インド点描(4) バンガロールを徒歩でうろうろ 前篇 ― 2014年03月20日 01時11分23秒
16日はインドで初めて迎える休日でした。
インドの休日、といってもローマの休日みたいに
ロマンチックなことがあるわけでもなく。
これまで、街を歩く機会がなかったので、思う存分歩いてみることにしました。
目標はふたつ。
1.広い道路を横断する技術を身につける
2.駅で切符を買う
なんじゃそれ、と思われるかもしれませんが
インドのことを多少ご存じの方であれば、そう簡単なことではないことが
お分かりいただけると思います。
歩いたルートはこんな感じ。
東南隅がホテル、西端が駅です。時計回りに歩きました。
総距離約15km。
なんとなく中心街をぐるっとひとめぐりというところでしょうか。
ホテルからしばらくは、こんな感じの比較的静かな住宅街が続きます。
西に進むにつれ、徐々に町の雰囲気が変わって、
雑然とした下町の風情になってきました。
こうした、錯綜した大通りも何本か横断に成功。
地道に待つか、地元民にくっついて急いで渡るか。
クラクションはばんばん鳴らされますが、インドではあいさつ代り。
気にしない気にしない。
第一の目標はクリアしました。
まるで(昔の)秋葉原みたいに、雑然と小さな電器屋が立ち並ぶ
電気街に入りました。
地図では中央下の"HALSURPETE"と書いてある辺りです。
日曜日なので休みの店が多いのですが、
人通りが多く、にぎやかになってきました。
そんな賑やかな町にも唐突に牛がいます。
何もせずに佇んで、哲学していました。
さすがインド。
すぐ近くでは生ゴミをあさる牛。
街に生ゴミが山と積まれている景色をよく見ます。
なぜこんな人通りの多いところに放置しておくのだろうと、
怪訝に思っていましたが、どうもこういうところに
牛をはじめ犬やロバ、カラス、たまに人間が群がっているのを
目にします。
ひょっとしてインド式の循環型社会なのかもしれません。
(つづく)
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