【1055】藤井寺市道明寺2010年03月01日 23時42分06秒

藤井寺市道明寺
藤井寺市道明寺の鍾馗さん
【所在地】 大阪府藤井寺市道明寺
【発見日】 2009/4/4
【撮影日】 2009/4/4
【整理番号】 1055DX1,1055DX2
【発見数】 2
【リンク】   収蔵室
【コメント】 
菅原道真ゆかりの道明寺天満宮の門前にあり、
一方は北向きで天満宮に正対して口を閉じ、
もう一つは南を向いて口は開けています。
このような阿吽のペア鍾馗は結構見られます。

穏やかで年寄りっぽい表情をしており、
保存状態は良好。

【0380】羽曳野市古市2010年03月02日 22時38分35秒


羽曳野市古市の鍾馗さん

【所在地】 大阪府羽曳野市古市
【発見日】 2006/1/22
【撮影日】 2009/4/4
【整理番号】 0380DX
【発見数】 1
【リンク】   収蔵室
【コメント】 
 これぞ、典型的大阪の鍾馗さん。

 でっぷり太った体型にぎょろりとした眼。
 左手は「ちょっと待った!」と
 手のひらをこちらに向けています。

 これらの特徴を持った鍾馗さんが
 大阪府内では目立ちます。

【0471】羽曳野市駒ヶ谷2010年03月03日 22時47分49秒

羽曳野市駒ヶ谷の鍾馗さん
【所在地】 大阪府羽曳野市駒ヶ谷
【発見日】 2006/5/3
【撮影日】 2006/5/3
【整理番号】 0471BX
【発見数】 1
【リンク】   収蔵室
【コメント】 
駒ヶ谷は古道・竹内街道沿いの歴史を感じさせる集落。
四年も前の探訪で記憶は定かでありませんが、
立派な家々が並ぶ集落内を通り抜ける道路は
国道でありながら枡形のような屈曲があったり、
道幅は狭くてすれ違い困難。

車で入り込むのは避けたほうが賢明だと思います。

家は新しいのですが、この鍾馗さんは古そう。
大阪系の特徴を備えています。
どっかと腰を下ろしているようにも見えますが
座っているわけではなさそう。

【0469】太子町春日2010年03月04日 23時18分38秒

太子町春日の鍾馗さん
【所在地】 大阪府太子町春日
【発見日】 2006/5/3
【撮影日】 2006/5/3
【整理番号】 0469DX
【発見数】 1
【リンク】   収蔵室
【コメント】 
精一杯、足を踏ん張ってポーズを決めていますが
どことなく弱そうですね。

このころはカメラのスペックも低く、
今見返すと、撮り直したい鍾馗さんが多くあり、
こちらもそのひとつ。

カメラは良くなっていますが
撮影者の腕は全然進歩しないなぁ。

【0468】河南町大ヶ塚2010年03月05日 23時23分28秒

河南町大ヶ塚の鍾馗???
【所在地】 大阪府河南町大ヶ塚
【発見日】 2006/5/3
【撮影日】 2006/5/3
【整理番号】 0468LX
【発見数】 1
【リンク】   収蔵室
【コメント】 
お寺に向かって睨みを聞かせるような置かれ方をしていたのですが、
これは明らかに異質。
鍾馗さんではないでしょう (^^;

衣服とか、腑に落ちないところは多いのですが、
冠に「王」の字があるので、閻魔大王だろうと思っています。

酔っ払いのおっさんのようで、
あまり恐ろしい大王ではないですね。
はたして魔除けの効能はあるのかな??

【0001】富田林市富田林町2010年03月06日 23時56分14秒

富田林市富田林町
【所在地】 大阪府富田林市富田林町
【発見日】 2005/9/24
【撮影日】 2009/4/1
【整理番号】 0001DX
【発見数】 1
【リンク】
  収蔵室
  よりぬき
  先回記事
【コメント】 
 富田林といえば、まずこの鍾馗さんを紹介しておかないと、
というくらい管理人お気に入りの鍾馗さんです。

惜しくも左手が欠損していて、
どんなポーズだったのか気になるところですが、
あばたもえくぼで、ミロのビーナスみたいとか思えちゃいます。

富田林市は興味深い鍾馗さんがたくさん分布する、
「聖地」のようなところです。
重伝建に指定されて有名な寺内町地区にはもちろんのこと、
市内各所で素敵な鍾馗さんが見られるので、
じっくりと紹介していきます。

2010/3/6 尾鷲、海山、紀伊長島+多気2010年03月07日 20時10分36秒

二週連続で週末の天気が悪く、
土曜日は少なくとも午前中は小雨の予報。
どこに行こうか迷いに迷った末、
三重県南部へ出かけることにしました。

これまで、多気、伊勢、鳥羽あたりまで探索したことがありますが
以南はまったく情報なし。
津、松阪以南は鍾馗さんの数も少なくなることから、
これまで足が向かなかったところです。
紀勢道が少し延伸して、
遠い遠い尾鷲も少しは近くなってきたかな。

予報どおり降ったり止んだり、すっきりしない天気の中、
尾鷲から探索スタート。
旧市街を縦横に歩きたおすも、鍾馗の影はなし。
多くの家では軒先に魔除けの札を貼っており、
鍾馗さんを揚げる習慣はなさそう。

尾鷲市朝日町、念仏寺付近
(尾鷲市朝日町、念仏寺付近)


次の目的地は海山町(現紀北町)。
狙いをつけていた相賀付近は家の更新が進んでいるようなのでスルーして、
その先の引本浦へ。
町並みとしての知名度はほとんどありませんが、
古い漁村のたたずまいを色濃く残していました。
海山町引本浦の路地
(引本浦の裏道)
引本浦の三階建て民家
(引本浦・三階建ての船具店)

そしてここで鍾馗を一体発見。
ありふれた新しいものでしたが、三重県最南の記録。


最後の探訪地は紀伊長島(現紀北町)。
こちらは紀伊長島駅から、赤羽川を挟んだ南側に
古い町が展開しています。
残念ながらこちらでも鍾馗さんは見つからず。

以上で予定終了でしたが、
時間が少しあったので、多気町に寄り道することに。
既知の鍾馗さんの撮り直しが主目的でしたが、
立ち寄った集落で初見の鍾馗さんを一体発見。
遠くて写真は今いちでしたが、
なんとか博物館更新につながりました。


西三河から尾鷲まで190km。約3時間。
隣の県ですが、大阪より遠い。
やはり手ごわいなあ・・
熊野、新宮にもそのうち行くのだろうか?

【0150】富田林市富田林町2010年03月08日 23時43分29秒

富田林市富田林町の鍾馗さん
【所在地】 大阪府富田林市富田林町
【発見日】 2005/9/24
【撮影日】 2005/9/24
【整理番号】 0150DX
【発見数】 1
【リンク】   収蔵室
【コメント】 
寺内町の四つ角で、カーブミラーに隠れるように
立っているミニ鍾馗さん。
15cmくらいだと思います。

保存状態がよくないのが残念で、とさかのような髪が
どのようになっていたのか?
もっと派手に逆立っていたような気がしてなりません。

顔はなかなか怒っておられますが、
手足が小作りで何ともかわいらしい。
「おもちゃの国の鍾馗さん」といった風情。


【0151】富田林市富田林町2010年03月09日 22時39分03秒

富田林市富田林町の鍾馗さん
【所在地】 大阪府富田林市富田林町
【発見日】 2005/9/24
【撮影日】 2005/9/24
【整理番号】 0151DX
【発見数】 1
【リンク】   収蔵室
【コメント】 
寺内町の外れ。

軒下で暗いところにあるため、
撮影時は表情がよく見えませんでしたが、
写真をチェックしてびっくり。なんだコリャ!

若干アップ。
富田林市富田林町の鍾馗さん
鼻の下に目がある!?
人間離れしています。

鬼師さんもずいぶんなものを作ったものです。

残念ながら、2009年に再訪したときは撤去されてしまっていました。
窓枠を取り替えた際に邪魔にされてしまった模様。
合掌。

【0715】富田林市富田林町2010年03月10日 23時55分05秒

富田林市富田林町の鍾馗さん

【所在地】 大阪府富田林市富田林町
【発見日】 2007/1/27
【撮影日】 2007/1/27
【整理番号】 0715WX
【発見数】 1
【リンク】   収蔵室
【コメント】 
こちらも寺内町の中。
明日紹介予定の鍾馗さん(#0716) と仲良く並んでいます。
すべてが素朴な作りで、顔の造作や衣服の文様は
竹ひごで引っ掻いた粘土細工の趣きです。