2011/10/16 三重県菰野町周辺 ― 2011年10月17日 21時58分47秒
久しぶりのフル探訪!
取り込みがあって、7、8、9月と本格的な探訪ができませんでした。
ブログ更新も滞り、楽しみにしている方(いるのかな?)には失礼していましたが、
一息ついたため、更新頻度を上げていきますね。
この数年、週末は出かけて歩く!というのが生活パターンとして定着していたため、
いざ家に籠ってばかりの生活をするとどうにも調子が狂って、体重は増えるはどうも体調もしっくりこないはと、いいところなし。こんないい季節はやっぱりお外ですね!!
今回探訪地に選んだのは三重県菰野町。四日市の西方、鈴鹿の山々を間近に眺めるのどかなところです。
今回は電車で出かけています。行きは近鉄四日市で湯の山線中菰野駅まで、
帰りは三岐鉄道線とローカル線の旅も楽しんじゃおうと思ったのですが、
三岐鉄道は先日の台風12号で橋脚に損害があり、一部区間でバス代行輸送中。
それだけなら気楽な旅人、貴重な経験と思えるのですが、代行バスと鉄道の接続が悪くて時間がかかることかかること。帰りの所要時間は車なら1時間程度のところを3時間半かかりました。おかげでたくさん本を読むことができました。
菰野の市街地をうろうろしたあと、巡検道と呼ばれる旧街道に沿って点在する周辺の農村を縫い歩いて、いなべ市(旧北勢町)まで北上、実歩行距離は34km。
普段はなんと言うことのない距離ですが、久々の身にはちょっとつらかった。
見つかった鍾馗さんは計18体です。
菰野の中心街とその周辺集落には、お寺の周りにひとつふたつと
着実に鍾馗さんが見つかりましたが、後半はまったくの日照り状態。
いなべ市も以前に訪問したときは少数ながら見つけているので、
まったくない訳ではありませんがかなり少なくなることは確かなようです。
(菰野町池底)
#124と同一作者と思われますが、ちょっと雰囲気が違う。
#124は桑名、四日市等この付近でよく見られる量産型ですが、
これはひょっとしたら特注品かもしれません。
(菰野町吉澤)
今回、同類を4体発見。これで11体記録しました。
初めて見たのが愛知県岡崎市、2体目が亀山市だったのですが、
以降の9体は菰野町に隣接する四日市市桜周辺と、菰野町ばかり。
このあたりで作られていたものではないかと推察されます。
個体によって微妙な違いがあって、分類オタク泣かせです。