バンガロール暮らし 21 ラールバーグ植物園(1) ― 2015年04月05日 19時54分07秒
アパートから歩いて30分、バスで10分くらいのところにある
ラールバーグ植物園(Lalbagh Botanical Gardens)に行ってきました。
とっても広いです。
入場料は10ルピー(20円)、カメラ持ち込みは別途50ルピーですが
写真を撮りたくなると思いますから、けちけちせずに払っておきましょう。
バンガロールは今、夏でたくさんの花が咲いていました。
まずはその紹介から始めます。
案内図。緑色が歩いたコースです。
ずいぶん歩いたつもりでしたが、まだ行っていないところがずいぶんあります。
地図で左にあたるサブゲートにはブーゲンビリアのアーケード
ブーゲンビリア 皆さんなごんでいます。
バンガロールでこういうところは極めて少ないです。
ブーゲンビリア
ブーゲンビリア
ブーゲンビリア
イメージにほど遠い大木もあります。
ブーゲンビリア
薄紫色のブーゲンビリア 見た目の印象通りの色に写りませんでした。
ハイビスカス
ハイビスカス めしべが力強そう!
ネムノキ
あとは名前もよくわからない花が続きます。
マメ科?の青い花
マメ科?の青い花
マメ科?の黄色い花
遠目には桜や桃に似ています。
上の写真と同じ花のアップ
上の写真と同じ花を裏側から。
裏地の方が派手です。
スイレン
ハス
園内にはローズガーデンもあります。
咲いていましたが、なぜか中には入れなかったので外から撮影。
バンガロール暮らし 22 ラールバーグ植物園(2) 巨木 ― 2015年04月12日 18時56分16秒
バンガロールでは街中でもよく大木を目にしますが、
ラールバーグ植物園でも園内の至る所に伸び伸びと育っています。
温暖な気候に広い場所。
樹木にとっては願ってもない環境なんでしょう。
ネムノキの仲間みたいです。
下から見上げたところ
細かい葉が重なり合って風にそよいでいます。
暑い日でしたが、こうした木陰を作ってくれるので
みんな木の下で休憩。
なんの木かはわかりません。
これはイチジクの仲間だそうです。
小さな実を数えきれないほどつけていました。
これもイチジクの仲間
近寄ると迫力あります。日本のイチジクからは想像もつかない太い幹
この木は有名らしく、インドの名木サイトで紹介されていました。
この木もネムノキの仲間です。
バンガロール暮らし 23 ラールバーグ植物園(3) いきもの、その他 ― 2015年04月16日 01時52分56秒
大きな森だけあって、いろんな生き物が目につきます。
リスは定番で、そこらじゅうをちょろちょろしています。
むくどりの仲間 Jungle Myna モリハッカ
トビ 日本にいるのと同じ種類
つがいでしょうか、羽を広げて日向ぼっこ。
カワウ これも日本によくいるやつです。
園内に大きな丘があって、
近づいてみると、なんと一枚岩でできています。
バンガロールの街自体が、一皮むくとこんな岩盤の上にのっているのだと思います。
これなら地震もこないし、手抜き建築でも安心だ・・
丘に登ると市街地方面、UBシティがよく見えます。
園内の一角には日本庭園がありました。
鳥居。
石灯篭
なんか変ですが・・
がんばったで賞
すぐ脇にはこんな神様が。
さすがにこれは日本じゃない。
バンガロール暮し 24 データで見るバンガロールの気候 ― 2015年04月17日 00時43分44秒
バンガロールは北緯13度くらい。
世界地図で見ると赤道まであとちょっとというところにあるので、
インドということも相まって、知らない人からは「暑いでしょう」とよくいわれますが
実際には暑くなく(暑くないことはないが)、
むしろ日本に比べると年間を通して湿度も低いので、ずっと快適な気候です。
バンガロールの標高は1000m弱あって、高原的な気候です。
年間の最低・最高気温を名古屋と比較したグラフを作ってみました。
赤いのが名古屋、青いのがバンガロールです。
このグラフから色々なことが読み取れます。
1.バンガロールの夏は3~5月。
今がいちばん暑い季節で、昼間は35度を超える日も多いですが、
7、8月になると最高気温が30度を超えることは少なくなります。
同じ北半球でなぜ夏がずれるのか、季節風とかの影響か、
7月ごろから雨季が始まるためか、詳しいことはよくわかりません。
2.バンガロールは年間の寒暖の差が少ない。
名古屋は最高気温が10度から35度くらいまで、年間25度くらい変化するのに比べ、
バンガロールは25度から35度まで、10度くらいしか変化しません。
こちらの人は11月くらいから「寒い寒い」とフリースを着こんだりしていますが、
日本人はどこが寒いの?といった顔をしています。
衣替えの必要はなく、年中薄手のシャツだけで過ごせます。
夜もせいぜい、窓を開けて寝るか、閉めて寝るかの違いくらい。
言葉を替えれば日本のような四季の変化があまり感じられないのが
日本人的にはちょっとさびしい。
3.一日の気温の変化が大きい。
名古屋の一日の気温変化は10度くらいですが、バンガロールは15度近くあります。
昼間、35度くらいまで上がっても、夜は20度ちょっとくらいまで気温が下がります。
湿度が低いこともあって、日なたは暑くても日陰に入れば意外に涼しいし、
夕方からは涼しくなってくるので、熱帯夜というのは年間数日くらいしかありません。
今、一番暑い時期ですが、夜しか家にいないので、家ではエアコン要らずです。
世界のいろんなところに行きましたが、一年を通じてこれだけ過ごしやすい所は
ほかにあまりないと思います。