2013/4/29 松阪2013年06月02日 09時37分25秒

ゴールデンウィーク探訪第三弾は三重県松阪市。
(第二段はご近所ちょろ探のため省略です)

地元の瓶底眼鏡さんから、ときどき発見の情報をいただいていて、
いくつかたまると出かけています。
三重県でもユニークな鍾馗さんを見つけることが多いエリアで楽しいので
数えてみたらこれが十六回目の松阪探訪です。

私の住む愛知県と三重県はお隣同士ですが、
松阪までの距離は150キロほどもあって、京都とほぼ同じ。
ちょっと気軽に出かけるには遠いかな。

松阪駅付近を起点に、和歌山街道R166沿いに南西に向かい、
丹生寺町から北上、松阪IC南の伊勢寺町からは北に折り返して松阪駅に戻り、
さらに参宮街道を北上してJR高茶屋駅までの30km強の予定でしたが、
なんと丹生寺町まで来たところで痛恨のカメラバッテリー切れ。
途中にエディオンがあったのを思い出し、4kmほど戻って開店を待ち
尋ねてみたのですが予備バッテリーの在庫はなく、あえなくリタイアとなりました。

忙しかったとはいえ、予備バッテリーの充電を忘れているなんて油断だなぁ(涙)

ということで、途中リタイアまでの成果です。

松阪市新座町の鍾馗さん
松阪市新座町
瓶底さん情報提供。
松阪市内で類似の鍾馗さんがいくつも見つかっています。

多くの鍾馗さんが桟瓦に直接焼き付けてあるのが特徴で、
これはありそうで、他所ではあまり見られないものです。


松阪市小黒田町の鍾馗さん
松阪市小黒田町
R166に面したお宅で発見。動きのあるポーズの逸品。


松阪市白粉町の鍾馗さん
松阪市白粉町 
#1418 を再訪しましたが、やはり逆光のため
あまり代わり映えしない出来映えです。


この日は横や後ろからしか見えない鍾馗さんの発見多し。

松阪市湊町の鍾馗さん
松阪市湊町 #509

松阪市新町の鍾馗さん
松阪市新町 #0701

松阪市立野町の鍾馗さん
松阪市立野町 #509  遠く離れると屋上にちらりと顔をだす。


松阪市湊町の鍾馗さん
松阪市湊町 ? 
瓶底さん情報提供。
遠い、逆光、斜めと最悪の写真ですが、この鍾馗さんどこかで見た記憶があり、
鍾馗博物館の収蔵室にも収めていると思うのですが、思い出せません。

分かる方がいらっしゃればぜひご一報を(^^;
豪華(?)景品付きです!

⇒ 6月4日追記 雪だるまさんのご協力もいただき、#1046 と判りました!
  景品は終了です(^^:

イギリス旅行記 1 ロンドンの乗りもの2013年06月11日 22時35分50秒

5月23日から30日まで8日間の日程でイギリスに行ってきました。
何回か旅行記めいたものを掲載しようと思います。
このブログの趣旨とは全然違いますが、しばらくお許しを。

ときどき仕事で海外に行くことはあるのですが、
プライベートの海外旅行はなんと25年ぶり(新婚旅行以来!)
連れ合いは海外そのものが新婚旅行以来です。
当初、レストランの注文から買い物まで、私任せでしたが、
終盤では自分で買い物をするようになっていました。偉いものです。

23日にロンドンに入り、25日朝から26日夕までコッツウォルズ地方に出かけた以外は29日の夕方まで、ずっとロンドンに滞在していました。
大荷物を持った大移動がまったくない、ゆったりした旅はいいですね。

春のヨーロッパは日が長く、朝5時には明るくなり、夜は22時まで明るいので
一日が長いこと。
夕食を終えて外に出てもまだ日が出ているので、つい、「じゃあもう少しどこかへ行ってみようか」となり、疲れますが一日がとっても有効に使えました。

今回の旅行はロンドンに滞在するということで、ロンドンの公共交通が乗り放題のトラベルカードを準備していきました。


ロンドン トラベルカードとオイスターカード

上がトラベルカード、下はオイスターカードです。

ロンドンの地下鉄はゾーン制で中心部がゾーン1、外に行くに従って数字が大きくなり、
ヒースロー空港はゾーン6になります。

London tube map

トラベルカードにはゾーン1、2だけで有効なものと、すべてのゾーンで使えるものと
二種類あって料金も異なります。
少し悩んでゾーン1、2だけのものにしましたが、5日間動き回って、結局ゾーン1の中だけの移動で事足りました。普通の観光であればまずこれで大丈夫だと思います。

トラベルカードかオイスターカードか?

オイスターカードは日本のSUICAやTOICAを思い浮かべてもらえればよく、
チャージ式の磁気カードです。
普通に乗車券を買うより、オイスターカードのほうがかなり安い
(というか普通の乗車券がめちゃくちゃ高い!)ので、
地元の人はほとんどこれを持っているようです。
一日8ポンドちょっと乗ると、それ以上はチャージされないようで、乗り放題の一日乗車券としても魅力的です。
トラベルカードかオイスターカードも、自分達の予定と照らし合わせると金額的には大差がないようで、どちらにするか迷いましたが、残額を気にする必要がなくて気楽だからという理由でトラベルカードを用意しました。

滞在中はこれでバスと地下鉄に乗りまくりました。
地上にはバスがうじゃうじゃ走っていますし、地下鉄はひっきりなしにやってきます。
この便利さはすごいです。

バス

ロンドンでバスと言えば二階建て。普通のバスも走っていますが市街で見るバスの多くは二階建てです。
路線は無数にあって、おのぼりさんが把握するのはどだい無理。
どんどん来るし乗り放題チケットを持っているので、だいたいの方向だけ合っているのを押えたら適当に乗っていました。目的と違う方向へ行きそうになったら慌てて降りて乗り換える、といったことを繰り返していました。
トラベルカードの場合、運転手さんにカードをちらっと見せるだけでOK。
もちろん地下鉄で行ったほうが早くて確実なのはわかっているのですが、
バスはなんといっても景色が見えるというメリットがあります。

ロンドンバス 二階席からのリージェントストリート
リージェントストリート

二階席の最前列に座るとこんな景色です。

ロンドンバス 二階席

やっぱり最前列は人気でふさがっていることが多かった。

ロンドンバス 二階席からの街角
混雑するオックスフォードストリート

二階席からは街を見下ろす感じになります。


地下鉄

まいにち少なくとも四,五回、よく乗りました。

ホームへのエスカレーター

ホームへ降りていくエスカレーターは日本と同じく深いです。

エスカレーターを降りたあたりで演奏をしているミュージシャンがよくいましたが
写真を撮るのを忘れました。許可を得てやっているような様子でした。

ロンドン地下鉄 チャリングクロス駅

この写真ではたまたま閑散としていますが、どこの駅もたいてい人がたくさんいます。
トンネルの口径が小さく、電車も小さい。一見頼りないですが、
本当に頻発しているのでほとんど電車を待つということがなく、頼りになりました。

ロンドン地下鉄 サークルライン車内

車内(Circle Line)

車両が小さく、天井もカーブしているので、現地のちょっと背の高い人は頭がつかえます。自分でもドアの近くでは首を曲げていました。
そういう状態なので中吊り広告はありません。
窓の上には路線図がずっと並んでいて、おぼつかない旅人にはありがたい。

日本の地下鉄と同じく、路線ごとにイメージカラーが決まっています。
Circle Lineは黄色。握り棒や吊り革もカラーコーディネートされていました。

イギリス旅行記 2 宿2013年06月12日 22時40分13秒

今回、ロンドンで五泊、コッツウォルズで一泊しました。

ロンドンの宿はチャンセリーコートホテル(Chancery Court Hotel
地下鉄ホルボーン(Holborn)駅から歩いて三分、大英博物館にも歩いて10分程度の便利なところにあります。

チャンセリーコートホテル 外観

外観。立派過ぎて全景が写らない。

チャンセリーコートホテル 外観

エントランスあたり。あまりホテルっぽくない。しかも改装工事中で
入口を入ると車一台停める程度のスペースがあるだけ。

チャンセリーコートホテル フロアプラン

部屋にあったフロアプラン。たくさん部屋があります。
本来は中庭があって、その奥にロビーがあるのでしょうが、
宿泊したときは工事中でまったく入れなかったので、
ラグジュアリーな雰囲気が皆無だったのがとても残念。


チャンセリーコートホテル エスプレッソマシン

室内は豪華です。エスプレッソマシンがありました。
ところが使い方がわからず、取説もおいてない。
フロントに聞こうにも、フロントへの電話のかけ方がわからない・・・
後で出向いて聞いたら、部屋まで来てくれて親切に使い方を教えてくれました。
取説を置いておけばいいのに、と思うのは日本人だからでしょうか?

フロントは仮設で窮屈ですが、サービスは○
こちらの怪しげな英語でのお願いにも、にこやかかつスマートに対応していただけました。

五つ星ホテルだそうですが、お風呂はバスタブなし。
またスリッパもなく(*)、部屋着としてバスローブがありますが、これをパジャマにできるかどうかは好みが分かれます。
この辺は海外ホテルでは常識だと思いますので念のため。

 (*)一番身近な読者から「チャンセリーコートにはスリッパあったよ!」との
    ご指摘をいただきました。思い出してみれば確かにその通り。
    チャンセリーコートにはスリッパがあります。
    ただ、一般的には海外のホテルでスリッパがあるところは少ないです。(くどい)

あ、あとイギリスは法律で室内は完全禁煙。ホテルにも喫煙室はありません。
そのかわり屋外での喫煙には寛容で、路上では老若男女スパスパやってます。
道端にもいたるところに灰皿が設置してあります。

 (6月16日追記)
知り合いからの情報で、ロンドンのホテルでも喫煙可の部屋があるそうです。
喫煙者の皆さま、あきらめずに聞いてみましょう!


コッツウォルズではミックルトン(Mickleton)という村にある、
スリーウェイズハウスホテル(Three Ways House Hotel)に泊まりました。

スリーウェイズホテル 外観

この地方特産のライムストーンで作られています。周りの家も皆同じような色合いで
とてもきれい。
広大な田園地帯の小さな村ですので、周辺散策するくらいしかやることはありません。

ホテルではプディングクラブというのもやっていて、
供されるプディングは全国的に有名なのだそうですが、元々スィーツにあまり興味がないのと、写真で見てもでかいだけであまり魅力がなかったのでスルー。すみません。

スリーウェイズホテル 室内

スリーウェイズホテル 室内

部屋ごとに内装が異なっているらしく、通された部屋はライオンがテーマ。
写真はありませんが、バスルームでも大きなライオンの絵に睨まれていました。

冷蔵庫もなく、特筆すべきこともない田舎宿といった風情ですが、
のんびりするにはいいところです。
ホテルの向かいに村で唯一、といった感じのよろず屋がありますので
水とか日用品は簡単に調達できます。
面倒なので夕食はホテルで食べましたが、5分以内のところに
三軒くらい食堂もありました。


イギリス旅行記 3 マーケット2013年06月13日 23時23分47秒

ブランドには夫婦揃って縁がありませんが、市場とかスーパーマーケットは大好き。
何これ??っていうものが次々に現れて、いくら見ていても飽きません。
今回もあちこちのぞいてきました。
厨房はないし、持ち帰れないものがほとんどなので、眺めるしかないのが残念。

1.Borough Market (バラ・マーケット)

歴史などは知りません。ロンドン橋の南側にあります。

Borough Market (バラ・マーケット)
屋根があって、お店は常設できれいです。売っているものも高級素材が多く
地元の人のための市場というよりは観光名所の色合いが強い。

Borough Market (バラ・マーケット)
ピクルス屋

Borough Market (バラ・マーケット)
キノコ屋
しいたけは日本と同じ。というか、こちらでも「Shitake」なんですね。
キングオイスターとあるのはエリンギみたい。
エノキもあるけど日本のとは似ていなくて、「ぶなピー」みたいです。

Borough Market (バラ・マーケット)
ここもキノコ屋
左下の青いパック入りが日本のエノキと同じ。

Borough Market (バラ・マーケット)
トマトのたぐいもいろいろ

Borough Market (バラ・マーケット)
半割りで10ポンド(=1600円) 高っ!!

Borough Market (バラ・マーケット)
鶏卵。オーガニックとはいえ6個2.2ポンド(=350円)  日本の主婦は買わんな。

Borough Market (バラ・マーケット)
海産物も全体に高い感じ。

Borough Market (バラ・マーケット)
ディスプレイにも凝ってます。

Borough Market (バラ・マーケット)あんこう
アンコウの口の中には手長エビ。

Borough Market (バラ・マーケット)
このおにいちゃんはパエリャ担当。とっても元気だった。

こうした料理を売ってその場で食べさせる店と、
素材を売る店が半々といった感じでした。
訪問した日は昼食をたんまりと食べた後だったのが無念でした。
ロンドンではレストランで食べるより、こうしたところで買い食いしたほうが
絶対安くておいしいと思います。

2.ポルトベロ・ロード (Portobello Road)

ハイドパークの西側、地下鉄 Notting Hill Gate 駅から北に伸びる
ポルトベロ・ロード (Portobello Road)です。

ポルトベロ・ロード (Portobello Rd.)

ポルトベロ・ロード (Portobello Rd.)

駅からしばらくは道の両側にアンティークの店が並びます。

ポルトベロ・ロード (Portobello Rd.)

そのうち、路上に露店が増えてきて、庶民的な雰囲気に。

ポルトベロ・ロード (Portobello Rd.)

野菜、安いです。右端のほうにあるぶどうは2パックで1.5ポンド。
ロンドンは何かと物価が高いですが、野菜果物、牛乳といった生活必需品は
日本より安いように感じました。


ポルトベロ・ロード (Portobello Rd.)

マーケット周辺はケンジントン宮殿にも近く、高級住宅街だそうです。
雑踏のマーケットから一、二筋 離れると雰囲気はがらりと変わり、
おしゃれな店が並んでいます。有名(らしい)なチョコレート屋さんの店内から。

3.カムデンマーケット

ロンドン動物園の北側に位置します。

カムデン マーケット(Camden Market)

迷路のような街路に所狭しとお店が並んでいます。多分に演出臭いことは臭いですが歩いて楽しい。

カムデン マーケット(Camden Market)


カムデン マーケット(Camden Market)

カムデン マーケット(Camden Market)

詳しいことは知らないのですが、ザ・クラッシュなどロンドン出身の幾多のバンドが
この街から活動を開始したそうです。

写真はありませんが、ここは屋台メシが豊富で安い。(食べてないので味は不明)

客層が若くて、ロンドンの原宿かな。

イギリス旅行記 4 食事(1)2013年06月16日 18時37分40秒

イギリス料理ってほんとにまずいのか、
この目と舌で確かめてみようと思っていました。

到着した日はチェックイン後に町をぶらぶらしながら、チェーン店らしきレストランに飛び込み。照明は暗めですがまぁファミレスといった感じです。


自分はハーフチキン、連れはスパゲティボロネーズを注文。
チキンは普通のローストだったのでおいしくいただけました。
付け合せのフライドポテトもたっぷりで、この一皿で腹いっぱいです。
スパゲティボロネーズは少しもらって食べましたが見事にふにゃふにゃ。
一応パスタを売りにしているレストランなのに・・

翌日昼はミールクーポンで指定のトラファルガー広場近くのお店で
フィッシュアンドチップス。

写真を撮るのを忘れましたが、
フィッシュどーん、ポテトどどーん、ゆでたえんどう豆どかーん・・

参考画像
(参考画像です)

食後に出てきたアイスクリーム。
アイスクリームどーん

こんなに食えるかっ!!!

うまいかどうかは個人の感性ですが、お腹いっぱいになることは間違いない。


その次の日の夜はコッツウォルズのホテルで食事。

メニューを見ても良くわからないのですが、肉にしようと
「Steak and Kidney Pudding」という料理をチョイスしたのですが、
出てきたのは小山のようなプリン状の物体。

Steak and Kidney Pudding
(これもネットの拾い物画像、すみません)

小山がスポンジ状かと思ったら、食感は「おこしもの」でした。
(うるち米を蒸して、搗かずに型にはめた食べ物ですがご存知でしょうか?)
もちもちと、歯にまとわりつきます。
そして中味は「もつ」の煮込み。ステーキを注文したつもりだったのに・・
後で知ったことですが、Kidneyって「腎臓」のことでした。
言葉を知らん人間は悲しい。
臓物系はきらいではないですが量が半端ない。
そして、別皿でたっぷりのゆで野菜。うーん。うーん。

このあたりでイギリス料理とはいかなるものか、少しわかってきました。
とりあえず量は多い。
そして「うまい」とか「まずい」ということはあまり問題になってない。
まず満腹することが食事の必要条件で、それ以外のことを問題にすることは
英国人としては恥ずべきことなのかも。

次回に続きます。

イギリス旅行記 5 食事(2)2013年06月17日 22時21分49秒

フィッシュ&チップスを外で食べると、だいたい7~12くらい。
飲み物をつけると日本円では2千円を超えるので、高いなーと感じます。

滞在二日ほどで、イギリス料理には早くも食傷しました。
メニューのバリエーションが少なく、どの料理も揚げたり煮込んだり、
味付けも塩かグレービーソースかマヨネーズ、ケチャップ。

で、それ以降どうしていたかというと、
部屋メシ(笑)

スーパーやデパート、そこらの飲食店で適当に買ってきたものを
ホテルの部屋で食べてました。

拡張高くイギリスの食文化を語ると思っていらした方、すみません。
以下、単なる日記です。

カップ麺に寿司
カップ麺、サンドウィッチ、寿司、ワイン、オレンジ

 ホテルの最寄のスーパー(Sainsbury's)で購入。
 寿司飯は最悪でした。はっきりと芯があって、酢が効いていなかった。
 後日他のスーパーで買った寿司飯はそんなことはなかったので、
 当たり外れがあるようです。

”わさび”のカレーと焼きそば
和食(+中華、コリアン)チェーン店”わさび” のお弁当
左は焼きそば+酢豚(のようなもの)。右はカレー+チキン南蛮漬け(のようなもの)

 ロンドンではそこらじゅうで目にしたチェーン店。
 比較的安くて繁盛していました。日本基準でいえば決しておいしいとは言えませんが
 日本人にとっては、ほっとひと息つけるようなメニューが並んでいました。


ハロッズのテイクアウェイ
ハロッズ(!)のナシゴレンとハーフチキン、
Waitroseのサラダ、マークス&スペンサーのデニッシュ、ビール

 ハロッズのデリ、名前にびびりますが、値段は他とほとんど変わらない
 (ような気がします) オススメできます。


タイカレー
タイカレー(グリーン、レッド) ミニサイズ 各£3.95

 これはお昼ご飯。”ポッド”というテイクアウトもできるチェーン店です。
 見た目はイマイチですが、おいしかった。


中華街とマークス&スペンサー
チャイナタウンで買ってきた、豚まん、ミニ春巻、鶏の串揚げ
サラダ(マークス&スペンサー)、ビール

 豚まん good!  春巻と串はイギリス風中華の趣で、パンチに欠けました。
 真ん中は春巻用のソースで八角の香りが強く、これをつけると何とかいけました。

 ホテルの朝食でも、レストランでもほとんど生野菜を食べる機会がなく
 ついサラダを買ってしまいます。



英国料理に語るべきものはないように感じましたが、大都会のロンドンでは
世界の料理が食べられます。
エスニック<イギリス人以外がやっている>巡りが楽しいかも。

イギリス旅行記 6 イギリスの人々2013年06月18日 22時33分56秒

おりしもG8サミットが北アイルランドで開催中。
ニュース映像を見ていた連れがぼそっと。
「首脳たちにどういうディナーがだされるのかな?」
確かに。
フランスやイタリアの人は怒り出すかも・・
不勉強で知らないのですが、アイルランドにはイングランドと違って
他国に誇れる郷土料理があるのかもしれないですが・・

失礼な妄言はこれくらいにして。


5月の下旬ということで、花いっぱいの初夏を期待していたのですが、
日が差さない日の最高気温は13℃くらいと、日本の2~3月なみの寒さでした。

雨の日(カムデンタウン)
(ノッティングヒル)

町ゆく人もコートで冬の装いです。

5月25日から27日にかけてはすっきり晴れました。
そうすると町には一気に半袖の人があふれます。

晴れの日(ボートンオンザウォーター)
(コッツウォルズ・ボートンオンザウォーター)

晴れの休日(ハイドパーク)
(ハイドパーク)

マラソン大会(グリーンパーク)
(グリーンパーク) マラソン大会に集まっています。

まだ20℃そこそこなので、半袖は気が早いと思いますが、
晴れる日は少ないようなので、晴れの休日はとても嬉しいのでしょうね。
気持ちはとってもよくわかります。


この時期、夜は9時でようやく日没。10時くらいに暗くなります。

露店(テムズ河沿い)
テムズ川沿いには屋台がたくさん出ていて、皆楽しそうです。

でかい観覧車"London eye"のある、テムズ川沿いの遊歩道は9時を回っても
ぶらぶらする人であふれています。
明るいので、夜更かししている気分ではありません。
レストランとかが10時過ぎると店をたたみ始めるので、それくらいになると
皆ぼちぼち帰り始めます。

劇場街(輪タク)
(ピカデリーサーカス付近の劇場街)

11時近い時刻ですが、バスから見る街は人でごったがえしています。
酔っ払いも多くてとても騒がしかった。
写真がボケボケで申し訳ないですが、
道端にはたくさんリキシャのような乗り物がいて、客待ちしています。
タクシーはその横、センター寄りに並びます。

ここは東南アジアか?!と思わせるようなカオスで、
リキシャは平気でバスの前を横切って行ったりするので
バスの二階から見ていて気が気ではありませんでした。



ホテルやレストラン、買い物などに限られ、普通の観光客以上に
イギリス人と触れ合う機会があった訳ではないので表面的な印象ですが、
ほとんどの人がフレンドリーかつ親切。
日本人にとって、安心して過ごせる国だと思いました。

特筆すべきはドライビングマナー。
これまでに訪れた国の運転はどこも日本とは比べ物にならないほど
荒いところばかりでしたが、イギリスの運転はおしなべて紳士的です。
横断歩道で立っているとクルマが停まってくれる国なんて、経験がありません。
(最近行くのが新興国ばかりなのもありますが)


イギリス旅行記 7 花2013年06月19日 23時21分42秒

旅の中で見かけた花です。

フジ
フジ
結構あちこちでみかけました。
Wikipediaでは日本固有種となっていましたが、
イギリスの人が気に入ってガーデニングに取り入れたのでしょうか?

リンゴの花
リンゴ
これもあちこちで満開でした。
日本では五月中旬ころ、信州は飯田あたりで満開のリンゴに
出くわしたことがあるので、日本より少し遅いようです。

アカシア?
アカシア
の仲間だと思います。たぶん・・

ナスみたいな花
ナス??
花の形はまさしくナスなのですが、ロンドンの立派なお宅でかなり大きな“木”が
満開になっていました。葉の形も違うような・・


青い花・・

青い花・・

青い花・・
青い花三題
どれも名前わかりません。すみません。


庭の花

庭の花

庭の花

以上三点はセント・ジェームズ パークの花壇


イギリスの方は食事へ振り向ける時間と情熱を省いて、
お庭作りに割いているような気がします。
それは庭だけでなく、街並みや田園の景観保全にも
十分活かされていると思いましたが、その辺の考察はまたの機会に。

イギリス旅行記 8 鳥と動物2013年06月20日 22時17分12秒

イギリスを旅していると鳥や動物との距離が日本より近くなります。

フットパスという制度があり、個人所有の牧場や畑の横を
遊歩道のように自由に立ち入って歩くことが出来るようになっていて、
国中のいたるところに整備されているようです。
さすが田園好きのイギリス人。

コッツウォルズのミックルトン(Mickleton)という村でフットパスを歩いてみましたが、
住宅地から森、牧草地、畑と変化に富んだ散歩ができてとても楽しい。
ただし、牧草地では糞を踏まないよう、足元の注意を怠ってはいけません!

こういうところを歩いていると普通にが近寄ってきます。
馬

は少し臆病で、人間とは一定の距離を保つようです。
羊

バスに乗って田園地帯の景色を眺めていると、いたるところで牛や馬、羊が
のんびりと草を食んでいます。とても絵になる景色なのですが
不思議なことに牛小屋とか羊小屋といったものを全然眼にしないのです。
日本で牧場というと牧草地の隣に必ず小屋があって、
少々の臭いがつきものなのですが、いったいどうなっているのか今も謎です。


話は飛んで、ロンドンの公園では、野生のリスが普通にうろうろしていました。
人からえさをもらっているので、あまり警戒しません。
リス



ももちろん一定の距離以内に近づくと逃げますが、
日本に比べると、人を恐れないようです。人にいじめられたことがないのでしょう、
見たことのない鳥もいるので、元バードウォッチャーとしては血が騒ぎます。

鳥を見かけるたびに撮影に挑戦するのですが、動かない鍾馗さんと違って
難しいこと。ファインダーに捉えるころにはどこかへ飛んでいってしまいます。
ピンボケ、手ブレが多いですが一期一会につき、ご容赦ください。

イエスズメ
イエスズメ (House Sparrow)
日本のスズメとは少し違って、灰色の帽子をかぶっています。


ハシボソガラス
ハシボソガラス (Carrion Crow)
これは日本で見るのと同じ種類。カラスの仲間では他にカササギとニシコクマルガラスを目にしました。


モリバト
モリバト (Wood Pegeon)
普通のカワラバトが多いですが、このハトも街なかにたくさんいます。


ホシムクドリ
ホシムクドリ (Common Starling)
日本のムクドリ同様ありふれた鳥のようですが、滞在中はあまり見かけませんでした。


クロウタドリ
クロウタドリ (Blackbird)
街なかの緑地では、この鳥をどこへ行っても見かけました。
まっ黒の地味な姿ですが、名前の通り、とてもきれいなさえずりを聞かせてくれます。


バン
バン (Common Moorhen)
ロンドンのセント・ジェームズパーク。
ここには他にも様々な水鳥がいました。
たくさん写真を撮ってきましたが、図鑑で見てみると
イギリスには分布しない鳥(たとえばペリカン)が多く含まれていました。
柵があるわけではないですが、半家禽なんでしょうね。
ですので掲載は省略。


ヨーロッパコマドリ
ヨーロッパコマドリ (European Robin)
日本のコマドリとは違って、人里で普通に見られます。
美しい姿にきれいな声、天は二物を与えた感じです。
シャッターチャンスに動揺して、ぼけました。


コウライキジ
コウライキジ(Common Pheasant)
日本のキジとそっくりですが、赤みが強くて若干はでな見た目です。
メス二羽を引き連れていました


キアオジ
キアオジ(Yellowhammer)
こういう山野の鳥を、このレベルで撮影できるのは、
自分の腕ではめったにないこと。奇跡的。


イギリス旅行記 9 テムズ川畔で夜景に挑戦2013年06月21日 23時22分52秒

夕方、テムズ川のほとりをぶらぶらしました。

テムズ川畔
Waterloo橋のたもと。これで夜8時を過ぎてます。

テムズ川畔

テムズ川畔
渇水期?なのか、河原でいろんなことをやってました。

テムズ川畔
夜九時を過ぎてやっとこの状態。
右の変な形のビルに沈む夕日が映っています。

テムズ川畔
中央の高いビルはシャードといって、今のところ西ヨーロッパで一番高いそうです。
展望台の料金も高いので、上りませんでした。


テムズ川畔
テムズ川を歩いて渡って、セントポール寺院まで来ました。
9時半ですが、まだ薄暮です。


ウェストミンスター付近
この日はこれでバスに乗って帰りました。
ウェストミンスター寺院と国会議事堂の間、9時40分。
シャッタースピードは1秒。

翌々日、夜景が見たくて、さらに遅い時間にもう一度出かけました。
着いたのは10時ころ。さすがに暗くなっています。

テムズ川畔
国立劇場

テムズ川畔
セントポール寺院とシティのビル街

テムズ川畔
ロンドン・アイ(観覧車)

テムズ川畔
ビッグベン

テムズ川畔
ロンドン水族館

テムズ川畔
タワーブリッジ