昨年3月から延々と、お気に入りの鍾馗さんを紹介してきました。
300体くらい掲載したと思いますが、
まだまだ紹介したい鍾馗さんはたくさんあります。
これまではどちらかといえば「レア」な一品ものを取り上げてきましたが、
趣向を変えて、実際に町でよく見かける「ありふれた」鍾馗さんを
しばらく紹介していくことにします。
(京都市下京区市之町)
金泥が目を引きますが、奈良、大阪を中心に関西一円でよく見られる鍾馗さんです。
師匠・服部さんのお話によると、この鍾馗さんは淡路島や徳島の瓦屋さんで
作られているそうですが、
なぜか生産地では鍾馗さんを見ることはありません。