伊賀市の最終回です。
本宅「鍾馗博物館」の収蔵室では分類を主眼においているので、
写真のように並んでいる鍾馗さんも泣き別れになっています。
右が【
0578】、左が【
0579】ですが、
実際はこのようにくっついて置かれています。
(伊賀市上野西大手町)
同じ鍾馗さんが複数置かれている家は珍しくないのですが、
こうして全然違う鍾馗さん、それもどちらもレア物というのは
結構珍しい例です。
左の鍾馗さんは右手が欠損していますが、
兄弟のような下の鍾馗さんから想像すると、
やはり右手は水平に大きく手のひらを開いて、
「あいや、待たれい!!」とやっていたのでしょうね。
(伊賀市東條)