2013/9/7 飛鳥 ― 2013年09月11日 22時05分47秒
暑さのピークは過ぎてだいぶ過ごしやすくなってきました。
それでも探索で長時間歩くのはまだまだ辛い陽気です。
7日土曜日の天気予報は曇り時々雨。
普通はお出かけに向かない予報ですが、この時期の鍾馗さん探索にとっては
願ってもない陽気です。
かねてから行きたかった奈良県明日香村周辺に行ってきました。
奈良は鍾馗さんにはまった頃に通い詰めて、大体歩き尽くしたんじゃないかと
不遜な事を思ったりもしていましたが、最近のおとんさんの探索で
結構な数の見知らぬ鍾馗さんが見つかっています。
今回はおとんさんの追っかけをしながら、あわよくば新発見もないかなぁという
探索でした。
まずは新種から。
明日香村真弓 #1518で登録予定
煙り出しの下で埃に埋もれています。おとんさん、よく見つけたなぁと思います。
明日香村飛鳥 #1520で登録予定
これもおとんさん情報。元々は棟端の鬼瓦だったのでしょうが
今は軒に引っ越しています。
明日香村祝戸 #1519で登録予定
この鍾馗さんはとあるブログの情報をもとに発見しました。
嘉永五年(1852)の銘が入った江戸期の鍾馗さん。
詳しいことはこちらに掲載しています。
橿原市南山町 #065
奈良県ではよく見かける鍾馗さんで、型物だと思うのですが、
へらでの仕上げの差異で、色んな表情の兄弟が見つかります。
これもストックを眺めていても、まったく同じ鍾馗さんは見当たりませんでした。
分類泣かせです。
以下の鍾馗さんは再録。健在が確認できて安堵しました。
明日香村岡 #435
明日香村岡 #436
この二体は同じお宅の前衛と大将。
435は塀の上、436は主屋の棟で隣のお寺をにらんでいます。
明日香村飛鳥 #310
飛鳥寺の裏あたり、
植木の陰になり、夏場は見つけづらい。
橿原市御坊町 #234
二階の軒下でいつも薄暗く、なかなか良い写真が撮れません。
新発見を狙って訪れた、橿原市南山町、南浦町、桜井市吉備 などでは
残念ながらめぼしい発見はありませんでした。
2013/7/28 大阪(野田・福島)、木津 ― 2013年08月16日 20時00分13秒
オフ会翌日は大阪中心部を少し歩いてみました。
大部分が戦災に遭った大阪市街ですが、
被害を免れた町並みがわずかに残されています。
今回行ってみた野田。福島もそういった地域で、梅田からひと駅、ふた駅という
都心部ですが、地図やストリートビューで見てもそれなりに古い民家が残っていて
多くは望めないにしてもどこかに鍾馗さんが隠れているかもしれません。
実際歩いてみての成果は残念ながらゼロ。
町並みとしてはなかなか見ごたえがあり、恵比寿さんは何体か目にしました。
夏の盛りということで、歩いたのは二時間余り。
まだまだ探るべき通りはたくさんありそうですので、今後の楽しみにします。
鍾馗さんはいなかったので、賑やかしに町並みの写真を貼っておきます。
野田2丁目
鷺洲1丁目
午前中で探訪を終えてしまって時間がたっぷりあったので
有料道路を使わずに家に帰ることにして、ナビ任せで帰途についたところ
木津を通りました。
ふと、以前に通ったときに車窓から鍾馗さんを見かけたことを思い出し
ちょっと立ち寄ることにしました。
記憶にあった鍾馗さんは見つかりませんでしたが、こちらを発見しました。
木津川市木津町
#1514で新種登録予定
2013/7/13 つづき 新種発見!? ― 2013年08月12日 23時06分50秒
7月13日の探訪の途中、奈良県大淀町を運転中に、
道路脇の民家の大棟に何か乗っているのが眼に入りました。
奈良県の場合、この位置にあるのは鍾馗さんか恵比寿・大黒あたりです。
しょっちゅうこんな事をやっていますので、
自分の第六感にはある程度信頼を置いていて、この時の直感は「鍾馗だ!」
さっそく車を停めて引き返したのですが、
恵比寿さんでした。
シルエットもどことなく鍾馗風だったんですけどねー
同じ屋根に猿も。
恵比寿に付き物の大黒の姿はなし。
恵比寿と猿というのはどういう取り合わせなんでしょう?
お団子の皿のようなものを持っていますが、
これはどうやら神楽鈴(かぐらすず)というもののようで、
神の使者として猿が揚げられているようです。
恵比寿と猿のつながりについては
ちょっと調べた限りではわかりませんでした。
2013/7/13 伊賀、名張、吉野、下市 ― 2013年08月05日 23時26分18秒
この日の探訪はすべてどなたかの情報によるもの。
車での走行距離は400kmを超えましたが、歩いた距離は5kmちょっと。
普通、追っかけでどこかを訪ねた時は、周辺も少しは歩いて回るのですがこの暑さ。
ドライブしながらひたすら人の成果を拾い歩きました。
最初は三重県伊賀市上神戸。
ayaさんの情報です。
#555に亜種登録。
伊賀市を代表する鍾馗さんの一群ですが、上野周辺の農村集落でも時々見つかっていて、これからもどこかで発見されるかもしれません。
続いては名張市新田。近鉄美旗駅に近い街道集落です。
こちらはonigawaraさんからの情報です。
新種です。#1509で登録。
いかがでしょう、このカクカク感。たまりません。
ここではもう1体量産品を確認。
途中、いくつかの未訪集落に寄り道するも空振りばかりでした。
続いては奈良県に入り、吉野町窪垣内へ。
こちらはおとんさんの情報です。
これも新種です。#1510で登録。
おとんさんも書かれていますが剥落がひどく、
元々の表情を窺い知ることができません。
次の吉野町矢治もおとんさん情報。
#1511で登録。
おとんさんが見つけた2011年には屋根瓦は鳥衾(とりぶすま)を備えた
古式なものでしたが、葺き替えで一新されました。
この鍾馗さんは幸いにも生き延びました。
おとんさんの記事ではそのあたりの経緯についても知ることができます。
最後もおとんさんの情報です。
シンプルでとても力強い、若々しい印象です。
#1512で登録。
ドライブ中も鍾馗さんを気にしていたのですが、
結局他には一体も確認できませんでした。
大淀町で一瞬鍾馗か!!と色めきたつことがあったのですが違いました。
こちらも紹介しておきたいのですが、次回のお楽しみ。
改めてayaさん、onigawaraさん、おとんさんに感謝します!
2013/4/27 香芝市~生駒市 ― 2013年05月20日 20時57分05秒
とってもアップが遅くなってしまいましたが、GW初日の4月27日の大名探訪記です。
知り合いがやっていた関係で、お付き合い程度に始めたFacebookでしたが、
最近はFBを通じて鍾馗関係の知り合いが少しですが増えています。
なかでも、生駒市在住の「雪だるま」さんはご自宅周辺の鍾馗さんを精力的に発見しておられます。
珍しい鍾馗さんが次々と見つかるので居ても立ってもいられなくなり、
いちどぜひ伺いたいというお願いしたところ快諾いただいたので、
おとんさんをお誘いして新緑の眩しい好天の土曜日に訪問しました。
その午前中には、香芝市~平群町にかけてのおとんさんの探訪成果をあらかた回っていただき、大大大充実の探訪でした。
おとんさんが既に記事にしておられますし、
たくさんありますのでコメント少なめ写真中心でご覧ください。
地名の右の番号は鍾馗博物館の収蔵室番号【掲載のあかつき(^^;にはリンク予定】
【午前の部 - おとんさんご案内】
香芝市上中 (#1488)
この鍾馗さんは淡路島のタツミさんの製作
記事にある、「いつもブログをご覧いただいているお客様」は
間違いなくおとんさんでしょうね(^^)
香芝市上中 (#0258) 大ちゃんの親戚
香芝市上中 (#1489) 上の鍾馗さんとは同じ家の表と裏に別れて家を護っています。
香芝市下田東 (#1490) 奈良の難分類鍾馗さん #0257 の系統か?
香芝市下田東 (#0234) 17体目の発見。この鍾馗さんとしては今のところ北限。
香芝市下田東 (#0370)
再録。
おとんさんがインターホンでお庫裏さんにお願いし、境内に入れていただきました。
斑鳩町目安 (#0396)
再録。
これでもカメラの進化でずいぶん大きく写せるようになりました。
#0257 の系統ですね。
平群町平等寺 ・・・ これでは ・・・
おとんさんが4月初に撮影した写真を拝借しました。
(#0258) 大ちゃんの親戚です。 冬季限定開扉の秘仏みたいな鍾馗さん。
王寺町本町 (#1500) これは新しい鍾馗さんですが、初見。
【午後の部 - 雪だるまさんご案内】
生駒市北田原町 (#1494) この鍾馗さんは小屋根担当。
生駒市北田原町 (#1495) 同じ家で大棟を担当。上下でお寺を睨んでいます。
生駒市北田原町 (#1496)
雪だるまさんが一緒に探索中、新たに発見。
木製を見るのは4体目ですが、一番迫力があるなあ。
玄関上の薄暗いところからこの眼で睨まれると、
人間は確実に怖ろしいと感じると思いますが、鬼はどう思うでしょうか。
生駒市北田原町 (#1497)
こちらも厨子入り、玄関上。門の辺りで奥を覗き込まなくては見つかりません。
この位置はこれまでほとんどノーマークで、
雪だるまさんの探索で認識を新たにしました。
おとんさんとは「また奈良の全集落を回り直さないといけないですね~」
それはそれで新たな楽しみですが。
生駒市高山町 (#1498)
変な顔ですが着ているものは小学生の制服のようでかわいい。
生駒市高山町 (#1499)
こちらもおっさん顔ですが、なぜかセーラー襟だったりします。
緑を背景に俯瞰で写せて気持ちがいいのですが、こういう鍾馗さんは少ないです。
その後も雪だるまさんは新たな鍾馗さんを発見しておられます。
またよろしくお願いします!!
2013/3/9 田原本~奈良 ― 2013年03月12日 00時30分13秒
先週に引き続き、奈良県の探訪です。
それにしても先週は寒くて予定していた中街道歩きを取りやめたくらいなのに、
この日は暑いくらい。
朝はそれなりに寒いので上着を着ているのですが、すぐに邪魔になってしまいました。
この日の奈良の最高気温が23.1℃で1週間前は7.9℃。
15度以上も違っていては身体もとまどいます。
この日のコースは田原本から中街道を北上、大和郡山市若槻町あたりから東に外れて近鉄奈良駅まで。もちろん街道歩きが目的ではないので、周辺の集落をあちこちふらふら訪ねながら、ジグザクに北をめざします。
街場を外れるとこんな景色。
遠くの集落のお寺の屋根をめざします。
道端には春を待ちかねたオオイヌノフグリやハコベなどがちらほら。
奈良市東九条町 #1457として収録
この日、新たに見つけた鍾馗さんは18体。新種はこの鍾馗さんだけでした。
再確認した鍾馗さんは42体。
いっぽう、以下の二体は消失してしまったようです。
天理市庵治町 2006年2月撮影 #393
ごらんのとおりの逆光ボケボケ。
再会したかったのですが、瓦葺き替えで失われたようです。
天理市二階堂上ノ庄町 2008年2月撮影 #324
二体あげていたお宅。
もう一体は健在でしたが、破風にあったこちらの鍾馗さんだけなぜか行方不明。
2013/3/2 奈良・大和郡山(3) 失われた鍾馗さん ― 2013年03月07日 22時18分10秒
今回の探訪は再訪、再々訪のところばかりで、なかには七年ぶりというところも
あったのである程度覚悟はしていましたが、いくつかの鍾馗さんが失われていました。
古い写真を掲載して偲びます。
奈良市高御門町 #037 2007年6月30日撮影
いたはずのあたりの屋根瓦はどれも葺き替えられていて
こざっぱりとしてしまいました。
大和郡山市豆腐町 #857 2007年10月27日撮影
いたはずの町屋はま新しいアパートに建て替り、鍾馗さんの姿はありませんでした。
大和郡山市高田町 #856 2007年10月27日撮影
この鍾馗さんのいた屋根も葺き替えられ、のっぺり綺麗になっていました。
ここに掲げる以外にも、いくつか失われたと思われる鍾馗さんがあったのですが、
記憶にあやふやなところもあるので、もう一度確かめてからにしたいと思います。
**
こちらは失われたわけではないけれど
大和郡山市洞泉寺町 #350 2006年1月4日撮影
切れ長の目のイケメン鍾馗さんですが、三年後には・・
2009年9月19日撮影
さらに今回
2013年3月2日撮影
おそらくは妓楼と思われる、三階建の見事な建物。保存にむけての取り組みも始まっているようなので、屋根の上にもそのうち目を向けてもらえることを期待します。
2013/3/2 奈良・大和郡山(2) いた! ― 2013年03月05日 20時49分55秒
昨日の最後の鍾馗さん、発見にはささやかなドラマがありました。
もともと、
こんな感じで電柱の脇、屋根の最下部、変なところに
量産品の #125 と仲良く並んでいました。 2007年9月22日撮影
ところが今回通りかかると
もともと古びた建物だったのに、伝統様式ながら、ま新しい建物に替っています!
いたはずのあたりに鍾馗さんの姿も見当たりません。
この日は朝から何体かの鍾馗さんの消失を確認しており、またか~(;;)と
気分も落ち込みました。
ところが帰り道、路地から出てきてもう一度眺めると、
あれ、奥に何かいる。
おぉ~
隣にいた仲間は見当たらなかったのですが、彼だけは残ったようです!
古い鍾馗さんは棲家と共に失われる一方なので、こうしたサバイバー鍾馗さんを
見つけると探索の疲れも吹き飛びます。
2013/3/2 奈良・大和郡山(1) 朝日鍾馗さん再訪 ― 2013年03月04日 23時42分28秒
一時的に春の陽気がやってきたと思ったら週末は冬に逆戻り。
それでも鍾馗狂はなんのその、鼻水たらしながらも探索に出かけます。
今回は奈良市と大和郡山市の市街地を訪問しました。
どちらももう4,5回は行ったことがあるでしょうか。
ところで鍾馗さんには四種類あります。
北向き、東向き、南向き、西向き(なんじゃそりゃ)
南向きの鍾馗さんは優等生で、撮影の時間や天気を選びません。
逆に北向き、それも大棟の上の鍾馗さんは常に逆光で撮影は大変。
強いて言えば薄曇りの柔らかい光の時がチャンスですが、あらかじめ予測するのは難しいので、行ってみての幸運を期待するしかありません。
東向きであれば朝方、西向きは夕方が撮影好適時間帯となりますが、
今回訪問した奈良市街はこれまで探訪の終着点になることが多くていつも夕方。
東向き鍾馗さんはいつも逆光でした。
そのため今回は奈良市街の東向き鍾馗さんを目当てに朝のうちを狙って再訪です。
ところが予報で晴れかと思っていたら意外に曇りがちで、朝のうちは光量不足。
お天気は思うに任せませんね。
それでも今、持っているカメラはかなり逆光でもがんばってくれるので、
カメラさんに期待してあちこち撮りまくってきました。
以下はその成果。左が旧作、右が今回の撮影です。
奈良市東木辻町 左:2007年9月22日撮影 #118 東向
奈良市東木辻町 左:2007年9月22日撮影 #118 東向
上の鍾馗さんと並んで誕生寺をにらんでいます。
奈良市中辻町 左:2005年9月17日撮影 #039 東向
奈良市紀寺町 左:2007年6月30日撮影 #659 北向
この鍾馗さんは前は空をにらんでいましたが、
起こしてもらえて顔がよく見えるようになりました。謝々!
奈良市十輪院町 左:2006年10月13日撮影 #661 北向
奈良市十輪院町 左:2006年10月13日撮影 #262 北向
奈良市十輪院町 左:2007年6月30日撮影 #662 北向
この鍾馗さんは全国有数の難撮影鍾馗さん。現地で見ていただくと分かりますが
3階の屋上に置かれていて、相当離れないと姿が見えません。しかも北向き・・
興善寺境内から南を見て探してください。
奈良市福智院町 左:2009年9月19日撮影 #004 東向
今回の撮影で、衣服全体にとても繊細な文様が彫り込まれている事がわかりました。
さらに、欠損していた右手が復活しています。
屋根瓦も葺き替え(焼き直し?)られているようなので、
その際に補修されたのでしょうか。
後補の右手はちょっと不自然な感じもしますが、ともあれめでたい。
奈良市佐紀町 左:2006年5月2日撮影 #458 東向
電車で奈良から郡山に向かう途中、西大寺駅で途中下車して寄り道。
健在確認できたのにはほっとしましたが、蜘蛛の巣は7年経ってもそのまま。。
大和郡山市下三橋町 左:2006年1月4日撮影 #347 西向
ここは郡山市街地ではなく、郊外の集落。立派な高塀造りの家に乗っています。
西向きなので午後に訪問。
大和郡山市矢田町通 左:2009年9月19日撮影 #149 北向
大和郡山市高田町 左:2007年10月27日撮影 #261 西向
大和郡山市高田口町 左:2007年9月22日撮影 #836 北向
この鍾馗さん、置かれ方が変わっています。長くなったので続きは次回にします。
2013/1/19 大和八木~田原本、郡山、斑鳩(4) ― 2013年02月02日 00時02分17秒
続きです。
一応今日で完結予定。
今日の鍾馗さんもすべて、おとんさんにご案内していただいたものです。
斑鳩町法隆寺 #467に収録予定
地名からは百人中、百人の方がかの有名な古刹を思い起こすと思いますが
実際には(お寺の)法隆寺からは北方に3kmほども離れた山中の小集落に
この鍾馗さんと次の鍾馗さんはおわします。
集落中の道一本はさんだ西側は平群町白石畑という地名になり、
連続した集落がふたつに分断されたような、どうも不自然な印象です。
なにか歴史的経緯があるのだと思いますが、知る由もありません。
お寺の境内から、少し見下ろす位置に上の鍾馗さんがあります。
見下ろすアングルは鍾馗さんの撮影ではほとんど機会がありませんが、
下から見上げるのに比べて、鍾馗さんの自然な表情をとらえることができる気がして
お気に入りです。
斑鳩町法隆寺 #286に収録予定
最初の鍾馗さんの反対側。
三段がさねの菱餅のような帽子がトレードマークです。
次の二体と合わせ安堵町、斑鳩町、川西町、大和郡山市の西端といった
ごく狭い範囲だけで八体を記録しています。
鍾馗さんの兄弟を識別するとき、一番頼りにするのはやはり顔の第一印象で、
人間の脳は人の顔を見分ける回路が特別に発達していることを実感します。
以上三体の鍾馗さんも顔を見れば、
兄弟であることを納得いただけるのではないでしょうか。
斑鳩町目安 #1444として収録予定
撮影条件は悪く、遠くて逆光。うつろな無表情です。
斑鳩町目安 #1444(暫定)として収録予定
上の鍾馗さんと同じ家で上下に並んでいるのですが、
肝心のお顔が隠れてしまいました。
同じ家にあるのでとりあえず兄弟として登録しますが、身体の各部を見ても
とうてい兄弟とは思えません。
次回、顔をうまく写せたら再分類します。
斑鳩町目安 #1445として収録予定
座っているようです。遠くからしか写せないのが残念ですが、
他に見たことのない唯一無二の鍾馗さん。
四回にわたった19日の奈良県探訪はこれで終わりです。
些細な薀蓄にお付き合いいただきありがとうございました。