バンガロール暮らし 8 インド人の不思議 シリーズ2 ― 2014年12月10日 00時11分37秒
今回は人と人の距離について。
日本では、満員電車とかは別にして、
私の感覚では他人が50cm以内に入ってくると落ち着きません。
インド人の感覚ではその距離感は明らかに違っていて
たとえば会社のコピー機でコピーとかしていると
順番待ちの人が息遣いが聞こえるほど、ほんとにすぐ後ろで待っていて
思わず「何じゃこいつ!!」と思って一瞬ドキッとするのですが
当人は何も感じていないようです。
スーパーのレジ待ちでも、後ろの人が身体を寄せてきて
実際に押されることは日常茶飯事です。
スキあらば割り込もうと思ってるみたいで、
(実際割り込まれたこともあるので油断できないのですが)
落ち着かないことおびただしい。
若い女性に密着されればうれしいでしょうが、さすがにそういう経験はなし。
(おばあちゃんはあり・・)
前にも書きましたが、駅での切符購入では
一応並んでいるのに割り込み放題、自分は前の人に密着することができないので
後ろのおっさんから怒られてしまいました。
日本では他人と肌が触れ合うことはほとんどありませんが、
こちらでは普通のことで、男同士が肩を組んで歩いているのは普通だし
手をつないでいるのもよく見かけます。
ここで説明されている距離感が、日本ではなるほどですが
インドでは絶対違います。
こういう皮膚感覚が、いちばん順応できないですね。