2011/11/5・6 安曇野ほか その4 麻績宿2011年11月22日 22時39分21秒

初日の午後は須坂から引き返して、麻績村へ。

善光寺西街道の宿場として栄えた歴史を持ち、
現在でも街道集落の風情を残しています。

詳しくはさんろくさんの紹介を。

街道沿いのお宅にまず1体。
麻績宿の鍾馗さん

細身のバイオリニストといった風情。

屋根瓦は葺き替えられて新しくなっていますが、鍾馗さんは残された。
信州ではこのパターンが多くて、果報者の鍾馗さんにほっこりします。

麻績宿の鍾馗さん

反対から見るとやや凶相。寄らば切るぞ。


麻績宿の鍾馗さん

宿場の外れに近いところでもう1体。
これまた素朴な細工が好ましい、信州らしい鍾馗さんです。
右手に花を持っているみたいに見えますが、これは刀の鍔(つば)。

こちらのお宅の瓦は良く見ると表面の肌理が荒い。
よくわかりませんが、ひょっとしてコンクリ瓦?

麻績宿の鍾馗さんと紅葉

撮影しているときは鍾馗さんに夢中になっているのですが、
背景には色づいた里山。これも信州ならではですね。


麻績宿の恵比寿さん

麻績宿ではこんなのも。
この家も飾り瓦を残してくれました。
ただ、この恵比寿さまは微妙だな。