2014/7/12 おとんさんご案内・大阪南部ツアーその1の22014年07月17日 22時54分30秒

続きです。


15) 和泉市春木町 新種 #1633で登録予定
和泉市納花町の鍾馗さん

16) 和泉市春木町 新種 #1634で登録予定
和泉市春木町の鍾馗さん

17) 和泉市善正町 新種 #1635で登録予定 (Kさん発見)
和泉市善正町の鍾馗さん

18) 和泉市善正町 新種 #1636で登録予定
和泉市善正町の鍾馗さん

19) 和泉市南面利町 新種 #1637で登録予定 (Kさん発見)
和泉市南面利町の鍾馗さん

20) 河内長野市下里町 新種 #1638で登録予定
河内長野市

21) 河内長野市小塩町 新種 #1639で登録予定
河内長野市小塩町の鍾馗さん

22) 河内長野市小塩町 新種 #1640で登録予定
河内長野市小塩町の鍾馗さん

23) 河内長野市加賀田 #1613 亜種登録予定
河内長野市加賀田の鍾馗さん

24) 河内長野市加賀田 新種 #1641で登録予定 (Kさん発見)
河内長野市加賀田の鍾馗さん

25) 河内長野市石仏 新種 #1642で登録予定 (Kさん発見)
河内長野市石仏の鍾馗さん

26) 河内長野市岩瀬 新種 #1643で登録予定
河内長野市岩瀬の鍾馗さん

27) 橋本市柱本  #1198 亜種登録予定
橋本市柱本の鍾馗さん

28) 橋本市柱本  #1461 亜種登録予定
橋本市柱本の鍾馗さん

29) 橋本市柱本  #1459 亜種登録予定
橋本市柱本の鍾馗さん


7月12日のぜいたくツアーで案内していただいた鍾馗さんは以上です。
いや、ほんとにお腹いっぱい。


2014/7/12 おとんさんご案内・大阪南部ツアーその1の12014年07月16日 22時15分46秒

おとんさんにご案内いただいた鍾馗さんを見た順に掲載します。

中には発見者のおとんさんがまだ公開していない鍾馗さんが
含まれているかもしれません。おとんさん、すみません。

また第一発見者がKさんの鍾馗さんも含まれています。
新種が全部で29体もありましたので、二回に分けて紹介します。

01) 堺市南区美木多上 新種 #1625で登録予定
堺市南区美木多上の鍾馗さん

02) 堺市南区別所 #1189 亜種登録予定
堺市南区別所の鍾馗さん

03) 堺市南区畑 新種 #1626で登録予定
堺市南区畑の鍾馗さん

04) 堺市南区逆瀬川 新種 #1627で登録予定 (Kさん発見)
堺市南区逆瀬川の鍾馗さん

05) 堺市南区高倉台 新種 #1628で登録予定 (Kさん発見)
堺市南区高倉台の鍾馗さん

06) 堺市南区豊田 新種 #1629で登録予定
堺市南区豊田の鍾馗さん

07) 和泉市納花町 新種 #1630で登録予定 (Kさん発見)
和泉市納花町の鍾馗さん

08) 和泉市納花町 #116 亜種登録予定
和泉市納花町の鍾馗さん

09) 和泉市納花町 #1189 再録
和泉市納花町の鍾馗さん
この鍾馗さんにはドラマがありました。
そのうちおとんさんのブログで紹介があると思うのでお楽しみに。

10) 和泉市三林町 新種 #1631で登録予定
和泉市三林町の鍾馗さん

11) 和泉市和田町 #1314 亜種登録予定 (Kさん発見)
和泉市和田町の鍾馗さん

12) 和泉市松尾寺町 #1373 再録
和泉市松尾寺町の鍾馗さん

13) 和泉市松尾寺町 #1373 亜種登録予定
和泉市松尾寺町の鍾馗さん
上の12)とはひと目で兄弟とわかりますね。

14) 和泉市松尾寺町 新種 #1632で登録予定
和泉市松尾寺町の鍾馗さん
彩色鍾馗さんは珍しい(あまり趣味の良いものはありませんが)
なぜこうなったのか、家の人も知りませんでした。


次回に続きます。

鬼の飾り瓦2014年07月15日 22時46分48秒

7月12日はおとんさんの運転で堺市南区、和泉市、河内長野市、和歌山県橋本市と
ご案内していただきました。

私は座っているだけで、すべておとんさんにお任せの大名ツアー。
この日だけで30体以上の新着鍾馗さんを目にしたのでお腹いっぱいです。
いまだに消化できていないので、アップはもう少々お待ちください。

河内長野市石仏で鍾馗さんを撮影するために
出てこられた奥様にあいさつすると、
「もうひとつあるよ」と庭の奥から抱えてこられたのがこちら。

鬼!(河内長野市石仏)

これは鬼ですね。角に牙、獣のような足の指に金棒を持ってます。
鍾馗さんに踏まれたりして虐げられている鬼はいくらでも目にしますが、
こうして独り自由にしている鬼の飾り瓦は初めて見ました。

ご主人も奥様も由来は知らないとのことでしたが、
どうしてこの鬼が作られたのでしょう?

おとんさんの掲示板でも皆さんの見解がでていますが、
雪だるまさんが言われているように、
この家の鍾馗さんを作った職人さんが
遊び半分に作ったんじゃないかと想像します。

鬼と鍾馗

細かい共通点が結構あります。


2014/6/14 おとんさん、小林さん追っかけin河内2014年06月20日 23時40分29秒

大阪府の南部では最近小林さんが目覚ましい活躍で、
次々と貴重な鍾馗さんを発見しています
 小林さんのブログ「なにかいいこと
また、ベテランおとんさんも、なぜかブログの更新がとどこおっていますが
精力的に探索しておられて、発見情報をお知らせしてくれます。
 おとんさんのブログ「鍾馗を探そう

まだ見ぬ鍾馗さんがマイマップの上にたまっていくにつれ、
行きたい気持ちはつのってきて、とうとう出かけてきました。

富田林駅近くの駐車場に車を置き、金剛バス吉年行きで
富田林市龍泉の蒲バス停で下車。ここから北上します。
どこに鍾馗さんがいるか、あらかじめわかっているので
いつもの探索とはちょっと勝手が違います。

バス停のすぐ隣の家に最初の鍾馗さん。

富田林市龍泉の鍾馗さん
富田林市龍泉 新種 #1613

富田林市龍泉の鍾馗さん
上の鍾馗さんを横から見ると
こんなに首が長い!

順番は飛びますがこの鍾馗さんも首長で、兄弟と思われます。
富田林市佐備の鍾馗さん
富田林市佐備 新種 #1613

さらにこれも兄弟のような・・
見た目はずいぶん違うのですが、
雷紋(ラーメン丼の模様)とか細部に結構共通点が。
河南町下河内の鍾馗さん
千早赤阪村下河内 新種 #1613

次の鍾馗さんは豪壮な高塀造りの家の隅にひそんでいます。

富田林市龍泉の鍾馗さん
富田林市龍泉 新種 #1614



富田林市佐備の鍾馗さん
富田林市佐備 #150の亜種登録

これはすごいです。
三連は京都市内で一例見たことがありますが、
背中合わせに三方を向いていて一堂に見ることはできません。

鍾馗の群像・・作者の思いを聞いてみたい。

近くには二連鍾馗さんもいます。

富田林市佐備の鍾馗さん
富田林市佐備 新種 #1615

二人で協力して鬼退治。一人は鍾馗さんとして、もう一人は誰なんだ?!

佐備からは東に折れて河南町に入りました。

河南町寛弘寺の鍾馗さん
河南町寛弘寺  新種 #1616

立派でおおらか。管理人好みのタイプです。

河南町寛弘寺の鍾馗さん
河南町寛弘寺  #1017の亜種登録

富田林市南大伴町の鍾馗さん
富田林市南大伴町 #377の亜種登録

富田林市南大伴町の鍾馗さん
富田林市南大伴町  新種 #1617

次はまたぶっ飛んだ鍾馗さんです。

河南町白木の鍾馗さん
河南町白木  新種 #1618

ここまでで一旦歩きは終了。バスで富田林駅に戻ります。

駐車場の近くで発見した次の鍾馗さん、今日初の自力発見かと思いきや、
既におとんさんに情報をいただいていました。

富田林市若松町の鍾馗さん
富田林市若松町 #1493の亜種登録
(#1493は分類再検討中、他との統合を予定中)

予定より早く進行しているので、ここで近鉄に乗って河内長野駅へ。
駅の周囲を一巡りして次の二人をゲット。

河内長野市菊水町の鍾馗さん
河内長野市菊水町  新種 #1619

河内長野市本町の鍾馗さん
河内長野市本町  新種 #1620


みたび、富田林駅に戻り、今度は自分の車で千早赤阪方面へ向かいました。
山の中なので、歩いて行ったらアップダウンで大変な目に合いそうだと思い、
楽をすることに。


千早赤阪村二河原辺の鍾馗さん
千早赤阪村二河原邊 #145の亜種登録

千早赤阪村二河原辺の鍾馗さん
千早赤阪村二河原邊  新種 #1621

河南町下河内の鍾馗さん
河南町下河内  新種 #1622

河南町弘川の鍾馗さん
河南町弘川  新種 #1623

千早赤阪村二河原邊、河南町下河内あたりはいわゆるどん詰まり。
この先はもう峠道です。
こんな鄙びたところに鍾馗さんがいるのにも驚きですが、
それを探しあてるおとんさんと小林さんにも、同類とはいえ感心します。

河南町白木の鍾馗さん
河南町白木  新種 #1624

この日はこの鍾馗さんまでで予定終了。
ユニークな鍾馗さんに次から次に出会うことができ、大満足でしたが
振り返るとすべて他力本願。ひとつかふたつは新種を見つけて
お二人に自慢したかったのですが。

ひたすら鍾馗さんの、だらだら長い記事に最後までおつき合いいただき、
ありがとうございました。

2014/5/31 高槻市南東部2014年06月04日 00時20分40秒

5月31日は大阪府高槻市の南東部を探索しました。
西国街道沿いの一部を除いては初めての訪問です。

計画ルート20140531高槻

青の破線が予定ルート。ざっと28km
赤や青の●は既知の鍾馗さんです。

電車で行くことも想定して高槻駅経由にしたものの結局クルマで行くことにしました。駅から遠い(=安い)深沢町のタイムズに車を停めて、7時ちょい過ぎに探索開始。
天気予報通り、32℃くらいまで上がり、季節外れの暑い一日でした。

例によって古そうな集落を結んだルートですが、各集落で数体の鍾馗さんが
律儀に待ってくれています。

最初の!は須賀町。
高槻市須賀町の鍾馗さん

今は軒に置かれていますが、元は棟にいたと思われる、
鬼瓦と一体になったタイプの初めて見る鍾馗さん。
小さいのですが、大きく見える堂々たる姿です。

見つけた時もなんとなくどこかで見たように思ったのですが、
帰ってきて収蔵室を眺めていると兄弟を見つけました。

#622比較

右は#622
お隣の茨木市中心街にいる、お気に入りの鍾馗さんです。
プロポーションは全然違うのですが
拡大してもらうと、
★つり上がったどんぐりまなことへの字口
★左手で右袖をまくり上げるポーズ
★ゆったり流れる腰帯の形状
★袖や裾のまくれ上がり方
★杉の枝のような衣服の文様
★靴の文様
と、いたるところに共通点があって、99%兄弟間違いなしと判定しました。
こういうのって気がつくかどうかが分かれ目で、ちょっと難易度の高いこうした
結びつきに気がつくととっても気分が良い。
鍾馗さん達も喜んでいるだろうと、勝手に悦に入っています。


高槻市梶原の鍾馗さん
高槻市梶原(#787

高槻市梶原の鍾馗さん
#784

この記事の中に兄弟が何体か登場します。

梶原では一乗寺の門前で、七年前に五体確認していますが、
今回全員の健在を確認しました。めでたい。



西国街道を西に向かった安満北の町が今回のハイライトになりました。
前回訪問時は五体を確認しています。

高槻市安満北の町の鍾馗さん
高槻市安満北の町 (#786
これは鍾馗さんか?
髭なし、剣なし、怒り顔もなし。
でも正真正銘の鍾馗さんと並んでお寺を見ています。

高槻市
同(#784
兄弟が何体かこの地域だけで見つかっているローカル鍾馗さん。
前回は横顔の撮影になりましたが、今回は浄誓寺境内に入り込んで
なんとか正面からの撮影に成功。

高槻市安満北の町の鍾馗さん
同(#784
今回、お寺の周囲を歩いていて発見。
路上からは植木が邪魔になって撮影ポイントがなく、
これはお寺の境内奥深くに潜入して撮影。
本堂に上げていただき、裏の庭園に入れてもらえれば
ベストポジションでの撮影ができそうです。


高槻市安満北の町の鍾馗さん
同(新種) #1610
ふたつ上の鍾馗さんと同じお宅。
結構目立つところにあるのですが、前回は見落としていました。


高槻市安満北の町の鍾馗さん
同(新種) #1611
今回、逆光の鍾馗さんがやたら多かった。
このお宅は四体も鍾馗さんをあげていましたが、前回はそのうち一体を記録しただけで残りの三体は見逃していました。
この鍾馗さん以外の三体は量産鍾馗さん。


お寺の周りを一時間近くうろうろして、全部で十四体を確認しました。

安満北の町マップ

一体を除いて全員がお寺をにらんでいます。

ここから北上して成合をめざしました。
途中新名神の工事中で、ダンプが行きかう中をだいぶ迂回を強いられました。

高槻市成合の鍾馗さん
高槻市成合(新種) #1612

成合は地図では結構大きな古い集落なので期待して行ったのですが
見つかったのはこの一体だけでした。

集落の入口にバス停発見。田舎と違って20分に一本来ます。
暑さに相当やられていたので、ここで日和ってバスに乗ってしまいました。

高槻市駅に出て、近所の鍾馗さんを再訪。

高槻市大手町の鍾馗さん
高槻市大手町#784
他の#784とは作風がだいぶ違っていて、上の方で写真を紹介した
#787に近いのかもしれません。

ここから探索を再開してもよかったのですが。
結局駅まで戻ってまたバスに乗ってしまいました。

実績ルート20140531高槻
実績ルート。

後半三分の一をパスしてしまい、歩いたのは二十キロ弱でした。
根性なしですが、暑い時の無理は禁物。
身体が暑さに慣れてきたらもっと歩こう。

2014/5/17 美濃中山道 つまみ食い2014年06月02日 20時39分50秒

とってもいいお天気となった5月17日、おとんさんの掲示板で宿題になっていた
又兵衛さん発見の鵜沼の鍾馗さんを見に行ってきました。

鵜沼宿は以前に比べるとずいぶん整備されて小ぎれいな宿場町になっていて
中でも一番古く、幕末に建てられた旧家に鍾馗さんがあがっていました。

各務原市鵜沼西町の鍾馗さん

屋根の立派さに比べると小さな鍾馗さん。
掲示板には他にも何枚か写真を貼っていますので、
そちらもご覧いただければ幸いです。

その後、西へ向かい、那加から加納にかけて歩いてみましたが、
この区間では既知の鍾馗さんを数体再確認したのみ。

岐阜駅から電車を使って、養老鉄道 東赤坂駅まで移動。
次はsatopyさんが同じ掲示板で紹介されていた、昼飯町の鍾馗さんを見に行きます。

大垣市昼飯町の鍾馗さん1

なかなか力強いお姿。

大垣市昼飯町の鍾馗さん2

家の裏には兄弟も一体。

足を延ばして中山道を垂井まで歩きました。

大垣市青野町の鍾馗さん

この鍾馗さん、胴体は量産の#159と同じですが、
顔立ちはまったく違います。量産型を元に顔周りの仕上げは職人さんが
オリジナリティを発揮したのでしょうか。
ちょっと制作過程が想像しにくいこんな不思議な鍾馗さんが時々見つかるのも
醍醐味です。

この日28キロ歩いて、ここで紹介した四体以外は量産品を五体発見したのみ。
鍾馗多産地帯の関西とは違って、なかなかしんどい探索です。



2014/4/26.27 伊賀上野と周辺2014年04月30日 23時00分17秒

4月26日、27日 一泊二日で伊賀市内の鍾馗さんを
巡ってきました。今回の同行は服部さん、おとんさん、雪だるまさん。

二日とも穏やかな天気で絶好の探索日和に恵まれました。

伊賀市佐那具町 柘植川

里山の雑木林の新緑

雑木林

一日目は車で郊外を巡り、二日目は伊賀上野中心部を歩いて回りました。

鍾馗さんは順不同。
すべて伊賀市内です。

手始めは雪だるまさんが朝、関西本線の車中から見つけた鍾馗さんを確認に。
さっそくの新種発見となりました。

伊賀市西高倉の鍾馗さん
西高倉

伊賀市西高倉の鍾馗さん
西高倉

泉窯という工房の屋根に対であがっていました。
どこかから譲り受けたもので、明治か大正の鍾馗さんでは?
ということでした。
作風は奈良方面のもののように思えます。

さらに移動中の車内から雪だるまさんが次々と鍾馗さんを発見。
それも新種ばかり。雪だるまさん絶好調でした。

伊賀市東高倉の鍾馗さん
東高倉
鬼が”はいチーズ”と言っているみたい

伊賀市東高倉の鍾馗さん
東高倉

この二体は同一作者のように思えます。

伊賀市東高倉の鍾馗さん
東高倉

この鍾馗さんは服部さんの著書「洛中洛外の鍾馗」に
「中京区 二条通河原町東」として掲載されていたのですが、
京都では既に失われていて、絶滅したと思っていました。
アホウドリの再発見のように、嬉しいことです。

伊賀市円徳院の鍾馗さん
円徳院

以上が今回の新発見。
以下は再録です。
二日で約百体の鍾馗さんを見ました。掲載はその一部となります。

伊賀市三田の鍾馗さん
三田 #586

伊賀市東条の鍾馗さん
東条 #579

伊賀市比土の鍾馗さん
比土 #579

伊賀市佐那具町の鍾馗さん
佐那具町 #723

伊賀市佐那具町の鍾馗さん
佐那具町 #584

伊賀市佐那具町の鍾馗さん
佐那具町 #584

伊賀市円徳院の鍾馗さん
円徳院 #584

伊賀市佐那具町の鍾馗さん
佐那具町 #587 (雪だるまさん新発見)

伊賀市新堂の鍾馗さん
新堂 #587

伊賀市新堂の鍾馗さん
新堂 #587 (雪だるまさん新発見)

伊賀市馬場の鍾馗さん
馬場 #474

伊賀市千貝の鍾馗さん
千貝 #809

伊賀市西湯舟の鍾馗さん
西湯舟 #1303

伊賀市西湯舟の鍾馗さん
西湯舟 #1306

伊賀市小杉の鍾馗さん

伊賀市小杉の鍾馗さん
小杉 #1308 (上と対)

伊賀市川北の鍾馗さん

伊賀市上野西大手町の鍾馗さん
上野西大手町 #577

伊賀市小田町の鍾馗さん
小田町 #1263

伊賀市小田町の鍾馗さん
小田町 #583

伊賀市上野西大手町の鍾馗さん
西大手町 #1123

伊賀市上野田端町の鍾馗さん
上野田端町 #1124

伊賀市上野愛宕町の鍾馗さん
上野愛宕町 #1122

伊賀市上野池町の鍾馗さん
上野池町 #724

今回の探訪では多くの鍾馗さんの健在が確認できましたが、
以下が失われていました。
伊賀市上野忍町の鍾馗さん 消失
上野忍町 #228 2012年11月撮影
隣の家と合わせて同じ鍾馗さんが三体並んでしましたが、
この鍾馗さんのいたお宅は更地になっていました。

伊賀市古山界外の鍾馗さん
古山界外 #1124 2009年8月撮影
今回、時間切れで訪問できませんでしたが、
ストリートビューで見た限りでは更地になっていて、失われた公算大です。


2014/4/19 桜井-柳本、金橋-今井2014年04月23日 22時20分59秒

4月19日(土) 最高気温20.1℃、薄曇り微風。
絶好の探訪日和。
春がすみの奈良を先週に続いて歩いてきました。

桜井市箸中付近から見る大和三山
桜井市箸中付近からみる大和三山
(左から天香久山、畝傍山、耳成山)
左端に見えているのは茅原大塚古墳

今回も大部分は再訪地です。
2005年以来、ほぼ9年ぶりというところもあり、不安はありましたが
健在の鍾馗さんが多く、とりあえずほっとしました。
またそれなりに見落としていた鍾馗さんを見つけることができ、
充実の探訪でした。
数をまとめておくと、再確認が48体、新発見が23体(うち9体が新種または新亜種)
消失を確認したのが2体でした(うち一体は下で写真を紹介しています)。

1.桜井駅~三輪~茅原~辻~山田~柳本駅

1-1.桜井市三輪
桜井市三輪の鍾馗さん
再録 #123
この鍾馗さん、ずっと下の写真のように寝たきりでしたが
元気に立ち上がっていました。ココロの中でバンザイです!

桜井市三輪の鍾馗さん
(2005年9月撮影)


桜井市三輪の鍾馗さん
再録 #232

桜井市三輪の鍾馗さん
再録 #233

桜井市三輪の鍾馗さん
再録 #131

桜井市三輪の鍾馗さん
同じお宅に兄弟が並んでいました。
なぜこれまで見つけられなかったんだろう?

桜井市三輪の鍾馗さん
同じく #131 の亜種として収録ですが、鬼を踏んでいるタイプは初めて。


1-2.桜井市茅原

桜井市茅原の鍾馗さん

3.桜井市辻
桜井市辻の鍾馗さん
再録 #449

桜井市辻の鍾馗さん
再録 #451

桜井市辻の鍾馗さん
再録 #450

桜井市辻の鍾馗さん


1-4.天理市柳本

天理市柳本の鍾馗さん
上街道沿いの家ですが、街道からはほとんど見えません。
街道に突き当たる脇道から目に入りました。

天理市柳本の鍾馗さん
#121 消失 2008年10月撮影
更地になっていたので、間違いなくなくなってしまったと思います。


この後、電車で橿原市へ移動しました。

2.金橋駅~曲川町~曽我町~今井町~八木西口駅

-1.橿原市曽我町
橿原市曽我町の鍾馗さん
再録 #294

橿原市曽我町の鍾馗さん
#144 の亜種として収録

橿原市今井町

橿原市今井町の鍾馗さん
再録 #116

橿原市今井町の鍾馗さん
再録 #144


橿原市今井町の鍾馗さん
再録 #146

橿原市今井町の鍾馗さん
再録 #362

橿原市今井町の鍾馗さん

橿原市今井町の鍾馗さん
#390 の亜種として収録

橿原市今井町の鍾馗さん
#428 の亜種として収録



渋谷向山古墳(景行天皇陵)
渋谷向山古墳(景行天皇陵)
濠がピンクに染まっています。
桜の花びらかと思いましたが、よく見ると花びらではなく
花柄(かへい)・花びらのつく柄がびっしりと積もっていました。

天理市~川西町~河合町~王寺町2014年04月17日 22時10分10秒

4月12日 寒くも暑くもない、風もない絶好の探索日和になりました。
本格的な探索は本当に久しぶり!
近鉄ファミリー公園前から、天理市二階堂南菅田町→大和郡山市宮堂町→川西町下永→吐田→結崎→唐院→保田→河合町川合→穴闇→西穴闇→城内→大輪田→王寺町舟戸→久度 と歩いて王寺駅まで。

この時期はいなか道を歩いていても路傍のあちこちに小さな花が咲いていて、
鍾馗さんがいなくても飽きることがありません。

どこも再訪、再再訪ですが、
このあたりは鍾馗王国・奈良でも特に鍾馗さんの多いところ。
さらに最近このあたりをくまなく歩いたおとんさんからも、
私が見落としていた鍾馗さんの情報が数多く届いており、
まだ見ぬ鍾馗さんにわくわくしながら歩きました。

実際に新発見の鍾馗さんにも数多く出会いましたが。
帰ってからおとんさんの情報と突き合わせてみると
なんとすべておとんさんが記録済の鍾馗さんでした。
参りました。おとんさん恐るべし。

いっぽうで4~5年ぶりの訪問で、失われた鍾馗さんもかなりありました。
これから旧知の鍾馗さんの健在を訪ね歩く旅も多くなりそうです。


紹介する鍾馗さんの数も多いので、写真と簡単な情報のみ記載します。

◎:おとんさんの情報提供
:再録
×:確認できず(消失または見落とし?)
#の番号は鍾馗博物館の収蔵室番号、カッコ付は予定の番号。
博物館への掲載は少しお待ちください。

大和郡山市宮堂町の鍾馗さん
◎大和郡山市宮堂町 #323

川西町下永の鍾馗さん
川西町下永 #395

川西町下永の鍾馗さん
川西町下永 #262

(Lost)川西町下永
×川西町下永 #394  2007年11月撮影
 前の鍾馗さんと同じ屋根にあがっていた記憶があるのですが、
 今回確認できませんでした。落ちて壊れてしまったのでしょうか?

川西町下永の鍾馗さん
川西町下永 #257

川西町吐田の鍾馗さん
◎川西町吐田 #323

川西町吐田の鍾馗さん
川西町吐田 #877

川西町吐田の鍾馗さん
◎川西町吐田 #1361

川西町結崎の鍾馗さん
川西町結崎 #276

川西町結崎の鍾馗さん
川西町結崎 #257

川西町結崎の鍾馗さん
川西町結崎 #009

(Lost)川西町結崎の鍾馗さん
×川西町結崎 #262 2010年10月撮影
すぐ上の鍾馗さんの近くにあったはずですが、今回見つけられませんでした。
消失でないといいのですが・・・

川西町結崎の鍾馗さん
◎川西町結崎 #293
百鶴作の銘入り。
服部さんに存在を聞いていたのですが見つけることができず、
おとんさんから詳しく教えていただいて、ようやくご対面できました。

川西町結崎の鍾馗さん
◇川西町結崎 #277

川西町唐院の鍾馗さん
◇川西町結崎 #065
この鍾馗さんと、この後の二体は同じお宅にあります。
三体あって、全部違っていて、全部珍しい鍾馗さんというのは
ちょっと他にはない。

川西町唐院の鍾馗さん
◇川西町結崎 #281

川西町唐院の鍾馗さん
◇川西町結崎 #340

川西町唐院の鍾馗さん
◇川西町結崎 #282

川西町唐院の鍾馗さん
◎川西町結崎 #1596

川西町保田の鍾馗さん
◇川西町保田 #284

川西町保田の鍾馗さん
◇川西町保田 #285

川西町保田の鍾馗さん
◇川西町保田 #286

(Lost)川西町保田
×川西町保田 #262 2009年6月撮影
富貴寺の南側にいたはずなのですが・・
そのあたりに大きな更地ができていたので、
住処と運命を共にしたのかもしれません。

河合町川合の鍾馗さん
◎河合町川合 #1597

(Lost)河合町川合の鍾馗さん
×河合町川合 #397 2009年6月撮影
街道沿いの旧家にいましたが、
まったく今風の家に建て替えられていました(涙)

河合町穴闇の鍾馗さん
◎河合町穴闇 #1598

河合町西穴闇の鍾馗さん
河合町西穴闇 #666
#666はすぐ下に掲載した同町内の鍾馗さんが唯一の作例だったのですが
今回見つけることができず、消失の懸念があります。
今回この鍾馗さんが見つかったので、「種の絶滅」は回避されました(^^;
下半身は初めて見ます。サウスポーと言えないこともない?

(Lost)河合町城内の鍾馗さん
×河合町城内 #666 
家自体は健在ですので私の探し方が悪いのかも・・

河合町西穴闇の鍾馗さん
◎河合町西穴闇 #318

河合町城内の鍾馗さん
◎河合町城内 #1599

河合町大輪田の鍾馗さん
◇河合町大輪田 #321

河合町大輪田の鍾馗さん
◇河合町大輪田 #372

河合町大輪田の鍾馗さん
◇河合町大輪田 #257

河合町大輪田の鍾馗さん
◇河合町大輪田 #667

河合町大輪田の鍾馗さん
◎河合町大輪田 #1600

河合町大輪田の鍾馗さん
◎河合町大輪田 (#1601)

2014/2/9 西尾市寺津2014年02月12日 23時20分25秒

西尾市寺津町は西尾市の西郊で三河湾にも近く、
古くから農業・漁業の他、製塩も営まれていたようです。
町並みは農村の趣きで、あまり漁村の雰囲気は感じられません。

このあたりの鍾馗探訪は3回目、周辺の巨海町、刈宿町なども歩きました。

寺津神社 西尾市寺津町

国道247号線で町内を北上すると、道路が緩くカーブする突き当りに
寺津神社の鳥居が鎮座しています。
ランドマークとしてとっても印象的です。


新種の発見はなく、再録が中心となりました。
#0110
寺津町内でこの二体を記録しているだけの珍しい鍾馗さんです。


#0076
こちらもこのあたりに分布が限定される珍しい鍾馗さんです。
左二つが寺津町、仲が刈宿町で発見。右は少し離れた蒲郡市の鍾馗さんですが
他には西尾市内に二体見つかっているだけです。


#0089
#0089は各地でたくさん見つかる量産型ですが、今回寺津町で見つけた鍾馗さん(左)は、標準型の右のタイプに比べて野暮ったい印象です。
常滑市大谷の一体に続く二体目の発見です。

これらの鍾馗さんは型で取った後、
職人さんがひとつひとつヘラで修正/仕上げをしたのだと思われ、
シルエットは同じでも表情などは一体々々、結構違っています。


ちなみにこのあたり、鍾馗さん以外にもみちくさ系のお楽しみがいろいろあって

常福寺大仏

常福寺大仏
常福寺の大仏(刈宿町)
像高 7m 台座込みだと14m
昭和三年の建立


この近所に「ぶっ飛んだ」鬼を従えた閻魔堂があることを知っていたので
探してみたものの見つからず。帰ってから地図で調べたら、すぐ裏の道を歩いていたのに気づきませんでした。自分にがっかりです。
という訳で、ご覧になりたい方はこちらをどうぞ。


鍾馗にもこんな奴、よくいます。

(2月15日追記)
その後、この閻魔堂のことをネットでいろいろ見ていたら
決定版とも言うべき情報に行き当たりました。
 見事な取材で謎を明らかにしています。必読。


三河線廃線跡

2004年に廃止された名古屋鉄道三河線はこの寺津集落を通っていました。
廃線跡はレールは撤去されたものの、まだ明らかに廃線跡とわかる痕跡が
たくさん残っています。
三河線廃線跡 2014.2.9 寺津駅付近

この日歩いたコースでは都合4回、廃線跡を横切りました。

三河線廃線跡 2014.2.9 北寺津駅
ここはホームの痕跡があって、ちょっと調べてみると
「北寺津駅」があったところのようです。
路線の廃止は2004年ですが、
この駅は早くも1944年に営業を休止してしまったそうで
使われていたのは70年も前のことです。
経過した時間の割りには姿をよくとどめています。



中日ドラゴンズのレジェンド

岩瀬仁紀投手がここ寺津町の出身です。
町を歩いていても「岩瀬xx」という看板や表札をやたら目にしますので、
彼が根っからのじもピーであることがわかります。

地元中学にはこんな記事もありました。