦町生路の鍾馗さん
(東浦町生路)
<剣を自然に下におろすタイプ>
珍しいタイプで、発見はこの一体のみ。

名古屋市瑞穂区井戸田町の鍾馗さん
(東浦町生路)
<剣を後ろに隠しているタイプ1>
愛知・岐阜・三重のみで23体。

南知多町内海の鍾馗さん
(南知多町内海)
<剣を後ろに 隠しているタイプ2>
愛知(4)、滋賀(1)、兵庫(1)
タイプ1とそっくりですが、こちらの方が稚拙。
角、袖、裾など、少しづつ形が違います。

四日市市東富田町の鍾馗さん
(四日市市東富田町)
<剣を後ろに 隠しているタイプ3>
愛知(2)、三重(4)
これまたそっくり。細部に微妙な違いあり。

草津市野路町の鍾馗さん
(草津市野路町)
<剣を後ろに 隠しているタイプ4>
これは滋賀県のこの1体のみ。
おぼろげな記憶では非常に小さかった。

東海市加木屋町の鍾馗さん
(東海市加木屋町)
<剣を体の前に下ろしているタイプ1>
愛知(3)、大阪(1)

川越町高松の鍾馗さん
(川越町高松)
<剣を体の前 に下ろしているタイプ2>
この1体のみ。これまた上とは角の形が違うし、
こちらの鍾馗さんは剣を持つ右手に力が入っています。


名古屋市南区星崎の鍾馗さん
(名古屋市南区星崎)
<鬼を持つタイプ1>
愛知(3)、三重(1)
首になってしまった鬼は哀れです。

東浦町緒川の鍾馗さん
(東浦町緒川)
<鬼を持つタ イプ2>
この1体のみ。下と似ているが微妙に違う。

橿原市小房町の鍾馗さん
(橿原市小房町)
<鬼を持つタ イプ3>
愛知(1)、奈良(2)
タイプ2とは、髪形のほか、鬼の右足の大きさや耳?の有無が違うくらいのそっくりさん