2011/10/23 岡崎 ― 2011年10月23日 17時46分49秒
二週続けて週末の天気に恵まれない中、降雨ノーゲームになっても
ショックの少ない、近場の岡崎市内を歩きました。
空は時々黒い雲に覆われ不穏でしたが、ほとんど降られることはなく、
なんとか探索完了しました。
岡崎は徳川以来の歴史ある街道町かつ城下町で、町場の規模も大きいのですが
残念ながら大規模な空襲を受けて壊滅し、古民家はまさに「点在」といった感じで
ところどころに残るだけ。
戦後も発展を続けたため、その後も家々の更新は進んでいます。
そういった訳で鍾馗さんを探索するにはまったく捉えどころがない町並みで、
広い割にはポイントが散在していて難易度が高く、もうひとつ気乗りがしないのです。
これまでも何度か試みていますが、成果もやはり今ひとつでした。
今回は市街地の北側の丘陵地周辺に点在する寺院を結んで一回りしてみました。
お寺の周りの家も多くは最近の建物になっていますが、ところどころ戦前から?
と思われる古い建物が交じります。
そうしたお宅を中心にチェックしていくと、
宝福寺の門前で1体発見。
棟瓦と一体になった手びねり!
和風の衣装を身に着け、顔つきに憤怒相のまるでない、風変わりな鍾馗さんでした。
さらに山手に行った崇源寺の前ではこちらを発見。
50cmくらいはありそうな堂々たる鍾馗さんです。
鬼は三本指なんですね。
(推測ながら)昭和初期頃に建てられたと思われるお屋敷で
瓦とも調和しているので、その頃の鬼師による特注品と思われます。
岡崎市は全体に鍾馗さんは多くはないものの、広い市街地のあちこちに
まだこうした鍾馗さんが隠れている可能性があると思います。
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