《イベントのお知らせ》祇園で鍾馗さんを探してみよう!! ― 2014年03月30日 21時12分20秒
5月25日(日) 京都・祇園で鍾馗さん探索のイベントを開催します。
昨年秋に一度企画されたのですが、都合により延期され
半年遅れでようやく開催の運びとなりました。
このあたりに行くわけではないです。
あくまで京都のイメージ、ということで・・
下記は主催者からのお知らせの転載です。
****
ふくろうフォーラム99 アウトドアシリーズ26
「初夏の京都散策!鍾馗さんを探しながら・・・」
「初夏の京都散策!鍾馗さんを探しながら・・・」
鍾馗(しょうき)さん、ってご存知でしょうか?鍾馗さんは普通の京町屋に祀られています。いったいなぜ?厄除け?
今回は京都の街に今でも数多く見られる鍾馗さんを訪ね歩きます。案内役は、「鍾馗さんを探せ‼」の著者、小沢正樹さんにお願いしました。
本当に鍾馗さんっていったい何なのでしょうか?なぜ京都の街に数多く見られるのでしょうか?その役割は?由来は?
小沢さんは、愛知県に在住されています。そして鍾馗さんを探しに頻繁に京都に来られ、写真に収め続けられています。いったい何が小沢さんをそこまで駆り立てるのでしょうか?鍾馗さんの魅力とは?
今回のフォーラムでは、まず始めに小沢さんにその魅力を話していただきます。ひととおりの注意事項等の説明の後、実際に鍾馗さんを探しに京の街を散策します。
初夏の京都を鍾馗さんと共に楽しみましょう!‼
日 時: 平成26(2014)年5月25日(日) 午前11時~午後5時 雨天決行
集 合: 四条大橋東詰鴨川堤防付近
集 合: 四条大橋東詰鴨川堤防付近
行 程: 11:00 小沢さんの講演及び注意事項
12:00 付近で昼食
13:00 散策開始
16:00 「鑑定会」場所(集合場所と同じ)に集合
17:00 終了→懇親会場へ
ゲスト: 小沢 正樹さん
(参考):鍾馗さんを尋ねて三千里(小沢さんのブログです)
http://kite5656.asablo.jp/blog/
用意するもの:デジタルカメラ・スマホ・携帯電話等の撮影用具(望遠レンズ付きのものをお勧めします)
参加費: 500円
***** 転載終わり *****
探訪予定地域は祇園花見小路から宮川筋にかけての一帯です。
ふくろうの会は関西周辺の歴史好きの方が集まってできているサークルです。
会員以外の方の参加も大歓迎だそうですので、ぜひご参加ください。
参加ご希望の方は5月17日までに、こちらのブログにコメントを入れていただくか、
下記にメールでご連絡をお願いします。
ozawa@bird.email.ne.jp (@は小文字に変えてください)
<イベントのお知らせ>彦根で「鍾馗さんを探しにまちへ出よう!」 ― 2012年11月22日 21時44分57秒
直近になってしまいましたがイベントのお知らせです。
まち遺産ネットひこね さんが作成していた『ひこね鍾馗さんmap』が完成!
そのお披露目も兼ねて、彦根の街で鍾馗さんを探し歩くイベントです。
日時 11/24(土)14:00~
集合場所 宗安寺赤門前
集合場所 宗安寺赤門前
(夢京橋キャッスルロード、彦根市本町二丁目3番7号)
参加費 無料
参加費 無料
申し込み・お問い合わせ 090-3465-0910、hoda@kinto.co.jp (尾田さん)
私もゲストとして参加します。
天気も大丈夫そう。ぜひぜひご参加を!!
主催者には無断でマップをちょっとだけ事前公開!
2012/7/28 知多市日長 ― 2012年07月31日 23時32分57秒
暑い日が続きます。
さすがに朝から一日歩き続ける自信はなく、近場でちょろちょろしています。
またまた知多半島。常滑市西之口と知多市日長を歩いてきました。
どちらも海岸からは少し入ったところにあり、純然たる農村集落のようです。
日射しは凶暴で、狭い路地の日陰がありがたい。
西之口は二度目の訪問。前回はお寺をたどって通過しただけでしたので
今回は丹念に路地まで歩いてみました。
15体ほど新しく見つけましたが、新たに珍しい鍾馗さんは見つかりませんでした。
日長は三回目の訪問。
量産品が大部分を占める愛知県にあって、
ここは手作りの鍾馗さんがたくさん見つかるとっても興味深い町です。
そして今回もこんな鍾馗さんたちが新たに見つかりました。
(01) なんか気持ち悪い写真ですね。天地反転しています。
逆さまになってしまったかわいそうな鍾馗さんは
近くの常滑市大野町にある #223 の兄弟でした。
(02) 威風堂々、あたりを睥睨しています。 #1411
(03) 軒下にあって撮影困難。日射しの強い日の日陰は肉眼でも見づらいですが
写真をとっても霞がかかったようになってしまいます。
(04) 箱入り鍾馗さんは愛知県では珍しいです。表情とポーズが凛々しい。
かなり広い前庭の奥の玄関の上にいる鍾馗さんが結構多くて
なかなか近づけません。家の人に声をかければいいのですが、この暑さ。
汗だくでよれよれのおっさんが突然来訪したら嫌がられるだろうなあと
遠慮してしまいました・・
涼しくなったら再訪して、写真を撮り直そう。
以下はこれまでに日長で見つけた、主な鍾馗さんです。
(05) #222 2007年12月1日発見・撮影
(06) #222 2007年12月1日発見・撮影
(07) #881 2007年12月1日発見・撮影
(08) #005 2007年12月1日発見・撮影
(09) #879 2007年12月1日発見・撮影
(10) #880 2007年12月1日発見、2011年1月4日撮影
(11) #878 2007年12月1日発見・撮影
(12) #878 2007年12月1日発見・撮影
(13) #239 2007年12月1日発見・撮影
訪問時のご参考に。番号は本文に対応しています。
広くない集落に50体近くが見られる上、
これだけユニークな鍾馗さんがいる日長という町は
愛知県の鍾馗さん探訪スポットとして一押しです!
信州ルネッサンス ― 2011年09月09日 23時38分22秒
おおげさなタイトルですが、このブログですから
もちろん鍾馗さんの話題です。
ここのところ多忙でブログの更新どころか探訪もままならず・・
今日は他人のふんどし記事です(・・;)
(佐久市岩村田 2007.12発見 #888と同じタイプの鍾馗さん)
ご縁があり、4月に安曇野ハーブスクエア・さんろくさんを訪問し
おとんさんとともに安曇野の鍾馗さんをご案内いただきました。
その後もさんろくさんは精力的に周辺の探索を続け、
続々と鍾馗さんを発見しています。
さらに!最近になって強力な探索人が登場しました。
naoさんという女性がさんろくさんとともに、
さらには単独で信州の鍾馗さんの探索を行っています。
見事な探知能力で見落とされていた鍾馗さんを次々と発見されているようです。
そのあたりの状況はおとんさんの掲示板に随時アップされているので
ぜひともご覧ください。
これまで、せいぜい年に1、2回、散発で訪問するだけで
わずかな例を知るだけでしたが、おふたりの丹念な探索の成果で
これまで点だった分布が、旧街道に沿って少しづつ線になりつつあります。
これまでほとんどといっていいほど情報がなく、
長野県にはほとんど鍾馗さんはないのではないかとさえ思っていましたが
まったく浅はかで嬉しい誤算、
信州の鍾馗さんたちが発見されるのを待っていて
お二人が訪問すると微笑んで姿を現すかのようです。
しばらくは掲示板、大注目です。
【鍾馗探訪ガイド】京都府木津川市山城町上狛 ― 2011年02月25日 21時03分45秒
先回紹介の木津町とは、木津川をはさんで隣どおし。
この地図で川の南側は先回紹介した木津町の町外れ。
北側は山城町上狛の南端です。
今はどちらも木津川市になってしまい。地名が長くて煩わしいですね。
上狛側は石造の地蔵菩薩が有名な泉橋寺を中心とする古い集落で
お寺を取り囲むように沢山の鍾馗さんが見られます。
(2)収蔵室番号 #0007 2005/9/18 発見 2009/7/25 撮影
(3)収蔵室番号 #0014 2005/9/18 発見 2009/7/25 撮影
いっぽう、奈良線上狛駅周辺には中世の環濠集落に起源を持つ
上狛集落が古い佇まいを残していて、ここがまた鍾馗さんの宝庫。
(4)収蔵室番号 #0686 2006/11/11 発見 2009/7/25 撮影
(5)収蔵室番号 #0687 2006/11/11 発見 2009/7/25 撮影
ここで紹介した以外にもまだまだ個性的な鍾馗さんがたくさんいます。
集落内の迷路のような細道をきょろきょろしながら歩いてみてはいかがでしょうか。
ただし、観光客がくるようなところではありませんので、
くれぐれも笑顔を絶やさず、不審者と間違われないように。
後、当たり前ですが鍾馗さんは個人の所有物。
勝手に敷地に入ったりはご法度。
家の人がいらっしゃる場合はひとこと声をかけてからにしましょう。
【鍾馗探訪ガイド】京都府木津川市木津町 ― 2011年02月15日 23時57分06秒
ここのところ、風邪がなかなか完治せず、2週続けて探訪は自粛中。
欲求不満がたまりますね。
出かけてなんぼの肉体派ゆえ、ブログの更新も滞りがち。
ちょっと気合を入れて更新頻度を上げることにしましょう。
鍾馗さんを楽にまとめて観察できる探訪好適地の紹介。
今日は木津を紹介します。
京都府の最南端に位置し、車なら10分も走れば奈良市の中心部、東大寺あたりに抜けることができる木津町は、見られる鍾馗さんも京都より奈良の影響が濃くなります。
町は木津川の南側に位置し、かつては木津川の河港として、
また町を通過する、京都と奈良を結ぶ奈良街道の街道集落として栄えた歴史を持ちます。
欲求不満がたまりますね。
出かけてなんぼの肉体派ゆえ、ブログの更新も滞りがち。
ちょっと気合を入れて更新頻度を上げることにしましょう。
鍾馗さんを楽にまとめて観察できる探訪好適地の紹介。
今日は木津を紹介します。
京都府の最南端に位置し、車なら10分も走れば奈良市の中心部、東大寺あたりに抜けることができる木津町は、見られる鍾馗さんも京都より奈良の影響が濃くなります。
町は木津川の南側に位置し、かつては木津川の河港として、
また町を通過する、京都と奈良を結ぶ奈良街道の街道集落として栄えた歴史を持ちます。
中心部で50体弱の鍾馗さんを見つけています。
井関川に沿って並ぶお寺(西蓮寺、妙楽寺、大龍寺)を取り囲むようにたくさんの
鍾馗さんが見られ、堤防に立って見渡すと、目に入るほとんどの家の屋根に
鍾馗さんが乗っていて圧巻です。
以下は珍しい鍾馗さん。かっこ内の番号が地図に対応しています。
(1)収蔵室番号 #0118 2005/9/18 発見 2009/7/25 撮影
井関川に沿って並ぶお寺(西蓮寺、妙楽寺、大龍寺)を取り囲むようにたくさんの
鍾馗さんが見られ、堤防に立って見渡すと、目に入るほとんどの家の屋根に
鍾馗さんが乗っていて圧巻です。
以下は珍しい鍾馗さん。かっこ内の番号が地図に対応しています。
(1)収蔵室番号 #0118 2005/9/18 発見 2009/7/25 撮影
(2)収蔵室番号 #0006 2005/9/18 発見 2009/7/25 撮影
(4)収蔵室番号 #0140 2005/9/18 発見、撮影
(5)収蔵室番号 #0564 2006/7/14 発見 2009/7/25 撮影
(6)収蔵室番号 #0563 2006/7/14 発見、撮影
木津川の北側に位置する、上狛集落も鍾馗の里。
紹介は次の機会にしますが、ついでに訪問することをお奨めします。
【探訪地ガイド】名古屋市緑区大高町 ― 2010年11月25日 22時39分38秒
名古屋市内では鍾馗さんは偏在していて、南部の緑区、南区以外ではほとんど見ることができません。
緑区でも大高町は特異な鍾馗さん集積地。
JR東海道線大高駅の南側、小高い丘の大高城址の周辺に、古くから街道沿いに栄えた集落が残っています。
回りは近郊住宅街として変哲のない町並みで、この一角だけタイムスリップしたような懐かしい雰囲気にひたれます。
1km四方に満たない小さな町の中に3件の造り酒屋があり、
町はそれを核にしています。
(萬乗醸造)
この一角だけで確認した鍾馗さんは70体以上。
全国的に見ても有数の鍾馗密集地となっています。
いくつかの鍾馗さんを掲載しますが、
狭い町ですので、ぜひ自分の足で確かめてみることをお勧めします。
この2種類が大高では一番多い。知多半島北部によく見られる鍾馗さんで
大高が知多半島につながって影響を受けている地域であることを示します。
【鍾馗探訪ガイド】常滑市(5) ― 2010年11月03日 00時21分30秒
昨夜最終回と言っておきながら、もう一回追加。
常滑市内で見ることのできる鍾馗をまとめておきます。
鍾馗博物館の分類に従うと、現在48種類226体。
常滑市内で見ることのできる鍾馗をまとめておきます。
鍾馗博物館の分類に従うと、現在48種類226体。
番号は鍾馗博物館・収蔵室の通し番号、()内は常滑市内で確認済の数です。
リンクをクリックすると博物館の該当ページに飛んで写真を見ることができますが、
掲載の鍾馗さんは常滑のものとは限りませんのでご了承ください。
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
=PR= | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「みちくさ学会」第5回記事が掲載されました。 よろしければお寄りください。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【鍾馗探訪ガイド】常滑市(4) ― 2010年11月02日 00時33分46秒
【鍾馗探訪ガイド】常滑市(3) ― 2010年10月29日 23時09分29秒
常滑市は南北に細長く、市街地、集落は海岸線に沿って南北に連なっています。
県道252号線はかつては市内を南北に貫ぬく唯一の幹線でしたが、現在は山側にバイパスが通っているため、通過交通は旧市街地には入ってこなくなっています。
また、沖合いに中部国際空港がありますが、ほとんどの自動車は高速道路経由でアクセスするため、市内はそれで混雑することはなさそうです。
鍾馗さんの探訪はこの県道252号線と、それに平行する旧道をたどることになります。
252号線でもたくさん鍾馗さんを目にしますが、そこから斜めに分かれて行く細道があったら要チェック!
自然にカーブした旧道の左右には古い民家が残り、あちこちに鍾馗さんが潜んでいます。
分布図を示します。小さいので探訪の役には立ちませんが、雰囲気を感じていただければと思います。県道252号線はかつては市内を南北に貫ぬく唯一の幹線でしたが、現在は山側にバイパスが通っているため、通過交通は旧市街地には入ってこなくなっています。
また、沖合いに中部国際空港がありますが、ほとんどの自動車は高速道路経由でアクセスするため、市内はそれで混雑することはなさそうです。
鍾馗さんの探訪はこの県道252号線と、それに平行する旧道をたどることになります。
252号線でもたくさん鍾馗さんを目にしますが、そこから斜めに分かれて行く細道があったら要チェック!
自然にカーブした旧道の左右には古い民家が残り、あちこちに鍾馗さんが潜んでいます。
めぼしい鍾馗さんを掲載しますが、他にもまだまだたくさんあります!