バンガロール暮らし 28 スリランカ旅行記(1) 旅の準備2015年10月08日 02時39分35秒

キャンディ市内
(キャンディ市内)

バンガロールは秋がお祭りシーズンです。
勤務先も10月から11月にかけて三連休、四連休、五連休と続いてみんなウキウキ。

自分も前から気になっていたスリランカに出かけることにしました。

スリランカ国旗(Wikipedia commons)

仕事を終えた晩の深夜便に乗って、二日周遊してまた深夜便で戻る。
たった一泊はもったいないのですが、
バンガロールーコロンボはスリランカ航空でたったの一時間半。
デリーよりずっと近い。

気に入ったらまた行けばいいから、と軽いノリで計画開始しました。
今回は短日程ながらのんびりしようと、高原リゾートを選択。
まずヌワラエリヤという町での宿泊を決定。
紅茶農園の真っただ中の町で標高1800m~2000mもあるので、
熱帯ながらとても涼しいところだそうです。
英国植民地時代の名残のコロニアルホテルを予約しました。

一日目はかつての都で世界遺産の町、キャンディに立ち寄り、
二日目は絶景で知られるトレッキングコースのある
ホートンプレインズ国立公園に行くことにして、
時間があれば帰り道でコロンボに立ち寄る。
こんな感じのコースプランがほぼ決定しました。

route plan
ルート案

whole map Sri Lanka
スリランカ全体図

次は移動手段。
コロンボからヌワラエリヤは約200km。
名古屋から大阪といったところ。
鉄道が結構有名で、景色がいいそうですが、
新幹線みたいな訳にはいかず、時間がかかるらしい。
バスも同じで、相当体力を消耗しそうです。

またインドでの経験から、現地語がわからないと
日本みたいに簡単には乗れないと思われます。
一人旅だと荷物が気になって自由が利かないので食事もままならないし、
たった二日の日程で時間を無駄にしたくないので
今回はタクシーをチャーターすることにしました。

日本人対応の代理店もありましたが、
お値段がかなり割高な感じなので空港で現地調達することにしました。

バンガロール発は深夜3:25でコロンボ着は4:55。
着いて空港でおたおたしている間に夜が明けそうです。

一時間くらいしか寝られずに、コロンボ・バンダラナイケ国際空港に到着。

つづく

バンガロール暮らし 29 スリランカ旅行記(2) 空港到着2015年10月09日 00時05分24秒

飛行機は定時到着。

入国カードがどこにあるかわからず、
必要ないのかと思ってパスポートコントロールに並びましたが、
そんな訳はなくて門前払い(涙)
すぐ横においてありました。

二度目に並んだカウンターの入国審査官は
「初めて? 観光に二日は短いよ~ 今度は一週間くらいはおいで。」
なんてフレンドリーなんだ。
バンガロールの審査官に研修させたい。

バンダラナイケ国際空港
(到着ロビー 着いた時にはまだ真っ暗)

フリーパスの税関を過ぎて到着ロビーではやることがいろいろあります。

(1) SIMカード

 インドでお世話になっているAirtelのブースがあったので、
 さっそくSIMカードを入手しました。
 通話なし、データ通信1.7GBで 4US$(約500円)
 携帯オンチなのでSIMの設定を係員がちゃちゃっとやってくれて助かりました。

(2) 両替

 両替カウンターもすぐ近くにいくつか並んでいます。
 ATMが見当たらなかったので窓口でスリランカルピーを入手しました。
 100 US$が 13,771スリランカルピー(SLRs)
 パスポートの提示も不要で、すこぶる簡単です。

(3) タクシー

 最大の課題のタクシー探し。
 到着ロビー右手にいくつか旅行代理店のブースがあったので、
 そちらの方を(いかにも不慣れな感じで)見ていると
 一人のおっちゃんと目が合って、さすがはプロの勘!という感じで
 大げさな身振りで手招きされました。
 一期一会なので行ってみることにしました。

 行き先の希望を告げると手慣れた感じで行程表を作ってくれます。
 写真のとおり、人のよさそうなおじさんですが、
 適当に日本語が混じったり、横浜に友達がいるとか、
 慣れない日本人を安心させるテクニックを備えたやり手エージェントです。

エージェントのおじさん
(エージェントのおじさん 見積り作成中)

 ドライバーの宿泊費やガソリン代、駐車料金等、
 食事や観光地の入場料以外は一切込で、提示のお値段は240 US$(約29000円)。

 ヌワラエリヤ直行のエアポートタクシーが11,000 SLRs(約9300円)とか、
 事前にネットで見ていた相場とかと比べてもそんなにぼった金額ではなさそうですが
 お約束で「高い、まけろ」と価格交渉(といっても筆談+電卓談)

 結局230 US$になりましたが、いつも後で「もっと安くできたのではないか?」と
 ぐちぐち気になるので、精神衛生に良くない仕組みですね。

バンダラナイケ国際空港
(タクシーの手配が完了するころには夜が明けていました)

ともあれ交渉成立し、おじさんの案内で
空港ビルを出たところにドライバーが待っていてくれました。

ここ数日天気が悪かったようですが、この日は快晴。
気持ちの良い青空です。

前に戻る)   (つづく

バンガロール暮らし 30 スリランカ旅行記(3) ドライバーのスジ2015年10月10日 01時59分07秒

長身で優しげなドライバーのスジ(Sujith)。
見た目通りシャイな32歳の青年でした。

スジ


空港を出て早々、「家が近いんだけどちょっと寄っていい?」と聞いてきます。

 「どうしたの?」
 「ちょっと着替えを取ってきたい」

そっか、彼にとっては突然の泊りがけ勤務。
何の前触れもないから大変だよね。

空港の隣町、ネゴンボ(Negonbo)の外れ、ラグーンと海に挟まれた中洲のようなところが彼の家でした。
NegonboはWikipediaによればスリランカで5番目に大きな町だそうですが、
ちょっと賑やかな田舎町といった感じ。
仏教が主流のスリランカには珍しく、キリスト教会が多くて
あちこちにマリア様の像も立っています。
カトリックが住民の過半だそうで、スジもカトリックでした。
ネゴンボと読むのかニゴンボと読むのか?スジの発音は「ヌゴンボ」と聞こえたけど。
まあ、なんでもいいか。

緑に囲まれた小さな家では来年小学校にあがる可愛い娘さんが待っていました。

スジと娘さん


スジの息子さん
(着替えを取った後は一年生の上の子を小学校まで送り届け)


細かいところにとても気が付く男で、
きれいな景色を見つけて車を止めてもらったりしているうちに
私の関心が判ってきたみたいで、
そのうち私がうとうとしていても絶景ポイントに来ると車を止めて
 「マサキさん、ここきれいだよ。どうだい?」

朝食を取っていなかったので見かけたよろずやでパンを買いたいと言うと、
「パンならすぐ近くにおいしい店があるからそっちへ行こう」
ネゴンボのパン屋さん

ネゴンボのパン屋さん

ネゴンボのパン屋さん
(フィッシュフライサンド)

最後、空港に行く前の半端な時間に
自宅へ招いてコーヒーをごちそうしてくれました。
 「マサキさんはコーヒーと紅茶、どっちがいい?」と聞いたうえで。

スジ一家

何しろ二日間、彼が頼りです。
いい奴でホントに幸運でした。


とはいえ、途中、頼んだ訳でもない所にいろいろ案内しようとします。
・スパイスガーデン
 スパイス類をいろいろ集めた私設植物園のような所。
 日本語ができるおっちゃんがマンツーマンで案内してくれて、
 オイルマッサージまでしてくれました(気持ちよかった)
スパイスガーデンのおじさん

 日本語ができる時点でちょっと黄信号が点滅し始めましたが
 案の定最後に売店にご案内。
 でも全然強引じゃなく、「良かったら買わない?」くらいの乗りだったので
 楽勝でした。オイルマッサージに使った三点セット
 サンダルウッド(白檀)、アロエ、ホホバ(Jojoba)のセットは15000円近くもしたので
 欲しかったけどパス。案内料の代わりに500円ほどのガラムマサラをお買い上げ。

 (案内のおっちゃん)

・宝石博物館
 博物館とは名ばかりで宝石店です。
 ここも案内人がマンツーマンで博物館をガイドしてくれたあと、お店へご案内。
 宝石は好きなので一生懸命ルース(裸石)を見ていたら、
 上客到来!とばかり一生懸命売り込んできます。
 サファイアやルビーは見極めが難しすぎるので、キャッツアイ(クリソベリル)を
 しばらく品定めしていて、結構きれいなのがあったので触手が動いたのですが
 踏みとどまりました。

宝石屋
 (お店の看板)

・その次は「シルクの店があるけど行く?」
 すべて店との契約があって、ドライバーにはバックマージンがあるのでしょう。
 ここは丁重にお断り。


でも国民性でしょうか、ドライバーも店も、
バンガロールの売り子みたいに強引なところは少しもないので
そんなに悪い印象はありませんでした。
逆に少しはお金を落としてあげないと悪いかな?なんて思ってしまいました。



旅の終盤でスジがぼそりと、「給料が安くて生活が大変なんだ~」 と愚痴り始めました。

 「日給600ルピー(約500円)なんだよ」
 「でもこういう風に遠距離の泊りがけの客の時は割増しになるんでしょ?」
 「いいえ、日給制だから変わらないよ~」

だって、私はあんたの会社に30000円近く払ってるんだけど・・・

 「僕ら、チップが頼りの暮らしなんだよ~」
 (キター)

給料とか、どこまで本当の話かはわかりませんが、
インドのドライバーの給与水準を知っているので
まったくのホラ話とも思えません。
二日間の働きには十分感謝していたので、
もちろんチップははずんでおきました。

 「またスリランカにおいでよ。今度は一週間くらいいるといいよ」
 「絶対また来るよ。今度はスジを指名するからね」

前に戻る)   (つづく

バンガロール暮らし 31 スリランカ旅行記 (4) 古都キャンディ2015年10月11日 02時00分00秒

キャンディはかつての首都で世界遺産に指定されています。

現在もスリランカ第二の町だそうですが、
周囲を山に囲まれたこじんまりとした町でした。
街の中心に人口の湖があって、周りの急斜面に山荘風の建物が並んでいて
避暑地の風情がただよっています。

キャンディ 市街俯瞰
(街の俯瞰)

キャンディ 湖のパノラマ
(湖)

キャンディ 湖畔の建物
(避暑地)

一番の見どころは仏歯寺ですが、混んでいるそうなので
外から眺めただけ。

キャンディ 仏歯寺

キャンディ 仏歯寺
(仏歯寺)

車を湖畔に停めてスジと別れ、ひとりで街歩きを楽しみました。
とりあえずセントラルマーケットへ。
市場はバンガロールでも「まさにインド」という雰囲気を味わえますが
ここのマーケットは「口」型の二階建ての建物に
地元民向け、観光客向けの雑多な店が入っていました。
4travelで評価の高かったハンドクラフトの店を目指したのですが残念ながらお休み。

キャンディ マーケットのパティオ
(パティオ)
キャンディ マーケットの内部
(マーケット内部)

たまたま目についた雑貨屋でスリランカ土産の定番、
仮面劇コーラムのお面に目が留まってしまった。
コーラムの仮面
(仮面)

手に取ってみていると間髪を入れずおっちゃんが寄ってきて、こんなやり取り
「仏歯寺あたりで買うより安いよ~。あっちは観光地価格、ここは現地価格だからね」
「いくら?」
「2500ルピー」
「高っ!いらない」
「待って待って、いくらなら買う?」
「1500」
「そんなじゃ儲けがでないよ」
「じゃあいらない」
「待って待って。1700」
「1600」
「わかった」
結局1600ルピー(約1200円)で購入。

キャンディ 土産物屋のおやじ
(交渉を終えて記念撮影 表情が固いです)

ちなみに私が買ったのは「ファイアー」という種類。
他に「蛇」「孔雀」があって
それぞれご利益が違うそうで、説明してくれましたが忘れました。

コロンボの空港では15 US$(約1800円)で売っていたので
まあまあ価格交渉成功の部類ではないでしょうか。

スジと決めた集合時間も近づいてきたので、
マーケットからは町を歩いて仏歯寺方面で待っている車に戻りました。

キャンディ 仏歯寺前の土産物屋
(仏歯寺前の土産物屋)

キャンディ 仏歯寺前の蓮のつぼみ
(同 蓮のつぼみ)

キャンディ 目抜き通りの街並み
(中心部 山が迫っている)

キャンディ 裏通り
(裏通り)

キャンディ 干物屋
(干物屋 とっても臭い 箱にはMade in Thailand)

キャンディ 市街地
(かんばん)

まちなかのパン屋で遅い昼食を購入して車内でごはん。
ソーセージロール
チキンカレーパン

コーヒー牛乳

ソーセージロール+チキンロール+コーヒー牛乳で140ルピー(約110円)
安いし、バンガロールでは簡単には手に入らないものばかりなので
こんなことで感動してしまいます。ハードルが下がってます。

前回に戻る)   (つづく


バンガロール暮らし 32 スリランカ旅行記 (5)ヌワラエリヤ2015年10月12日 00時05分28秒

キャンディからヌワラエリヤ(Nuwara Eliya)へ向かう道はいよいよ山登りとなって、
そこらじゅうでヘアピンカーブが続きます。
かなりの絶景があるのですが、何しろ昨夜は一時間くらいしか寝ていないので
だいぶウトウトしていました。
それでもスジはところどころで車を止めてくれて
「マサキさん、ここは写真撮った方がいいよ」

キャンディ近くのテーブルマウンテン
(キャンディ手前の山 こういうテーブルマウンテンみたいな山をいくつか見ました)
撮影したのはこの辺り

ダム湖
(キャンディ~ヌワラエリヤ間のダム湖 この辺りからの写真)

キャンディ~ヌワラ・エリヤ間 滝2
(キャンディ~ヌワラエリヤ間の滝1

キャンディ~ヌワラ・エリヤ間 滝1
(キャンディ~ヌワラエリヤ間の滝2 滝1と同じ場所)

キャンディ~ヌワラ・エリヤ間 棚田
(キャンディ~ヌワラエリヤ間 棚田)

キャンディ~ヌワラ・エリヤ間 
(ヌワラエリヤに近づくと雨模様に。車窓から)

紅茶工場に二か所立ち寄りましたが、疲れていたので工場見学はパス。
売店も観光客(ほとんど中国人)があふれていたので何も買わずにスルーしました。


Jetwing St. Andrews Hotel Nuwara Eliya

6時前にホテル到着。
夕食はホテルで一人メシ。
ほとんどはカップルか家族連れなので、少し時間をずらして食べました。

翌朝は快晴。
自分で言うのもなんですが晴れ男。

Jetwing St. Andrews Hotel Nuwara Eliya

Jetwing St. Andrews Hotel Nuwara Eliya

Jetwing St. Andrews Hotel Nuwara Eliya

Jetwing St. Andrews Hotel Nuwara Eliya
(ヌワラエリヤのホテル Jet wing St. Andrews)

朝めし前にヌワラエリヤの町を散策。
まだ6時なのでほとんど人はいません。
標高2000mだけあって寒くて、ダウンを羽織って出かけましたが
晴れているので歩いているうちにすぐに暑くなってきました。
長袖シャツ一枚着ていれば十分でした。

Nuwara Eliya (ヌワラエリヤ)
(ホテルから中心街へ向かう道)

Nuwara Eliya (ヌワラエリヤ)
(道の真ん中で遊ぶ犬)

Nuwara Eliya (ヌワラエリヤ)
(スーパーマーケット 開店前)

Nuwara Eliya (ヌワラエリヤ)

Nuwara Eliya (ヌワラエリヤ)

Nuwara Eliya (ヌワラエリヤ)

Nuwara Eliya (ヌワラエリヤ)
(専門学校?)

Nuwara Eliya (ヌワラエリヤ)
(学校の壁)

Nuwara Eliya (ヌワラエリヤ)

Nuwara Eliya (ヌワラエリヤ)
(町はずれの気持ちのいい散歩道)

Nuwara Eliya (ヌワラエリヤ)
(クレマチス?)

Nuwara Eliya (ヌワラエリヤ)
(このあたりは高級住宅地)

Nuwara Eliya (ヌワラエリヤ)
ハッガラ植物園 フェンスの外から覗いただけ)

Nuwara Eliya (ヌワラエリヤ)
(キリスト教会)

Nuwara Eliya (ヌワラエリヤ)
(モスク)

町なかはいたって平凡で、いわゆる高原リゾートの雰囲気はありませんでした。

Jetwing St. Andrews Hotel Nuwara Eliya Breakfast

運動してお腹が空いたので、ホテルに戻ってがっつり朝食。
山歩きに備えます。

前に戻る) (つづく

バンガロール暮らし 33 スリランカ旅行記 (6) ホートンプレインズへ2015年10月13日 01時54分23秒

ホートンプレインズ国立公園には、一周8キロくらいの
トレッキングコースが用意されていて、
草原地帯と森林地帯が混交する中、落差千メートルの断崖や
滝といった絶景ポイントが点在しています。

山の天気の常として朝は晴れていても昼ごろからは
崩れることが多いため、
ヌワラエリヤからのツアー客は宿にお弁当を作ってもらって
早朝に出発することが多いとか。

でも私はホテルでゆっくり朝食が食べたかったので
朝9時に迎えに来るよう、前夜、スジに頼んでおきました。

定刻前にスジが来てくれて予定通り出発しましたが、
東に向かうはずが反対の西、昨日来た方へ戻っていきます。
昨日、疲れて紅茶を買いそびれたので、
今日は先に行くことにしたのだな、と納得して任せていると、
案の定昨日の紅茶工場に到着。

ところが土産の紅茶を購入し終えて、さてホートンプレインズへ
と思っていたら、さらに西へ向かおうとします。
さすがにおかしいと思って

「スジ、どこ行くの?ホートンプレインズは反対方向でしょ?」
「えっ!! ホートンプレインズ行くのはやめたんじゃないの??」

どうやら、昨日のこんなやり取りがうまく伝わらなかったようです。

スジ 「明日のホートンプレインズは朝早く行くんだよね。
    たいてい皆、早く出るよ」
わたし「うん、知ってるけど自分はゆっくりしたいから、早くは行かない」
スジ 「じゃあ何時?」
わたし「9時に迎えに来て」


この、「早くは行かない」がスジには「自分は行かない」と
伝わっっちゃったんですね。
お互い拙い英語でのコミュニケーションは難しい。



ともあれ、気を取り直してUターン。ホートンプレインズに向かいます。
この時点で10時30分。痛いタイムロスです。

途中の道は紅茶畑で働く人たちの村、湖、牧場と
変化に富んでいて退屈しません。

Kande Ela Reservoir, near Nuwara Eliya
(Kande Ela Reservoir 貯水池のようです)


Anbewela Farm, near Nuwara Eliya
Anbewela Farm  牧場ですね 牛がたくさんいました。)


Pattipola station, Sri Lanka
Pattipola駅)
踏切でずいぶん待たされました。
同じく反対側で待たされているのは中国人の団体さん。

Pattipola station, Sri Lanka
列車が来ました。ディーゼル機関車?

Train at Pattipola station, Sri Lanka
二等車は混んでいます。

雲が多くなってきた空にやきもきしつつも、
途中ときどき車を止めて寄り道しながら
一時間半ほどで到着。


ホートンプレインズ保護区のゲート
(保護区入り口のゲート)
観光客は左の方にあるチケットブースで入場料を支払います。
といっても保護活動に使われるそうです。
車で行った場合、なんだかんだで約3000ルピー(2500円)

ゲート横の注意書き
(ゲート横の注意書き)


前に戻る) (つづく


バンガロール暮らし 34 スリランカ旅行記(7) ホートンプレインズ国立公園2015年10月15日 02時01分04秒

入り口のゲストハウス到着は12時ちょっと過ぎ。
だいぶ想定から遅れていますが、取りあえず空はなんとかもっています。

トレッキングコースの入り口では厳しいチェック。
・タバコ持ち込み禁止
・ペットボトルは本体のみ。ラベルはすべてはがされます。
・食品はプラスチック系の包装禁止。
 紙包みのみOK

事前に情報チェック済だったので私はあっさりと通過しましたが、ご注意を。

Horton Plaim treckiing coiurce
(行程の大部分はこんな感じの草原の路)

歩き出して早々、外国人ツアー客と頻々とすれ違います、
おそらく早朝組。そして8割がたは中国人。
でもこんなマイナーな所へはるばる来る人は
いわゆる爆買い系とは一線を画しているのか
極めてジェントルな人たちでした。

彼らの姿が消えてから、私が歩いている間はすれ違う人はほとんど地元民が
インド人(区別できません)になりました。
足元はほとんどサンダル。裸足の女性も二人目にしました。
足の裏の構造が自分とは違いますね。
Mini World's end, Horton Plains
(Mini World End にて)

ウスユキソウの仲間?
(ウスユキソウ(エーデルワイス)の仲間?)

マメ科?
(この黄色い花を一番よく見かけました。葉っぱはトゲトゲ)

青空
(ところどころで池塘のような水たまりを見かけました)

空は一応晴れているものの、雲が多くていつ降りだすかわからないので
早足で進みます。
大体は草原でアップダウンもさほどないですが、滝の周辺だけは滑りやすい山道。

Baker fall, Horton plains, Sri Lanka
(ベーカーフォールズ)

最大の見どころの"World's end"到着時点では幸い雲も切れて、
向かいの山やはるか彼方にインド洋も望めました。

(World's End 60度くらいの斜面ですが、体感では90度。
 1000mの高低差があるそうです。崖から50cmまでが私の限界でした。怖い

"Mini world's end"を過ぎるころには雨が降りだしましたが
なんとかもってくれて、約二時間半でトレッキング終了。

前に戻る) (つづく

バンガロール暮らし 35 スリランカ旅行記(8) 田園風景2015年10月16日 00時52分20秒

インドでも都会のバンガロールを離れて田舎に行くと
結構のどかな風景があってホッとするということは
前に書いたことがあります。

スリランカもバンガロール周辺に比べて雨が多いこともあってか、
農村の風景はより、日本を思い起こさせるものがあってなごみます。
タクシーをちょっと降りて写し取ったスリランカの何でもない景色をいくつか。

スリランカの農村風景

スリランカの農村風景

スリランカの農村風景

スリランカの農村風景

スリランカの農村風景

スリランカの農村風景

スリランカの農村風景

スリランカの農村風景

スリランカの農村風景

スリランカの農村風景

スリランカの農村風景


前に戻る) (つづく

バンガロール暮らし 36 スリランカ旅行記(9) 乗り物2015年10月20日 02時29分40秒

街に各種の乗り物があふれているのはバンガロールと同じですが
大きな違いは音。
あのクラクションの喧騒がスリランカではありません。
国民性なのか、田舎なので車が少ないからなのか、
多分前者じゃないかと思います。

それなりに乱暴なクルマもいるし、
もちろん歩行者を見ても譲ったりはしませんが。

乗用車は日本車のシェアが圧倒的で感覚的には9割以上。
その8割がトヨタです。
各種日本車

30年、40年前の車も現役ですが、ハイブリッドのプリウスやアクアも
結構走り回ってます。
プリウス

クラシックサニー
(子供のころによく見た日産サニー)

トラックやバスは国産(インドメーカーの現地法人)が結構多いようですが、
日本や中国から流れてきた中古車が当時のロゴをそのままにして走っています。

日本語ロゴ入りのトラック

日本語ロゴ入りのマイクロバス

デコトラ

デコトラ
(トラックのペイントはど派手が基本なのはインドと同じ)

キャンディの路線バス
(たぶん国産)

キャンディのバス
(こちらは三菱)

リキシャがいっぱい走り回っているのもバンガロールと同じ。
緑の車体に黄色い幌に決まっているバンガロールと比べ、
赤、緑、青、黒、オレンジ、ベージュと色とりどりです。

リキシャ

リキシャ

スリランカの農村風景


Pattipola station, Sri Lanka
(列車は本数が少ないので、なかなか目にしない)

前に戻る)  (つづく)

バンガロール暮らし 37 スリランカ旅行記(10) いきもの2015年10月25日 01時19分06秒


じゃれる犬 (ヌワラエリヤ)

いたるところに犬がいるのはバンガロールと同じ。
人間とは生活空間を共有しながら、互いに無関心で干渉しないのも同じです。

飼牛 (ネゴンボ~キャンディ間)

牛も見ましたが、仏教国でインドと違い特別待遇はないせいか、
数は少なかったです。

そのほか見かけた動物は
ヤギ、猿、リス、鹿、ゾウ(ただし飼われているもの)

シカ (ホートンプレインズ)

ホートンプレインズでは半野生?の鹿
国立公園のせいか、人を恐れていません。

イエスズメ(ヌワラエリヤ)

イエスズメ
バンガロールでは日本と同じスズメを見ていた記憶があったのですが
ありふれた鳥なので気にしていませんでした。
スリランカではヨーロッパでよく見たイエスズメの方ばかりでした。
帰ってきて分布を確認したら、インドにはスズメはほとんどいないって。
何を見ていたんだろう。

スズメ

(こちらが日本のスズメ。頭の色が違います)

インドハッカ (ヌワラエリヤ)

インドハッカ
ムクドリの仲間で、バンガロールでもよく目にする鳥です。