無事終了!2014年05月26日 22時13分43秒

昨日、京都・祇園でのイベントが無事終了しました。

開催案内の記事

参加者は12名。たった?と思われる方、
これでも鍾馗単独イベントとしてはなかなかの人数です。

この日の京都は雲が多いものの晴れ。
予想以上に蒸し暑い日になってしまい、最高気温は29.1℃と今年最高。
少し歩いただけでも汗が吹き出し、長時間の探索にはかなりつらいです。
どちらかというと年配の方が多いため、
帰ってくる頃にはふらふらになっている方がいやしないかと心配していたのですが
皆さん元気元気。
その後の懇親会も疲れの様子も見えず、
皆さん鍛えていらっしゃいます。
おみそれしました。


ともあれ無事終了しほっとしています。
企画運営いただいた、ふくろうの会・橋本さんをはじめ世話人の皆さま、
当日お手伝いいただいたおとんさん、小林さん、そして参加者の皆さま
ありがとうございました。
この場を借りてお礼申し上げます。

《イベントのお知らせ》祇園で鍾馗さんを探してみよう!!2014年03月30日 21時12分20秒

5月25日(日) 京都・祇園で鍾馗さん探索のイベントを開催します。

昨年秋に一度企画されたのですが、都合により延期され
半年遅れでようやく開催の運びとなりました。

京都・八坂の塔
このあたりに行くわけではないです。
あくまで京都のイメージ、ということで・・


下記は主催者からのお知らせの転載です。

****

ふくろうフォーラム99  アウトドアシリーズ26

「初夏の京都散策!鍾馗さんを探しながら・・・」

鍾馗(しょうき)さん、ってご存知でしょうか?鍾馗さんは普通の京町屋に祀られています。いったいなぜ?厄除け?

今回は京都の街に今でも数多く見られる鍾馗さんを訪ね歩きます。案内役は、「鍾馗さんを探せ‼」の著者、小沢正樹さんにお願いしました。

本当に鍾馗さんっていったい何なのでしょうか?なぜ京都の街に数多く見られるのでしょうか?その役割は?由来は?

小沢さんは、愛知県に在住されています。そして鍾馗さんを探しに頻繁に京都に来られ、写真に収め続けられています。いったい何が小沢さんをそこまで駆り立てるのでしょうか?鍾馗さんの魅力とは?

 今回のフォーラムでは、まず始めに小沢さんにその魅力を話していただきます。ひととおりの注意事項等の説明の後、実際に鍾馗さんを探しに京の街を散策します。

 初夏の京都を鍾馗さんと共に楽しみましょう!‼


日 時: 平成26(2014)年5月25日(日) 午前11時~午後5時 雨天決行

集 合: 四条大橋東詰鴨川堤防付近

行 程: 11:00 小沢さんの講演及び注意事項
      12:00 付近で昼食
      13:00 散策開始
      16:00 「鑑定会」場所(集合場所と同じ)に集合
      17:00 終了→懇親会場へ

ゲスト: 小沢 正樹さん
(参考):鍾馗さんを尋ねて三千里(小沢さんのブログです)
    http://kite5656.asablo.jp/blog/

用意するもの:デジタルカメラ・スマホ・携帯電話等の撮影用具(望遠レンズ付きのものをお勧めします)

参加費: 500円

***** 転載終わり *****


探訪予定地域は祇園花見小路から宮川筋にかけての一帯です。

ふくろうの会は関西周辺の歴史好きの方が集まってできているサークルです。
会員以外の方の参加も大歓迎だそうですので、ぜひご参加ください

参加ご希望の方は5月17日までに、こちらのブログにコメントを入れていただくか、
下記にメールでご連絡をお願いします。
ozawa@bird.email.ne.jp (@は小文字に変えてください)


この鍾馗さんの情報求む!2013年11月15日 22時51分06秒


上京区森中町の鍾馗さん
京都市上京区黒門通椹木町上ル森中町

あつらえたと思われる宮に入り、ご丁寧なことにガラスが入っています。
ここまで大事に祀られている鍾馗さんは珍しいのですが、
服部さんの知り合いの情報では、この鍾馗さんがいなくなってしまったそうです。

家が改修されたか何かで様子が変わり、この鍾馗さんも見あたらないとか・・

服部さん著書「洛中洛外の鍾馗」、拙著「鍾馗さんを探せ!」
どちらにも登場しているこちらの鍾馗さん。
どこかで生き延びていると信じたいです。

消息について、何かご存じの方がいらっしゃいましたら。ぜひお知らせください。

新聞紹介記事のまとめ2013年11月11日 20時45分35秒

「鍾馗さんを探せ!」出版以来、いろいろな新聞社に取材いただき
記事にしていただきました。

スキャンした記事をまとめて貼っておきます。
まぁ、自分の記念です。。

2012年3月10日 リビング京都
2012年3月10日 リビング京都 インタビュー


2012年4月22日 毎日新聞 書評欄(評者 井波律子さん)
2012年4月22日 毎日新聞 書評 井波律子さん


2012年4月22日 京都新聞
2012年4月29日 京都新聞 書評


2012年8月1日 朝日新聞 関西版 夕刊 「ますます勝手に関西遺産」
2012年8月1日 朝日新聞関西版 ますます勝手に関西遺産


2012年9月20日 中日新聞 「文化ぶんぶん人類学」
2012年9月20日 中日新聞 ぶんぶん人類学


2013年3月29日 日本経済新聞 文化欄
2013年3月29日 日本経済新聞 文化面


2013年10月24日 読売新聞 大阪本社版 夕刊 「謎解き京都」
2013年10月24日 読売新聞大阪本社版夕刊 謎解き京都~鍾馗


読売新聞関西版で鍾馗さんが紹介されました2013年10月28日 20時55分54秒

10月24日(木) 読売新聞夕刊(大阪本社版)で鍾馗さんが紹介されました。

紙面が届きましたので、スキャン画像を貼っておきます。

2013年10月24日 読売新聞大阪本社版夕刊 謎解き京都~鍾馗

「謎解き京都」という連載で、私も端っこの方に登場しています。


【鍾馗編収録】みちくさ学会の本がでました!!2013年06月29日 23時05分44秒

みちくさ学会の本(といっても電子ブックですが)がリリースされました。


みちくさ学会研究報告第二集 鍾馗


私の記事、鍾馗編が収録されています。

基本的にはこれまでみちくさ学会に寄稿した記事の再録です。
みちくさ学会を読んでいただいている方に購入していただくのはちょっと
心苦しいものがありますが、記事の内容や掲載写真は電子ブックという媒体を考慮して、見直しを行なっています。
また他の講師さんの記事も充実していますので、よろしければ買ってみてください。

現在は Amazon Kindle、 楽天Koboで先行発売中。
おいおい他の電子書店にも拡大されるようです。

Kindle_image

※ この本は電子ブックのみの出版となります。
  読んでいただくにはスマホ、タブレット端末や
  上の写真のような専用リーダーが必要です。

『水野真紀の魔法のレストラン』に鍾馗さんが登場します2013年04月17日 22時30分11秒

MBS毎日放送 毎週月曜日 19時~ の


4月22日の放送は
「~よそさんの知らん秘密の京都・味の洛中洛外図~ 京都は奥が深おすなぁ」

番組中に鍾馗さんがちょい役で登場予定!
情報提供で番組作りに少し協力しました。


関西一円では視聴できるのでしょうか?
私の住む愛知県では見ることができません(涙)

BSのTwellVでは毎週放送しているのですが、
現在は2011年頃製作のもので、オンエアされるのはいつのことやら・・・

ご覧になった方、感想をお願いします。


2013/3/29 日経新聞で紹介されました2013年03月29日 19時42分03秒

今日、日経新聞に記事が掲載されました。

Webでは残念ながら有料コンテンツで、ID取得とかめんどくさそう・・
新聞をスキャンしたものを貼っておきますのでよろしければご覧ください。

20130329_日経記事(鍾馗)

私が書いたような体裁ですが、取材に基づき記者さんが原稿を起こしています。

さすがは全国紙。記事内にURLを記載してもらったため、
閑古鳥の鳴くMy siteも朝から空前のアクセス集中です。
3冊しかなかったAmazonの在庫もあっという間に品切れ・・


(予告)日経新聞で紹介されます2013年03月25日 21時23分09秒

今度は日本経済新聞で紹介していただくことになりました。

掲載予定は3月29日(金)。
(これまで二回ほど予定日が変わっていますので、あくまで予定です・・)
朝刊最終面の文化面に結構大きい記事で掲載されます。

お楽しみに!

2013/2/9 京都2013年02月12日 23時14分44秒

2月9日(土)は京都市内へ。
昨年6月以来久しぶりののローラー作戦です。

<ローラー作戦とは>
京都・洛中で鍾馗さんを探すための作戦。
他の地域では鍾馗さんはお寺の周囲にあることが多いため、鍾馗探索のルートは
お寺を訪ね歩くことになります。
ところが京都ではこの法則がなく、街なかのいたるところにひそんでいるため、
鍾馗さんを探すには、『すべての』道を歩くことが必要になりますwww

探索の効率化のため、一日で東西南北を大路で区切った1ブロックをしらみつぶしに歩くようにしており、住人から見ればまさに不審者が近所を何度も行ったり来たりして
不気味でしょう。


直前に淡交社の I さんから、とても心配な情報が入っていたので、
探索に入る前にちょっと上七軒に立ち寄りました。
「鍾馗さんを探せ!!」の表紙を飾ったお気に入りの鍾馗さんがなくなっていたというのです・・

こちらのお宅には刊行後に朝日新聞の記者の方とおじゃまして、大事にしておられるとのお話を聞いていたのでちょっと信じがたく、自分の眼で見て納得しなければと
さっそく行ってみることに。

表紙の鍾馗さんの家

この日の京都は朝のうち小雪が舞っていました。
ご覧の状態で、二階の壁にはブルーシートがかぶせられ、玄関の戸のあたりはま新しい建具に更新されているようです。
これは取り壊しというよりは修理・改修に見えますので、鍾馗さんは破損防止のためにいったん取り外されてどこかに保存されているのではないかと(希望的観測をこめて)
思います。
 I さんが見たときはブルーシートも鍾馗さんもなかったそうで、この前の状態を確認されたのでしょう。復活を期待しています。


さて、今回の探索場所は京都西南部、
概ね 北:四条通 東;山陰本線 南:五条通 西:西大路通 で囲まれた一角です。

中心部のようには町屋も残っていないので、あまり期待できないエリアだと思っていましたが、昨年末、西院の町屋で鍾馗さんの話をさせていただいた際にちょっと周囲をぶらついたら、意外に鍾馗さんを見つけたので今回の探索になりました。

結果、見つけた鍾馗さんは59体。まずまずの数ですが、うち20体近くは四条通の北、壬生にはいった方での発見です。
あっと驚く希少鍾馗さんの発見はありませんでした。

下京区新千本通の鍾馗さん
下京区新千本通

中京区壬生森町の鍾馗さん
中京区壬生森町

上の二体はいずれも#817で収録した鍾馗さんとまったく同じものです。
これまで掲載の一体しか見たことがなかったので、一品物の手びねりだと思って、
「鍾馗さんを探せ!!」にもそう書いてしまいました。あいたたたー。


中京区土居ノ内通の鍾馗さん
中京区土居ノ内通

この鍾馗さん(#515)は滋賀県・近江八幡周辺に多く、ちょっと違う亜種が大阪でも見られますが、京都では初発見。

dendoroubikさんの「ゲジデジ通信」でこの鍾馗さんの生まれ故郷のことが
紹介されています。


この日、歩いたところは赤い線、青線はこれまでに歩いたところです。
などが鍾馗のあったところ。

洛中の全体図はこちら。


いつ終わるかと思っていたローラー作戦も作戦終了が見えてきた。
これはかなり寂しい・・