2013/06/30 京都 ― 2013年07月14日 21時50分11秒
京都は3月以来、3か月ぶりでちょっと間が空きました。
3月には日経新聞の取材があって、京阪五条から四条花見小路までを
記者の人と歩いてみたのですが、その時ひそかに感じたのが、
この辺りの自分の記録がかなりいい加減であること。
例えば宮川筋の五条通から松原通にかけては歩いてみると結構鍾馗さんが
いるにも関わらず、自分のマップにはほとんど鍾馗さんの記載がありません。
探索を始めた初期の頃には、まだ鍾馗さんを記録していく方法が
確立していなかったので記載もれや位置が不正確なものが多いようです。
鍾馗さんの本場でこれはいかんと、再度地図を作り直すつもりで、
祇園・宮川町付近を歩いてみました。
何度も歩いた辺りですが、再確認に加えて意外に新発見もあります。
全国的に鍾馗さんをあげる風習は廃れていますが、ここ京都では
まだまだ新規にあげられる鍾馗さんも多く、見落としに加えて
新入り鍾馗さんも見つかるのがこの辺りの大きな特徴と言えるでしょう。
(宮川町筋で見かけた鍾馗さんいくつか)
【今回発見】
【再確認】
【再確認】
【再確認】
【再確認】
(祇園の南側、五条通までの六原学区で見たもの)
【再確認】森下町通
【再確認】五条通
【再確認】六波羅蜜寺前
【新規】大和大路通
【新規】安井北門通
(祇園町南側)
【新規】 服部さん情報
鍵善が新しくオープンしたカフェにあがっています。
素人細工風。
以下三体は兄弟
昼からは西に移動して、二条駅からジグザグに北上。
古いたたずまいを残していそうな辻を適当に巡りながら、
上七軒を目指します。
(後半戦 二条駅~上七軒)
【再確認】六番町
目的は「鍾馗さんを探せ!!」の表紙を飾った鍾馗さんの現況確認。
2011年4月、初対面のとき。
2013年2月、淡交社編集の方から、なくなったかも?との情報をもらって
見に行ったら、ブルーシートがかかって改修中・・
無事でよかった。
壁や柱の塗りなおし、玄関建具の取り替えくらいで
基本的にはもとの姿を活かしていますね。
今回は直前に休憩したのでスルーしましたが、今度は入ってお茶してみたい。
表紙にしたから肩を持つわけではないですが、凛々しい鍾馗さんです。
この日、5時間、15km強の探訪で、見かけた鍾馗さんの数は
再確認140体、新発見80体の 約220体。
これは一日で見た数としては最高記録でした。
同じような鍾馗さんが多いので写真の整理にはとても苦労して、
1週間以上かかりました。