2010/1/30 京都(つづき)2010年02月01日 23時43分02秒

こんな鍾馗さんを見つけました。
祇園花見小路の鍾馗さん1
祇園花見小路にほど近い路地、おそらくはお茶屋さんだと思います。
シンプルで、へら跡をそのまま残しています。
動きも少なく無表情で、普通の鍾馗さんとはえらく印象が異なります。

すぐ近くの、これもお茶屋さん(だと思う)の屋根に、
よく似た印象の鍾馗さんを2体発見。
祇園花見小路の鍾馗さん2
祇園花見小路の鍾馗さん3

建物も新しいもので、おそらくは鍾馗さんも現代のものでしょう。
「職人さん」というよりは「作家」の作品の趣きです。

剣を振り回して鬼を追い払う鍾馗さんというよりは、
妖術でも使いそうではあります。

大量の鍾馗さんを未だ整理中。

【1149】枚方市招提元町2010年02月02日 23時55分21秒

枚方市招提元町の鍾馗さん
【所在地】 大阪府枚方市招提元町
【発見日】 2010/1/9
【撮影日】 2010/1/9
【整理番号】 1149DX
【発見数】 1
【リンク】   収蔵室
【コメント】 
今日の鍾馗さんシリーズも今日から大阪府に入ります。
大阪府全体として、都市化が進んだ地域が多いので
残された鍾馗さんは多くなく、探し当てるのは大変です。

しかし見つかる鍾馗さんには古くてユニークなものが多く、
出会ったときには「こんなところまでよく来てくれたー」と
言われているようです。
行っていない地域も多く、
まだ見ぬ鍾馗さんとの出会いを夢見て
今後の開拓に努めていきます。

こちらの鍾馗さんは奈良系の造形。
なぜか髪の部分がきれいに丸く脱落しています。
剣も裾に付く形だった痕跡が残るのみ。
爪先も両足落ちており、
過酷な運命を生き延びてきた感じです。

【0767】枚方市茄子作2010年02月03日 23時45分33秒

枚方市茄子作の鍾馗さん
【所在地】 大阪府枚方市茄子作
【発見日】 2007/4/29
【撮影日】 2007/4/29
【整理番号】 0767DX
【発見数】 1
【リンク】   収蔵室
【コメント】 
枚方市東郊の丘陵地には、古くからの豊かさを感じさせる
立派な家々が今に残る、趣深い集落が点在しています。

茄子作(なすづくり)とは何とも印象的な地名ですが
ここも、重厚な家の多い、
鍾馗さんを探すものにとっては期待の高まるたたずまい。

実際期待通り多くの鍾馗さんに出会いました。
この鍾馗さん、棟瓦一体型、180度開脚と古式を示していますが
表情やプロポーションは均整が取れていて現代的。

【0613】交野市私部2010年02月04日 23時55分49秒

交野市私部の鍾馗さん
【所在地】 大阪府交野市私部
【発見日】 2006/8/26
【撮影日】 2006/8/26
【整理番号】 0613BX
【発見数】 2
【リンク】   収蔵室
【コメント】 
交野市も枚方に隣接し、同様の重厚な集落が
新興の住宅街の中に点在しています。

私部と書いて「きさべ」と読みますが、知らなきゃ読めないですね。
ここもほれぼれするような見事な民家がいくつも残った集落。
交野市の中心ともいう位置にありますが、
古くからの豪邸が、車は入れないような入り組んだ道に立ち並び
周囲の新しい住宅地とはまるで違った雰囲気で
明らかに空気が違います。

こちらの鍾馗さんは集落の入り口で出迎えてくれます。

【0615】交野市星田2010年02月05日 23時11分03秒

交野市星田の鍾馗さん
【所在地】 大阪府交野市星田
【発見日】 2007/3/10
【撮影日】 2007/3/10
【整理番号】 0615WX
【発見数】 6
【リンク】   収蔵室
【コメント】 
交野市で5体と隣接の枚方市で1体記録している、
ごくごくローカルな鍾馗さん。
すこしづつ形態が違いますが、その中では一番派手めがこちら。
ライオンのたてがみのようで勇ましい。

星田も1丁目、2丁目あたりは
私部と同じように重厚な古民家が並ぶ、散歩には楽しい一画です。


巣箱鍾馗2010年02月06日 23時40分11秒

本日、京都市内での発見。
京都市下京区の巣箱鍾馗

小鳥用の巣箱ですね。
小窓には鍾馗さんらしき顔。

小鳥と違って、この穴から出入りは無理そう。
さらによく見ると釘が打たれているので、閉じ込められています。
見てるこっちまで息苦しくなってきた・・

中の鍾馗さん、それでも顔が見えています。
どの鍾馗さんかはただいま同定中。

2010/2/6 京都2010年02月07日 22時51分50秒

二週連続の京都行き。
朝、外を見ると向かいの屋根は真っ白!
路面に雪はなさそうだったので予定通り出発しましたが、
伊勢湾岸道の名古屋~桑名間は吹雪。
路面も真っ白で大変なことになってました。
鈴鹿以西はドライになり、なんとか8時過ぎには京都に到着。

今日は午前中に先輩服部さんにお会いし、
午後は浅田製瓦工場さんの工場見学会に参加の予定だったのですが、
工場見学会は延期となり、空いた時間で鍾馗探しをする予定。

朝はさっそく服部さんにお会いするまでの時間で
京都駅の北側一帯をお散歩がてら探索。
といっても絶え間なく雪がちらつき、寒いこと寒いこと。

服部さんにいろいろなお話を伺い、盛り上がった後は
教えていただいたこちらの鍾馗さんをさっそく見に。
京都市下京区のメガ鍾馗

見た瞬間、絶句・・

私の知る限りの最大鍾馗はこちらで約80cmですが、
その倍以上でほぼ等身大。
民家の屋根に乗るわけはないので地面に直置きされています。

持ち主にお話を伺った服部さんの話によれば、
この鍾馗さん、先代がどこかから入手してきたそうですが、
玄関脇に置かれて邪魔だし、家の人は不気味に思っているそうです。
たしかにこれは普通の家では持て余しますね。


結局この日の京都は終日雪でした。

2010/2/7 一色町松木島2010年02月08日 00時14分57秒

この日は昼から相方とプチ探訪。
行き先は幡豆郡一色町松木島。
矢作古川が三河湾に注ぐ河口右岸の町です。

以前は名鉄三河線が通っており、駅もありましたが
数年前に廃線となり、車でないと行きづらいところになってしまいました。

今回ひとめぐりし、約一時間を要する大きな集落ですが、
海に近いのに漁村の雰囲気はなく、農村風の趣でした。
一色といえばうなぎで有名。
松木島の南側にもうなぎの養殖池が拡がっているはずですが、
そちらとの関わりはあまり感じられませんでした。

一色町松木島の鍾馗さん

鍾馗さんは8体。
中でもこちら、古いものではなさそうですが初見。
凛々しい顔立ちです。

【0765】寝屋川市太秦元町2010年02月08日 23時36分14秒

寝屋川市太秦元町の鍾馗さん
【所在地】 大阪府寝屋川市太秦元町
【発見日】 2007/4/29
【撮影日】 2007/4/29
【整理番号】 0765DX
【発見数】 1
【リンク】   収蔵室
【コメント】 
大阪府も中心部に近づくにつれ、
鍾馗さんを探す旅は厳しくなってきます。
地図で地割りを確認し、期待して出かけても
現地に着いてみるとお寺の周りの家々が軒並み
新建材のこじゃれた建物に建て替わっていてがっかり・・
ということは日常茶飯事。

寝屋川市のこのあたりはまだまだ古い集落が
かなりのレベルで残っていました。

180°足を広げたポーズ、棟端一体と
希少鍾馗さんの典型ですが、
全体の印象は端正で生真面目。

【0763】寝屋川市下神田町2010年02月09日 22時55分23秒

寝屋川市下神田町の鍾馗さん
【所在地】 大阪府寝屋川市下神田町
【発見日】 2007/4/29
【撮影日】 2007/4/29
【整理番号】 0763DX
【発見数】 1
【リンク】
   収蔵室
   よりぬき
【コメント】 
寝屋川もこの鍾馗さんのあるあたりでは、
隙間なく開発され、住宅で埋め尽くされています。
下神田町は古い集落ですが新興住宅街に埋もれ、
注意していないと存在に気づかず通り過ぎてしまいそうです。

この鍾馗さんが乗るお宅はびっくりの豪邸。
屋根に生えた雑草がいい味だしてます。

昨日の鍾馗さんと同じ、棟端一体タイプで180°開脚。
デフォルメが効いていますが、端正な鍾馗さんです。