2013/1/2 北名古屋市2013年01月04日 00時22分45秒

ここ数年、年の初めの探訪は名古屋市北部のミニ探訪と決まっています。

元日、名古屋市内の実家に帰省し翌朝からはひまだから、という単純な理由ですが。
元来このあたりはほとんど鍾馗さんが見られないため、こんなときくらいしか探索に出かけるきっかけがないということもあります。

今回は北名古屋市、旧師勝町エリアを歩きました。
名古屋の郊外として住宅開発が進んだところですが、地図で見る限りお寺も多く、それを取り巻く古くからの集落が点在していて地図上はいい感じ。
こじんまりとまとまっていて寒風吹きすさぶ中を、田んぼ道を延々と歩かされることもなさそうです。

小さな町ですので半日、12キロほどの探訪で旧師勝町域の九割がたのお寺は巡れたように思います。

結果は惨敗。
例年初探訪はせいぜい数体見つけるだけなのですが、今年はゼロでした・・
古い民家もそこそこ残っていますが、このあたり、あまり瓦には凝っていないようで
他の飾り瓦も鯉の滝昇りを二軒みかけただけ。
途中カメラを取り出すこともありませんでした。
さすがにちょっとがっかりです。



新春から景気の悪い記事もどうかと思ったので、記事とは全然関係ない旧作ですが
これまでブログ未掲載の鍾馗さんを一点ご紹介。

東浦町緒川の鍾馗さん
(愛知県東浦町緒川 2009年10月撮影)

新しい洋風住宅にあがっていますが、おそらくは建て替えられる前からの鍾馗さん。
これといった特徴のない鍾馗さんですが、この1体以外はどこでも見つかっていない
絶滅危惧種です。 #0023