【0038】奈良市鳴川町2009年09月11日 23時44分13秒

奈良市鳴川町の鍾馗さん
【所在地】 奈良県奈良市鳴川町
【発見日】 2005/9/18
【撮影日】 2005/9/18
【整理番号】 0038LX
【発見数】 1
【リンク】
 収蔵室

【コメント】
今度は西へ向かい、餅飯殿通りにでたら南下します。
寺院が集まる一角に静観荘という
由緒のありそうな旅館があり、
その屋根にこの鍾馗さんが乗っています。

屋根のてっぺんでかなり大振りな鍾馗さんのため、
よく目立っています。

木津で紹介した、こちらの鍾馗さん と同じ作者ではないでしょうか。
表情の鋭い切れ味が共通です。

凶悪な猫2009年09月12日 20時25分55秒

名古屋市千種区、恐怖のシワシワ猫
鍾馗さんを探して辻々を歩いていると
いろいろな猫に出会います。

犬には不審者扱いをされて
よく吠えられるので
あまり良い印象がないのですが、
猫とは微妙な友好関係が
成立することがあり、
しばしば挨拶代わりに
カメラに収めます。

この子は不細工さではピカイチ。

犬にはこんな顔の品種があると思いますが、
どうすると猫がこんなしわしわの
ブッチャーのような顔になるのか、
想像もつきません。

【0118】奈良市北京終町2009年09月13日 23時30分00秒

奈良市北京終町の鍾馗さん
【所在地】 奈良県奈良市北京終町
【発見日】 2005/9/18
【撮影日】 2005/9/18
【整理番号】 0118LX2
【発見数】 5
【リンク】
 収蔵室
 よりぬき
【コメント】
鳴川町からさらに南下し、信号を渡って次、
京終天神社の角を右(西)へ曲がったところに
この鍾馗さんがあります。


木津で紹介した、こちらの鍾馗さん と同じ番号で分類しています。
鳴川町の鍾馗さん も表情といい、精細な手の仕上げといい、
同じ作者の作品と思われます。

奈良市を代表する鍾馗さんたちと言っていいでしょう。

2009/9/13 鈴鹿市、亀山市2009年09月14日 22時50分41秒

鈴鹿市神戸の鍾馗さん
ようやく暑さも峠を越え、過ごしやすくなってきました。
これを見越して修理に出していたカメラも、
目論見どおり、いいタイミングで戻ってきました。

ここまでは完璧なのですが、
土曜日は雨の予報、そして予報どおりのお天気。
水をさされます。

という訳で予定を一日順延し、
日曜日に鈴鹿市方面を歩いてきました。

近鉄鈴鹿市駅を起点に7:30出発、
鈴鹿川に沿って西へ、集落を縫って遡り、
井田川で旧東海道をクロス。

ここからは亀山市内を北上、
最後は再び鈴鹿市に戻って伊船町までで37kmの行程。

歩いていれば日射しはまだまだ強く、
日なたでは汗が噴き出しますが、
日陰に入れば爽やかな風が心地よい。
いい季節になってきました。

肝心の収穫はと言うと、数も質ももうひとつ
といった感じでしたが、
暑さが去ったこの時期、
のどかな野道を歩いているだけでも
リフレッシュできました。

【0039】奈良市中辻町2009年09月15日 23時45分17秒

奈良市中辻町の鍾馗さん
【所在地】 奈良県奈良市中辻町
【発見日】 2005/9/18
【撮影日】 2005/9/18
【整理番号】 0039LX
【発見数】 1
【リンク】
 収蔵室
 よりぬき
【コメント】
北京終町の鍾馗さんから東へ向かい、
2筋目を北に少し戻るとこちらの鍾馗さん。
軒下で近いのですが、影になっています。

大柄で恰幅がよい姿は、
大阪方面でよく見られるタイプですが
同じものは他になく、
バランスの良い優れた鍾馗さんです。

【0149】奈良市帯解2009年09月16日 23時41分56秒

奈良市帯解の鍾馗さん【消失?】
【所在地】 奈良県奈良市帯解
【発見日】 2005/9/24
【撮影日】 2005/9/24
【整理番号】 0149DX
【発見数】 3
【リンク】
 収蔵室
 よりぬき
【コメント】
昨日の鍾馗さんの前の道は上街道と呼ばれ、
桜井と奈良を結ぶ古い街道です。

この街道を3kmほど南下すると
帯解の中心街に入ります。

帯解寺参拝の車が狭い旧道に入り込んで
渋滞していることが多いので、安全には要注意です。

帯解寺の周辺には15体ほどの鍾馗さんを見つけており、
面白いものも沢山あります。

中でもこちらは、細かい細工の丁寧さと
裏腹な身体のアンバランスが不思議な鍾馗さんです。

残念ながら、2007年に再訪したとき、
確認できませんでした。
元あった家は駐車場になってしまい、
棲家と運命を共にしたと思われます。

【0118】 奈良県奈良市帯解2009年09月17日 22時47分57秒

奈良市帯解の鍾馗さん
【所在地】 奈良県奈良市帯解
【発見日】 2005/9/24
【撮影日】 2007/10/27
【整理番号】 0118LX1
【発見数】 5
【リンク】
 収蔵室
 よりぬき(類似の鍾馗さん)

【コメント】
帯解でもう1体。

胸のまじないは下の鍾馗さんと同じもの。

京終
木津

顔の作りなど共通点が多く、
同じ人の作品と思われます。

ただ他が右手を高く上げて
印を切っているのに対し、
この鍾馗さんは両手を下ろしているため
印象はずいぶんマイルドです。

【0249】 天理市蔵之庄町2009年09月18日 23時48分58秒

天理市蔵之庄町の鍾馗さん
【所在地】 奈良県天理市蔵之庄町
【発見日】 2005/11/20
【撮影日】 2007/10/27
【整理番号】 0249WX
【発見数】 1
【リンク】
 収蔵室
 よりぬき

【コメント】
帯解からさらに上街道を南下しましょう。

天理市に入りほどなく蔵之庄の集落。
落ち着いた奈良らしい町並みが迎えてくれます。
右手に小ぶりのビルがあり(3階建?)、
屋上にこちらの鍾馗さんが鎮座しています。

およそらしくない、内省的なお顔立ちで
相談に乗ってあげたくなります。

さらに南下していくと、もう1体悩みの深そうな
鍾馗さんがありますが、またの機会に。

【0247】天理市楢町2009年09月19日 23時41分54秒

天理市楢町の鍾馗さん
【所在地】 奈良県天理市楢町
【発見日】 2005/11/20
【撮影日】 2007/10/27
【整理番号】 0247LX
【発見数】 1
【リンク】
 収蔵室
 よりぬき

【コメント】
蔵之庄の次の集落が楢町。
この鍾馗さんは街道から一本入ったところで
お寺を睨んでいます。

きりっとした顔に振り上げたこぶし、
ポーズが決まっています。

しかし、お約束の剣はどうなったのか?
胴に、右肩からたすきのように斜めにかかるものがあり、
それが剣のようにも見えますが、
それにしてもどちらの手でも持っていません。
その「剣」は先の方で枝分かれし、
房がついているようで飾り紐のようでもあります。

腕は確か、でも鍾馗が何かはよく知らない瓦屋さんが
首をひねりながら作っている姿を想像してしまいます。

2009/9/19 大和郡山、奈良、橿原2009年09月20日 23時39分01秒

奈良市六条町の鍾馗さん
2009/9/19(土)、前日の酔いが残ったような状態で
早朝のアーバンライナーの乗客に。
乗ってしまえば安楽に奈良や大阪南部まで
連れて行ってくれるので気に入っています。

今日は大和郡山、奈良、橿原と
既に何度も訪問したことのある
奈良盆地の市街地で、歩き残した辻を
もれなく攻めて見ようという作戦です。

とはいえ主だった街路は
歩き尽くしたようなところばかりで
そうそう新発見も期待できず、
以前の写真に不満がある
既知の鍾馗さんの再撮影が主目的です。

近鉄郡山駅を8:00にスタート、
郡山市内を10kmほど歩きました。
新発見もない代わりに、既知の古い鍾馗さんも大体
健在で、ほっと胸をなでおろします。

奈良口で郡山市街をはなれ、シルバーウィークで渋滞する県道の車列を横に見ながら北へ向かいます。
西ノ京駅で前半の探索を終了。

郡山市内での成果:約10km、再録33体、新発見5体。
新発見は平凡なものがほとんど。
唯一写真の鍾馗さんが、奈良県では初確認。

後半は近鉄奈良駅からですが、続きは明日とういことで。