【0948】堺市北区長曽根町2010年05月01日 23時47分02秒

堺市北区長曽根町の鍾馗さん
【所在地】 大阪府堺市北区長曽根町
【発見日】 2008/4/30
【撮影日】 2008/4/30 
【整理番号】  0938D X
【発見数】 1
【リンク】   収蔵室
【コメント】 
下がった眉と目。
への字の口も怒っているというよりは困っているようです。

吹き出しをつければ
「そんなこと言われても僕、困るんだけど」

この鍾馗さんもどこかで類似種を見た気がするのですが
思い出せない。
最近そんなのばっかりです。
記録が増えたためか、はたまた脳細胞が減ったためか?

【0883】堺市北区百舌鳥赤畑町2010年05月02日 23時38分10秒

堺市北区百舌鳥赤畑町の鍾馗さん
【所在地】 大阪府堺市北区百舌鳥赤畑町
【発見日】 2008/4/30
【撮影日】 2008/4/30 
【整理番号】  0883BX1
【発見数】 2
【リンク】   収蔵室
【コメント】 
住吉区墨江に仲間がいます。
2007年12月19日の記事
ポーズは全然違いますが、
ぎょろ目がそっくり。

並べて見てみると表情だけでなく、
足元や衣服の皺の表現など細部の作風の多くが共通で、
確実に同一作者の手になると断定しました。

他にもまだ見ぬ兄弟がいるのでしょうかね~


2010/4/30 茨木市、高槻市2010年05月04日 19時23分54秒

ゴールデンウィーク唯一のお出かけで
4月30日は大阪府茨木市と高槻市を歩いてきました。

JR茨木駅でおとんさんと落ち合って探訪をスタートし、
郡、宿久庄、安威、郡家、宮之川原など、
山沿いの集落を巡っています。

このあたり、それほど鍾馗さんの多い地域ではありませんが、
新興住宅の中にひっそり残る古い集落内の民家は
大きく、重厚で周囲の新しい家々とは別世界です。

納屋だけでも私の陋屋よりはるかに大きそうで、
羨ましい限りですが、維持は大変だろうなあ。

高槻市郡家本町の鍾馗さん

そういった家のところどころで、ご覧のようなユニークな鍾馗が
いくつか見つかり、なかなか充実した探訪となりました。

2010/5/1 おとんさんと大阪南部・周辺地域を駆け巡り2010年05月05日 21時17分02秒

茨木・高槻探訪の翌日はおとんさんのご厚意で
おとんさんが地元でこれまで発見した希少な鍾馗さんのところへ
連れて行ってもらうことになりました。

和泉市をスタートに、河内長野市、御所市、五条市、橋本市、かつらぎ町、
岸和田市、貝塚市、泉南市、泉大津市と、
助手席に座ったまま、大名探訪です。

好天に恵まれ、予定の探訪地を順調に回ることが出来ました。
撮影した鍾馗さんは40体。
とてもここでは紹介しきれないので、ぜひ本宅・鍾馗博物館をご訪問ください。

泉南市新家にて。
泉南市新家の鍾馗さん

こら! 重い!
俺は鍾馗さまだぞ!
痛い痛い!ツメを立てるんじゃない!!

鍾馗さんの敵は鬼だけではなさそうです。

【1103】堺市中区八田寺町2010年05月06日 23時09分32秒

堺市中区八田寺町の鍾馗さん
【所在地】 大阪府堺市中区八田北町
【発見日】 2009/6/20
【撮影日】 2009/6/20 
【整理番号】  1103DX
【発見数】 1
【リンク】
  収蔵室
  よりぬき
【コメント】 
赤鍾馗さん。
赤い釉薬が乗ったタイプは東海地方を中心に
それほど珍しくないのですが、これは生地が赤い土のようです。
植木鉢みたいな土を素焼きにしたんでしょうか?

癒し系の鍾馗さんにこのくすんだ色合いはよく似合うと思います。

【0862】堺市中区福田2010年05月07日 23時52分09秒

堺市中区福田の鍾馗さん
【所在地】 大阪府堺市中区福田
【発見日】 2010/1/16
【撮影日】 2010/1/16 
【整理番号】  0826BX
【発見数】 2
【リンク】   収蔵室
【コメント】 
おとんさんとの西高野街道の道中で発見。
どこかで見た気がして、戻ってからストックをひっくり返して
探し当てたのがこちら。
八尾市植松町の鍾馗さん
【所在地】 大阪府八尾市植松町
【発見日】 2007/9/1
【撮影日】 2007/9/1 

並べてみると

並べてみると、顔の表情は瓜二つ。
ただ、気になる細部は結構違っている。
「神は細部に宿る」なんて言いますが、
「鍾馗の個性は細部に現れる」と日頃思っているので
ちょっと苦しいのですが、顔がこれだけ似ていれば、
同種と認定。

ごたくをいろいろ並べますが、やっぱり印象を決めるのは
顔の表情ですね。

【0493】大阪市平野区平野市町2010年05月08日 23時26分37秒

大阪市平野区平野市町の鍾馗さん
【所在地】 大阪市平野区平野市町
【発見日】 2006/5/27
【撮影日】 2008/5/11 
【整理番号】  0493WX
【発見数】 1
【リンク】
  収蔵室
  よりぬき
【コメント】 
今日から大阪市内に入ります。
市街化が行き着くところまで行っており、
過半が戦災を受けているので、
大阪市内の鍾馗さんの残存数はあまり多くないと思います。

まとまって残されているのは
確認した範囲では、平野区(平野、喜連、瓜破)、住吉区くらいで
南半に偏っているようです。
ただ、まったく訪れたことがないところも多いので、
隠れた「鍾馗の里」があるのかもしれません。

こちらの鍾馗さん、台座も含めれば
70cmくらいはあろうかという「メガ鍾馗さん」。
大きさにふさわしく、造りも丁寧で保存状態も良好。

でっぷり太って、和泉地方に多い鍾馗さんの特徴を持っていますが、
その代表作といっていいでしょう。

【1058】大阪市平野区長吉六反2010年05月09日 23時47分45秒

大阪市平野区長吉六反の鍾馗さん
【所在地】 大阪市平野区長吉六反
【発見日】 2009/4/11
【撮影日】 2009/4/11 
【整理番号】  1058LX
【発見数】 1
【リンク】   収蔵室
【コメント】 
この鍾馗さん、軽快にリズムをとるように片足をあげていますが、
両手先は失われて、どんなポーズだったのかわかりません。
ただ、お決まりの剣がないので
鍾馗さんというより、ダンスを踊る人のようにも見えます。

ミロのヴィーナスとか、唐招提寺の如来形立像とか
偶然手足が失われたことで、かえって
見る側の自由な想像力をかきたてる彫刻がありますが、
この鍾馗さんもその仲間ですね。

2010/5/9 室生、初瀬、多武峰、明日香2010年05月10日 23時31分21秒

この日は鍾馗三昧から少し離れ、奈良の花めぐり。
もちろん同伴者あり。
室生寺の石楠花、長谷寺の牡丹、多武峰の山吹と
有名どころの花を賞でる旅です。

自分は花だけではちょっと物足りないので、
これまで機会に恵まれなかった
十一面観音拝観のため、聖林寺を コースに加えました。

もちろんその合間々々では鍾馗を探してきょろきょろします(^^;

いずれの寺でも花の盛りにはちょっと遅かったようですが、
連休明けで、人気の少ない境内を落ち着いて散策できました。
室生寺の花蘇芳
室生寺で見た花蘇芳(ハナズオウ)
変なところに花がつくんですね。

鍾馗さんは付け足しですが、
明日香村細川で発見。
明日香村細川の鍾馗さん


【0620】大阪市住吉区住吉2010年05月11日 23時48分40秒

大阪市住吉区住吉の鍾馗さん
【所在地】 大阪市住吉区住吉
【発見日】 2007/12/15
【撮影日】 2007/12/15 
【整理番号】  0620DX
【発見数】 4
【リンク】   収蔵室
【コメント】 
府内でよく見られる、#116によく似ていますが
こちらの方がソフィスケートされた感じ。

仲間は全部で4体、うち3体は住吉周辺で見つけています。

大阪市住吉区墨江の鍾馗さん
【所在地】 大阪市住吉区墨江
【発見日】 2009/2/1
【撮影日】 2009/2/1

大阪市住吉区上住吉の鍾馗さん
【所在地】 大阪市住吉区上住吉
【発見日】 2009/2/1
【撮影日】 2009/2/1

東大阪市寿町の鍾馗さん
【所在地】 東大阪市寿町
【発見日】 2008/1/5
【撮影日】 2008/1/5
これは上住吉の鍾馗さんに釉薬をのせたもの。