【0782】吹田市南高浜町 ― 2010年05月12日 23時30分37秒
【所在地】 大阪府吹田市南高浜町
【発見日】 2007/5/26
【撮影日】 2007/5/26
【整理番号】 0782LX
【発見数】 1
現在は入母屋の破風に引っ越していますが
元々は大棟の端にあったのでしょう。
サザエさん風の髪型をした、素朴な鍾馗さんです。
強烈な逆光で、もやのかかったような写真になってしまいました。
【発見日】 2007/5/26
【撮影日】 2007/5/26
【整理番号】 0782LX
【発見数】 1
【リンク】 収蔵室
【コメント】 現在は入母屋の破風に引っ越していますが
元々は大棟の端にあったのでしょう。
サザエさん風の髪型をした、素朴な鍾馗さんです。
強烈な逆光で、もやのかかったような写真になってしまいました。
【再録】【0412】御所市大橋通り ― 2010年05月13日 23時30分01秒
【所在地】 奈良県御所市大橋通り
香芝市穴虫にある、仲良し恵比寿大黒。
どうでしょう、絶対弁天さまと同じ作者だと思うのですが。
こちらは銘を未確認。
おとんさんの調べでは、御所市内に柏半という瓦屋さんが現存しているそうです。
【発見日】 2006/3/11
【撮影日】 2008/10/4
【整理番号】 0412DX
【発見数】 1
【リンク】 収蔵室
左足に『柏半』の銘入りです。
先日、おとんさんとの探訪で撮影した弁天さんに同じ銘がありました。
【撮影日】 2008/10/4
【整理番号】 0412DX
【発見数】 1
【リンク】 収蔵室
左足に『柏半』の銘入りです。
先日、おとんさんとの探訪で撮影した弁天さんに同じ銘がありました。
香芝市穴虫にある、仲良し恵比寿大黒。
どうでしょう、絶対弁天さまと同じ作者だと思うのですが。
こちらは銘を未確認。
おとんさんの調べでは、御所市内に柏半という瓦屋さんが現存しているそうです。
【0973】吹田市山田東 ― 2010年05月14日 23時18分01秒
【所在地】 大阪府吹田市山田東
【発見日】 2008/8/11
【撮影日】 2008/8/11
【整理番号】 0973DX
【発見数】 1
【発見日】 2008/8/11
【撮影日】 2008/8/11
【整理番号】 0973DX
【発見数】 1
【リンク】 収蔵室
【コメント】 山田東集落は阪急千里線山田駅付近から
南東方向に山田川に沿って、古い町並みが2km余り続きます。
周囲がニュータウンとして開発され尽くした中、
よく残ったものだと思います。
この鍾馗さんはかなりワイルドで素朴な印象ですが、
左手は八苦を抑えるポーズで、基本はおさえています。
南東方向に山田川に沿って、古い町並みが2km余り続きます。
周囲がニュータウンとして開発され尽くした中、
よく残ったものだと思います。
この鍾馗さんはかなりワイルドで素朴な印象ですが、
左手は八苦を抑えるポーズで、基本はおさえています。
【0974】吹田市山田東 ― 2010年05月15日 23時24分44秒
【所在地】 大阪府吹田市山田東
【発見日】 2008/8/11
【撮影日】 2008/8/11
【整理番号】 0974HX
【発見数】 1
軒下に置かれ埃をかぶっているものの保存状態は良好。
細い剣や指がよく残っています。
あちこちに他の鍾馗には見られない、独特の造りが見られます。
帽子から下がる房、胸の前掛け?、
鬼瓦のようなバックル??、袖に覗く房 etc.
ちょっと鬼師の思いつきだけとは思えないので、
それぞれ由来、謂れがあるのでしょうが、
私にはよくわからない。
【発見日】 2008/8/11
【撮影日】 2008/8/11
【整理番号】 0974HX
【発見数】 1
【リンク】 収蔵室
【コメント】 軒下に置かれ埃をかぶっているものの保存状態は良好。
細い剣や指がよく残っています。
あちこちに他の鍾馗には見られない、独特の造りが見られます。
帽子から下がる房、胸の前掛け?、
鬼瓦のようなバックル??、袖に覗く房 etc.
ちょっと鬼師の思いつきだけとは思えないので、
それぞれ由来、謂れがあるのでしょうが、
私にはよくわからない。
非常に生真面目に作られた感じですね。
今宵、西の空には ― 2010年05月16日 21時29分18秒
2010/5/15 「八幡系」優品をたどる ― 2010年05月17日 23時22分12秒
以前に紹介した「八幡系」鍾馗さん、
近江八幡市を中心に滋賀県内限定で分布していて、
これまでに100体ほどを見つけています。
気持ちいい晴天に恵まれた土曜日、
それらの中でも特に優れた鍾馗さんを
いくつかピックアップして、車で再訪してきました。
野洲市、近江八幡市、安土町、東近江市とつまみぐいのように
鍾馗さんを拾い歩きます。
再訪の場合、失われた鍾馗さんがないか、
不安を抱えながらの訪問となりますが、
今回は幸い目的の鍾馗さんがすべて健在でした。
また、歴史をたどるためにもそれぞれの鍾馗さんの住まいでは
家主の方にもお話を伺いたかったのですが、
こちらのほうはまったく人に出会うこともなく、目的は果たせませんでした。
わざわざ玄関で呼び出すのも気が引けますしね。
近江八幡のかわらミュージアムにも立ち寄り、
「八幡系」の最高峰であろう、文政11年(1828)寺本仁兵衛作の
2体の鍾馗さんも目に焼き付けました。
「八幡系」で博物館に特集記事を作りたいと思っています。
気長にお待ちを(^^;
この日は最後に甲賀市甲南町に足を延ばしました。
かなり前につちのこさんから教えていただいた鍾馗さんを確認。
さらに、すぐ近くでもう一体の新発見がありました。
近江八幡市を中心に滋賀県内限定で分布していて、
これまでに100体ほどを見つけています。
気持ちいい晴天に恵まれた土曜日、
それらの中でも特に優れた鍾馗さんを
いくつかピックアップして、車で再訪してきました。
野洲市、近江八幡市、安土町、東近江市とつまみぐいのように
鍾馗さんを拾い歩きます。
再訪の場合、失われた鍾馗さんがないか、
不安を抱えながらの訪問となりますが、
今回は幸い目的の鍾馗さんがすべて健在でした。
また、歴史をたどるためにもそれぞれの鍾馗さんの住まいでは
家主の方にもお話を伺いたかったのですが、
こちらのほうはまったく人に出会うこともなく、目的は果たせませんでした。
わざわざ玄関で呼び出すのも気が引けますしね。
近江八幡のかわらミュージアムにも立ち寄り、
「八幡系」の最高峰であろう、文政11年(1828)寺本仁兵衛作の
2体の鍾馗さんも目に焼き付けました。
「八幡系」で博物館に特集記事を作りたいと思っています。
気長にお待ちを(^^;
この日は最後に甲賀市甲南町に足を延ばしました。
かなり前につちのこさんから教えていただいた鍾馗さんを確認。
さらに、すぐ近くでもう一体の新発見がありました。
胴の鈎のような三本線や、左手のひらを開いたポーズは
隣国、伊賀地方の鍾馗さんに共通の様式。
隣国、伊賀地方の鍾馗さんに共通の様式。
【再録】【0793】野洲市木部 ― 2010年05月18日 23時15分30秒
【0546】近江八幡市船木町 ― 2010年05月19日 23時19分10秒
【所在地】 滋賀県近江八幡市船木町
【発見日】 2006/6/24
【撮影日】 2010/5/15
【整理番号】 0546WO
【発見数】 1
【リンク】 収蔵室
【発見日】 2006/6/24
【撮影日】 2010/5/15
【整理番号】 0546WO
【発見数】 1
【リンク】 収蔵室
【コメント】
これまた八幡系といっていいでしょう。
ただ雰囲気はどことなく庶民的で、「傍流」かもしれません。
大棟の鬼瓦と一体となり、鬼瓦の幅いっぱいに足をひろげるポーズも
八幡系特有。
ただ、この鍾馗さん、両足と両袖は鬼瓦と一体ですが
胴体から上は別で焼かれています。
横から見ると
これまた八幡系といっていいでしょう。
ただ雰囲気はどことなく庶民的で、「傍流」かもしれません。
大棟の鬼瓦と一体となり、鬼瓦の幅いっぱいに足をひろげるポーズも
八幡系特有。
ただ、この鍾馗さん、両足と両袖は鬼瓦と一体ですが
胴体から上は別で焼かれています。
横から見ると
胴体部分が飛び出しています。
一体では造形や焼成が難しいのでしょうね。
右足付け根あたりに小さく「瓦外」の銘。
一体では造形や焼成が難しいのでしょうね。
右足付け根あたりに小さく「瓦外」の銘。
【0548】野洲市北 ― 2010年05月20日 23時49分18秒
【所在地】 滋賀県野洲市北
【発見日】 2006/6/24
【撮影日】 2010/5/15
【整理番号】 0548DX
【発見数】 3
【リンク】 収蔵室
【コメント】
これは「八幡系」というべきか、微妙な鍾馗さん。
少なくとも典型的なものではありません。
写真を横に引き伸ばしたわけではなく、
幅広の棟端瓦を目いっぱい使っています。
特筆すべきは背景の松。
かなり気合が入っています。
鍾馗の背景に松をあしらうというのは
あまり見たことも聞いたこともなく、
作者オリジナルでしょう。
仲間がもう一つ。
【発見日】 2006/6/24
【撮影日】 2010/5/15
【整理番号】 0548DX
【発見数】 3
【リンク】 収蔵室
【コメント】
これは「八幡系」というべきか、微妙な鍾馗さん。
少なくとも典型的なものではありません。
写真を横に引き伸ばしたわけではなく、
幅広の棟端瓦を目いっぱい使っています。
特筆すべきは背景の松。
かなり気合が入っています。
鍾馗の背景に松をあしらうというのは
あまり見たことも聞いたこともなく、
作者オリジナルでしょう。
仲間がもう一つ。
【所在地】 滋賀県東近江市能登川町躰光寺
【発見日】【撮影日】 2007/4/21
意匠はだいぶ違うものの、松へのこだわりは共通。
【発見日】【撮影日】 2007/4/21
意匠はだいぶ違うものの、松へのこだわりは共通。
2010/5/22 岐阜市~穂積 ― 2010年05月22日 22時58分12秒
Satopyさんの発掘以来、岐阜県にもかなりの鍾馗さんが
残されていることがわかってきました。
今回は久々に岐阜探訪。
岐阜駅を起点に、中山道を鏡島まで西進、
ここから長良川左岸に沿って南下して墨俣で折り返し、
右岸を遡って穂積までの約20km。
結果は見事に外れ。新しいものを2体見ただけです。
本当はさらに北上し、北方まで足を延ばすつもりでしたが
あまりの影の薄さに途中でやめてしまいました。
かなり暑かったし・・
というわけで掲載するほどの鍾馗さんもないため、余談ですが。
残されていることがわかってきました。
今回は久々に岐阜探訪。
岐阜駅を起点に、中山道を鏡島まで西進、
ここから長良川左岸に沿って南下して墨俣で折り返し、
右岸を遡って穂積までの約20km。
結果は見事に外れ。新しいものを2体見ただけです。
本当はさらに北上し、北方まで足を延ばすつもりでしたが
あまりの影の薄さに途中でやめてしまいました。
かなり暑かったし・・
というわけで掲載するほどの鍾馗さんもないため、余談ですが。
ケリはまだまだ子育て中で、今日もあちこちで威嚇されました。
大抵つがいが、一羽は雛の近く、もう一羽は少し離れて見張っているようです。
雛は土にとけこむ保護色ですが、よくみると親鳥の近くでじっとしています。
普段はこんな風にカメラを向けるとすぐに飛び去ってしまいますが
この時期は必死にこらえてこちらを睨んでいます。
けなげだなぁ。
大抵つがいが、一羽は雛の近く、もう一羽は少し離れて見張っているようです。
雛は土にとけこむ保護色ですが、よくみると親鳥の近くでじっとしています。
普段はこんな風にカメラを向けるとすぐに飛び去ってしまいますが
この時期は必死にこらえてこちらを睨んでいます。
けなげだなぁ。