信州ルネッサンス ― 2011年09月09日 23時38分22秒
おおげさなタイトルですが、このブログですから
もちろん鍾馗さんの話題です。
ここのところ多忙でブログの更新どころか探訪もままならず・・
今日は他人のふんどし記事です(・・;)
(佐久市岩村田 2007.12発見 #888と同じタイプの鍾馗さん)
ご縁があり、4月に安曇野ハーブスクエア・さんろくさんを訪問し
おとんさんとともに安曇野の鍾馗さんをご案内いただきました。
その後もさんろくさんは精力的に周辺の探索を続け、
続々と鍾馗さんを発見しています。
さらに!最近になって強力な探索人が登場しました。
naoさんという女性がさんろくさんとともに、
さらには単独で信州の鍾馗さんの探索を行っています。
見事な探知能力で見落とされていた鍾馗さんを次々と発見されているようです。
そのあたりの状況はおとんさんの掲示板に随時アップされているので
ぜひともご覧ください。
これまで、せいぜい年に1、2回、散発で訪問するだけで
わずかな例を知るだけでしたが、おふたりの丹念な探索の成果で
これまで点だった分布が、旧街道に沿って少しづつ線になりつつあります。
これまでほとんどといっていいほど情報がなく、
長野県にはほとんど鍾馗さんはないのではないかとさえ思っていましたが
まったく浅はかで嬉しい誤算、
信州の鍾馗さんたちが発見されるのを待っていて
お二人が訪問すると微笑んで姿を現すかのようです。
しばらくは掲示板、大注目です。
2011/9/22 宮崎市佐土原町 ― 2011年09月26日 22時38分26秒
台風一過、一気に秋の空気に入れ替り、爽やかな青空になった
宮崎をはるばる訪れました。
5年ほど前にネットで情報を発見して以来、
いずれは行きたいとずっと思っていましたが、宮崎は遠い。
情報では1体あるだけなので、いかに鍾馗気●いの管理人としても
1体あたり×万円の旅費はさすがに無理だなぁ。
今回、所用で熊本へ行ったので、この機会に足を延ばして念願が叶いました。
鍾馗さんがいるのは宮崎市佐土原町にある「旧阪本家」。
明治38年建築の商家ですが、現在は市に寄贈されて
資料館として一般公開されています。
詳しくは下のパネル写真を拡大してご覧ください。
鍾馗さんは2階の通りに面した両端下り棟の鬼瓦に各一体。
右側
左側
ほとんど同じですが、右の鍾馗さんの持つ剣は柄が肩まで飛び出していて
なぎなたのよう。
それ以外にもこの建物には装飾瓦がいくつかありました。
女性と思われる面相瓦
龍
鬼瓦
周辺の町並みも少し歩いてみましたが古い家は少なく、
鍾馗さんの気配は感じられませんでした。
かつてはこの町に阪本家のような豪邸が並んでいたのでしょうか。
タッチの差で資料館の閉館時刻を過ぎていたため、
由来等を伺うことができなかったのが痛恨の極みでした。