2013/12/29 姫路~竜野、倉敷2014年01月02日 23時04分28秒

もう去年のことになってしまいましたが、兵庫県内の旧山陽道を歩いてきました。

尼崎~西宮~神戸にかけては大震災の被害が大きかったこともあるのでしょうが
古い家がほとんど残っておらず、私もほとんど歩いていません。
明石~姫路は2007年1月(もう7年も前!)に歩き、
2009年8月にも平行する区間を歩きましたが、
あまり鍾馗さんを見つけることができませんでした。

ここまでの状況ではこの先を歩く気には、あまりならないのですが、
その先の太子町、龍野あたりでは珍しい鍾馗さんが結構見つかっているのです。


2007年の探訪時はまだブログを始めてませんでした。
この時の終点は山陽本線 御着駅。姫路のひとつ手前です。
ここから、太子町までの区間に鍾馗さんはあるのでしょうか?
ずっと気になっていましたので、今回歩いてみました。


米原まで高速利用で車で行き、米原からは新快速を使えば
安く楽に山陽方面まで行けるので、久しぶりに使おうかと思ったのですが、あいにくの大雪で米原付近は相当雪が積っていそうだったので、急遽新幹線に変更。
出費は痛いが楽ちんに姫路まで到着。ただし雪の影響でかなり遅れたので
姫路から御着へ戻るのはよしにして、姫路駅からそのまま西を目指しました。

旧山陽道は国道2号線、一部179号線とくっついたり離れたりしながら
それなりに旧道の雰囲気を残していましたが、残念ながら鍾馗さんには
全然会えませんでした。

太子町阿曽の
太子町下阿曽

結局新たに見つかったのはこの一体だけでした。
兵庫県の代表的な鍾馗さんである#0544です。


これで帰ってはあまりに寂しいので、足を延ばして倉敷まで行くことにしました。
「足を延ばす」と言うには距離が遠すぎますが、
愛知県から見ると姫路も岡山も倉敷も「西の方」で一括り。
なんとなく大した距離ではないと思ってしまうのです。

かなり前にこちらのブログで、鍾馗さんの存在を知ったのですが
なかなか行く機会がありませんでした。


岡山県には2008年、2011年と訪問していますが、
一体も見つけることができていません。


他力本願ではありますが、馬鹿馬鹿しいけどささやかなリベンジ。

倉敷駅から徒歩十分くらいのところにあって、すぐ見つかりました。
岡山県の初記録になります。古いものではありません。

倉敷市川西町の鍾馗さん
倉敷市川西町 #1555で収録

帰りは青春18きっぷ活用で在来線に揺られること7時間。
電車旅は好きですが、さすがに疲れました。


果報者の鍾馗さん2013年09月14日 23時23分45秒

前回記事で紹介した、明日香村岡の鍾馗さん。

明日香村岡の鍾馗さん

2006年4月に訪問した時はこんな感じでした。
明日香村岡の鍾馗さん(2006年4月)

なんとなく見比べていたら、この七年ですいぶんきれいになっています。
おでこや肩についていた苔がきれいに取られていました。
この手の苔が少々の風雨で自然に取れるとは思えませんので、
どなたかが丁寧に取り除いたのだと思われます。
固定する針金の形がまったく変わっていないので、屋根につけたまま
作業されたみたいです。かなり苦労したのではないでしょうか。

こうして大事にしてもらっている鍾馗さんを見つけるのはとってもうれしい。



この鍾馗さんを見ていて思い出したのが下の鍾馗さん。
兵庫県加西市の旧家に保管されていたのを、
市役所の学芸員の方が見出されました。


加西市の鍾馗さん(お化粧の後)

万延元年(1860)の銘が入った、極めて立派な鍾馗さんですが、

加西市の鍾馗さん(お化粧の前)
加西市HPより画像拝借しました)

見出された時はこの状態でした。痒そう。

学芸員の萩原さんは貴重な鍾馗さんに疵をつけてはいけないと、
ピンセットでひとつずつ苔を取っていったとのことです。


まったく省みられることもなく消えていく鍾馗さんも多い中で、
こうして良い人と巡り会って大事にされる鍾馗さんは幸せです。

2013/3/30 丹波、篠山、福知山2013年04月30日 10時58分55秒

フィールドワーク優先ですっかりアップが遅くなってしまいましたが、去る3月30日、服部さん、おとんさんと共に兵庫県丹波市在住の三河屋茂兵衛さんに、丹波地方の鍾馗さんを案内していただきました。

兵庫県丹波市、篠山市、京都府福知山市に点在する24体を一日で走り回っていただいたのですが、以下の写真のとおり、ほとんどが手作りの一品ものと思われます。
これまでほとんど存在しないのではないかと勝手に思っていた、丹波地方の鍾馗分布が塗り替えられました。

博物館への収録は少し先になりそうなので、しばらくはこちらをご覧ください。

もっときれいな写真をご覧になりたい方はこちら
 鍾馗を探そう  丹波・篠山 編    福知山編

丹波市氷上町黒井の鍾馗さん
丹波市氷上町黒井 【1472】
鬼はとても大きく、反対側には二本の脚が突き出ています。

丹波市氷上町谷村の鍾馗さん
丹波市氷上町谷村 【1473】

丹波市氷上町谷村の鍾馗さん
丹波市氷上町谷村 【1474】

丹波市氷上町谷村の鍾馗さん
丹波市氷上町谷村 【1475】

丹波市山南町北和田の鍾馗さん
丹波市山南町北和田 【1476】

丹波市山南町北和田の鍾馗さん
丹波市山南町北和田 【1477】

丹波市山南町井原の鍾馗さん
丹波市山南町井原 【1478】

篠山市西町の鍾馗さん
篠山市西町(魚屋町?) 【0620

篠山市西町の鍾馗さん
篠山市西町(魚屋町?)  【1479】
木造鍾馗は珍しく、見るのは三点目(

篠山市福住の鍾馗さん
篠山市福住  【1480】

篠山市福住の鍾馗さん
篠山市福住  【1481】
上の鍾馗さんとは同じ家、前後にあがっています。

篠山市小田中の鍾馗さん
篠山市小田中  【1482】

篠山市小原の鍾馗さん
篠山市小原  【1483】

福知山市萩原新町の鍾馗さん
福知山市萩原新町  【0741
リンク先の綾部の鍾馗さんとは間違い探しのようにそっくりです。

福知山市上野の鍾馗さん
福知山市上野  【1484】

福知山市三俣の鍾馗さん
福知山市三俣  【1485】

福知山市長田の鍾馗さん
福知山市長田  【1249

左手の鞘に刀身らしきものが覗いています。でも柄は右手にあり何か変です。

福知山市猪崎の鍾馗さん
福知山市猪崎  【0751

福知山市三和町草山の鍾馗さん
福知山市三和町草山  【1486】

福知山市三和町草山の鍾馗さん
福知山市三和町草山  【1486】
上の二体は同じお宅です。1センチはありそうな袖の厚みがいい。

丹波市市島町酒梨の鍾馗さん
丹波市市島町酒梨  【1487】


一日でこれだけの鍾馗さんを眼にすることができるなんて幸せ者(^^v
三河屋さんに感謝です。
その後も既に西脇市で新たな鍾馗さんを発見されたそうで、これからもよろしくお願いします。

2013/1/26 太子町・たつの市2013年02月03日 20時26分13秒

一昨年6月に兵庫県たつの市、太子町を探訪して、
珍しい鍾馗さんをたくさん見つけました。


この時は突撃スケジュールで行き残した集落がたくさんあったのと、後半は本降りの雨で、せっかくの鍾馗さんの写真がボケボケになってしまったのが心残りでした。

遠いこともあってなかなか行けなかったのですが、
先日ようやく再訪し、数は少ないですがよい鍾馗さんに出会えました。

たつの市揖保町揖保中の鍾馗さん
たつの市揖保町揖保中  #1466

侍大将のように、どっかと腰をおろしています。


たつの市揖西町中垣内の鍾馗さん
たつの市揖西町中垣内  #1467

向いの畑から撮影していたら隣の家の奥さんに声をかけられました。
よくある不審尋問(^^;
るる説明して疑いを解いたら、鍾馗さんの家のご主人に紹介してくれました。
以下はご主人に伺った話です。

・家は大正末~昭和初め頃の建築、瓦は昭和40年ころに葺き替えた。
・鍾馗さんは葺き替え以前のものを残したが、いつ頃の物かは不明。

保存されていた柱書きには天保四年(1833)、
鬼瓦には天保五年(1831)と書かれていて、
鍾馗さんもこの頃まで遡る可能性がありますが確証がありません。

柱書き

鬼瓦の銘


たつの市誉田町井上の鍾馗さん
たつの市誉田町井上 #544に収録

以下の鍾馗さんは再訪・再撮影です。

太子町鵤の鍾馗さん
太子町竹広 #1301

太子町竹広の鍾馗さん
太子町竹広 #1300

姫路市網干区和久の鍾馗さん
姫路市網干区和久 #1302

太子町蓮常寺の火焔鍾馗
太子町蓮常寺 #544

太子町鵤の鍾馗さん
太子町鵤 #1296


2011/6/18 兵庫県西部 たつの市、太子町ほか2011年07月01日 23時08分39秒

高速休日1000円終了を記念して、終了前日の土曜日
今にも振りだしそうな空を気にしながら、遠出してきました。

行き先は兵庫県龍野周辺。
(現在、「たつの市」という表記になっていますが、意味のないひらがな地名は
大嫌いなので、「龍野」と書かせていただきます)

兵庫県は全般にあまり鍾馗さんが見つかっておらず、
特に神戸以西は少なくなりますが、龍野市街地では以前に何体か見つけているため
今回はその周辺の集落を探ってみることにしました。
計画時にリストアップした集落は四十数か所。
さすがに車でもそんなには回れないですが、
遠いところなので欲張ってみることにします。

自宅を3時半に出発、目論見どおり吹田、宝塚あたりも渋滞することなく
目的地には7時前には到着しましたが、途中は土砂降りのところもあったりして
龍野ではとりあえず上がっているものの、今にも降り出しそうな空模様。

龍野周辺でもそれなりの収穫があったのですが、
太子町に入ったところから、訪問する先々で面白い鍾馗さんが見つかりだし、
非常に忙しくなってきました。
見たことのない鍾馗さんが次々に現れます。

それとともに空模様もいよいよ限界となり、
撮影に支障をきたすくらいの雨になってきました。

結果、予定の半分強の25か所を訪問したところで終了としましたが、
その先にも十分期待を持たせる結果なので、続きの訪問を早く実現せねば。

以下に主な鍾馗さんをご紹介します。

太子町鵤の鍾馗さん
(太子町鵤)
斑鳩寺の門前。
陶器製で人形風のかわいらしい鍾馗さんです。
そんなに古いものではないでしょう。


太子町立岡の鍾馗さん
(太子町立岡)

鬼瓦一体焼成です。
手足の位置がへんてこな素朴系。


太子町矢田部の鍾馗さん
(太子町矢田部)

おとんさんの感想は「ねずみ男」。確かに。
それにしても腰の結び目は顔よりもずっと大きいですね。


太子町矢田部の鍾馗さん
(太子町矢田部)

この鍾馗さんは強そうです。
腕が太い。

太子町蓮常寺の鍾馗さん
(太子町蓮常寺)

#544の亜種として博物館には登録しましたが、
亜種登録はもったいない強烈な個性です。
不動明王みたいだなと思いましたが、
火焔鍾馗」と呼ぶことにします。
こりゃーヒゲではないですよね。


太子町竹広の鍾馗さん
(太子町竹広)

この鍾馗さんを見つけた頃から雨が激しくなってきました。
ほんのひととき、小止みになった隙をみて撮影しましたが、
あまりまともには写りませんでした。


太子町竹広の鍾馗さん
(太子町竹広)

こちらも雨のうえ、撮影可能位置がほとんどなくピンぼけに。
これは脚立でもかついで、再訪が必要ですね。

なんともユニークな姿形です。
本当に鍾馗なのか、正直言って自信がありません。

また左右に銘らしきものも入っていますが、今回の撮影では判読できていません。


姫路市網干区和久の鍾馗さん
(姫路市網干区和久)

JR網干駅から程近いところです。


今回発見の鍾馗さんはほとんどが「お寺鍾馗」でした。
時間がないので寺の周りだけしか見ていないせいかもしれませんが、
畿内から離れるほど、お寺鍾馗が少なくなる傾向があるなか、
この付近にはお寺鍾馗の風習がしっかり伝わっているようです。


【0098】 0094の弟分2010年08月07日 22時46分15秒

【分布と記録数】 愛知県(45)、滋賀県(8)、三重県(7)、岐阜県(6)、
            京都府(4)、兵庫県(2)、大阪府(1)、奈良県(1) 合計 (74)
【リンク】 博物館・収蔵室
愛知県に多く分布。【0094】にそっくりですが、
こっちのほうが、多少細面。


4種記録していて、こちらがスタンダードタイプです。
津市河芸町南黒田の鍾馗さん
(津市河芸町南黒田)

次は、何が違うのか問われると困るのですが、
ノミ跡もシャープなスタンダードタイプより、まろやかな印象(なんじゃそりゃ)
写真では判別しにくいのですが、表情もちょっと柔和。
三重県で2体だけ記録。
津市河芸町南黒田の鍾馗さん
(津市河芸町南黒田)

こちらは上2体と比べると、垂れ下がる帯紐の先の開き方が違います。
京都市中京区竹屋町通の鍾馗さん
(京都市中京区竹屋町通)

「びみょー」な違いばかりのここまでに比べると
最後の鍾馗さんは腰をひねって違いは明らか。
苦しい説明は不要ですね(^^;
なかなか決まっています。
常滑市栄町の鍾馗さん
(常滑市栄町)

【0155】剣振り上げ系の代表選手2010年08月03日 23時58分22秒

【分布と記録数】 愛知県(73)、奈良県(63)、三重県(30)、滋賀県(27)、
            京都府(27)、大阪府(6)、岐阜県(2)、兵庫県(1) 合計 (229)
【リンク】 博物館・収蔵室
各地に分布し、よく見かける鍾馗さんです。

今日紹介する3種は比較的数の多いもので、
他に5種ほど記録していますがそちらは明日ご紹介予定。

京都市東山区慈法院庵町の鍾馗さん
(京都市東山区慈法院庵町)
一番ポピュラーな鍾馗さんで、【0155】の8割はこのタイプ。
整った姿で洗練されています。

京都市北区紫野下門前町の鍾馗さん
(京都市北区紫野下門前町)
一つ目に比べるとかなりワイルド、言い方を変えると荒っぽい。
光本瓦店のカタログに載っていました。

松阪市町新松ヶ島町
(松阪市町新松ヶ島町)
愛知、三重中心に分布。
これもかなりあらっぽい作りです。

【0060】【0061】京の「気は優しくて力持ち」2010年07月29日 23時06分37秒

【分布と記録数】 京都府(58)、大阪府(4)、滋賀県(2)、
            岐阜県(1)、奈良県(1)、兵庫県(1) 合計 (67)
【リンク】 博物館収蔵室【0060】 博物館収蔵室【0061】
分布はほぼ京都限定。
少し困ったような表情の大きな顔の鍾馗さん。
人が良さそうです。
京都市右京区嵯峨野高田町の鍾馗さん
(京都市右京区嵯峨野高田町)
この鍾馗さんは型の新しいうちに作られたものか、
比較的エッジがシャープな感じですが、普通は下の鍾馗さんのように
角が取れています。

#0050と比べるとご覧のとおりかなり大きい。30cmくらいはありそうです。
0050と0061比較
(岸和田市南町)

以下は【0061】で登録しているもの
少し大きくなります。この鍾馗さんは真剣に怒っている感じですね。
京都市下京区島原上之町の鍾馗さん
(京都市下京区島原上之町)


以下は珍しいもの

さらに大きく40cmくらいあった気がします。この1体だけしか見つけていません。
京都市上京区三条殿町の鍾馗さん
(京都市下京区島原上之町)


さらに大きく50cmくらいはあるのでは。2体発見しています。
近所の等身大鍾馗さんには遠く及びませんが、
瓦鍾馗としては相当大きいほうです。
重たそうな眉の下には眠そうな眼。力持ちでしょうね。
京都市東山区若松通の鍾馗さん
(京都市東山区若松通)


【0094】頼もしい大柄鍾馗さん2010年07月24日 23時22分37秒

分布数をご覧のとおり、関西一円に満遍なく分布しており、
淡路島のタツミさんで現在でも作られているようです。
 ネット販売のサイト

【分布と記録数】 奈良県(25)、京都府(21)、三重県(20)、大阪府(17)、
            愛知県(7)、滋賀県(6)、兵庫県(3) 合計 (99)
【リンク】 収蔵室

田原本町多の鍾馗さん
(田原本町多)
見られるのは、ほとんどはこのタイプ。
どーんと突き出した腹と、がっしり大きい顔が頼もしい。

京都市中京区蛸薬師通の鍾馗さん
(京都市中京区蛸薬師通)
上の鍾馗さんに鬼を付けただけですね。
これはほとんど見かけません。特注品かな?

御所市柳町の鍾馗さん
(御所市柳町)

一見、一番上とどこが違うの?という感じですが、
顔の表情が微妙に違うんですね。
こちらのほうが寄り目で、かなり気が弱そうです。
この鍾馗さんも少ない。

【0095】守りの備えは大丈夫?2010年07月21日 22時36分25秒

愛知、滋賀、京都に多い一般的な鍾馗さんです。
椅子に腰掛けたようなポーズは安定感がありますが、
鬼に対抗して、いざというとき機敏に動くにはちょっと?

【分布と記録数】 愛知県(116)、滋賀県(53)、京都府(47)、三重県(14)、奈良県(12)、
            岐阜県(8)、大阪府(5)、兵庫県(1) 合計 (256)
【リンク】 収蔵室

名古屋市南区元桜田町の鍾馗さん
(名古屋市南区元桜田町)
これが標準タイプ。愛知県に多く見られます。
そして現在でも三河で作られている模様


京都市上京区西洞院通の鍾馗さん
(京都市上京区西洞院通)

上にそっくりですが、識別のポイントは
1)腰紐の結び目 これは左右長さが違うが、上のはほぼ同じ長さ
2)袴の襞の数  こちらの方がやや多い。

まあ、微妙な違いです(^^;
気にする必要はないでしょう。

こちらの方が、何となくですが表情は恐ろしげ。

竜王町岩井の鍾馗さん
(竜王町岩井)

数としてはこれが一番多い。各地で見られます。
造形が簡略化されて出っ張りも少なく、いかにも大量生産向き。


甲賀市甲南町葛木の鍾馗さん
(甲賀市甲南町葛木)

かなり造形的な特徴も違っている上、他よりかなり大きい。30cmあります。
今でも作られていますが、不思議にあまり見たことはない。


京都市東山区下河原通の鍾馗さん
(京都市東山区下河原通)

こちらはうって変わってちんまりしています。16cm
これも今でも作られていますが、町ではほとんど見たことがありません。


半田市有脇町の鍾馗さん
(半田市有脇町)

これは突然変異。最初の鍾馗さんと同じかもしれませんが
表情があまりにも違うので、別亜種としました。