2017.7.8 松本周辺 1 ― 2017年07月17日 23時13分29秒
バンガロール赴任中に急逝されたさんろくさん。
弔問に伺うこともできず、ずっと心に引っかかっていましたが、
先日ようやくご遺族に挨拶することができました。
奥様がお子様達のサポートも受けながら、お店も以前と変わりなく営業を続けておられてほっとしました。
また、さんろくさんが取り組んでいたテーマブログも没後に原稿を整理して
そのまま公開されているようです。
さて、さんろくさんが生前発見した鍾馗さんで、未見のものが何体も残されていて、
今回それらを単独行で探してみました。
1.松本市里山辺周辺
美ケ原温泉郷としての温泉旅館街、古くからの住宅街、松本近郊の新興住宅街が混在した地域。
この付近でさんろくさんは11体の鍾馗さんを見つけていました。
このうち、8体を見つけることができました。
会えなかった3体は
外から見えないかうろうろしていましたが、場所が場所だけに無茶はできず・・
この資料館は現在耐震補強工事中で当分の間休館。
記事中、3体目の地面におりた鍾馗さん。この鍾馗さんは見つけることができませんでした。
以下、里山辺周辺で見つけることのできた鍾馗さんたちです。
4)、5) 松本市里山辺
蔵の両端にいます。
さんろくさんの写真からは一体の杖と剣の先が失われています。
6) 松本市里山辺
前の鍾馗さんのほど近く、
鳥衾に刻まれたとても珍しい鍾馗さん。
7)、8) 松本市里山辺
この二体もすぐ近く、棟の両端に対であがっています。
人間離れした形相がすごい。
続きます。
2017.7.8 松本周辺 2 ― 2017年07月19日 22時48分37秒
午後からは少し北に移動して、明科周辺から追っかけ開始。
まずは押野交差点近くの4人兄弟。
一軒の家で四方を固めています。
こちらの親戚 #1334
四人が四人とも、蜘蛛に気に入られて痒そうです。
次は明科中川手。JR明科駅の裏手でした。
この鍾馗さんには兄弟が結構います。 #1275
同じお宅の鍾馗さん こちらは #1278
元々は鬼瓦の位置に置かれていたのだと思いますが、
ずいぶん変わった形状の鬼瓦です。
県道から見えないことはないようですが、かなり離れており、
さんろくさんの情報がなければ一生巡り会えない鍾馗さんでしょう。
次の鍾馗さんはお隣りの谷筋。車道からは見下ろす位置に鍾馗さんがいます。
手抜きして見下ろしながら撮影したのでわかりにくいですが、
二つ上の鍾馗さんの兄弟です。 #1278
信州の鍾馗さんの場合、背景が緑の場合が結構多くて良い感じ。
最後、さらに隣の谷筋の板場集落で
とっても素朴な昆虫風鍾馗さん。
ここまでで時間切れ。
探し当てることができなかった鍾馗さんがまだいます。
さんろくさんからの宿題となった鍾馗さん