2012/7/14 知多市岡田 ― 2012年07月15日 23時30分25秒
三週連続で知多半島へ。
なかなか遠出の準備をする時間がなかったり、なんやかんやでお手軽なところへ出かけていることもありますが、思いのほか近場の魅力を再発見しています。
奈良方面では基本的にお寺の周辺で注意力を高めていればいいのですが
愛知県はあらゆるところに鍾馗さんがいる可能性があるので気が抜けません。
京都もいろんなところに鍾馗さんがいますが、置かれる場所は基本的に小屋根の上ばかりなので上から下まできょろきょろする必要はない。ところが愛知県は大棟の上が主流で、知多半島に限っては軒にも結構あるからややこしい。
町を歩いている間は片時たりとも気が抜けない、というのはちょっと大げさですが、
とにかく見つかる数が多いので、珍しい鍾馗さんは少なくても結構充実感があるのです。
今回歩いたのは知多市岡田地区。
内陸の町で江戸~明治にかけて木綿で栄えた町並みが残り、当時の繁栄を偲ばせるお屋敷が何軒も残っています。
町は低い丘に挟まれた狭い平地が中心ですが、そこからはみ出て丘のほうまで広がっています。
そのため道は坂に沿って曲がりくねり、地図なしではすぐに迷子になりそうな
起伏と変化に富んだ町並みです。
蒸し暑かったこの日、この町だけに絞って一時間ほど歩き回って
見つけた鍾馗さんは25体。
メインの通りには思ったほどないのですが、細道に入り込むとあっちこっちに鍾馗さんが見つかります。
壊れて顔だけになったのではなくて、はじめから面のように作られたように見えます。
たくさん鍾馗さんを見てきましたが、こんなのは初めてです。
暑さにめげて、1時間ほどで切り上げましたが町はまだまだ丘の上の方までひろがっているようで、今回は25体でしたがまだまだ探せば見つかりそうです。
どこに隠れているかわからない、宝探し気分を満喫できるオススメの探訪地!
P.S.
記事作成にあたり、以前に訪問したときの写真を見返していて面白いことに気がつきました。
これは町並み裏の高台から昨日撮影。
食料品店の屋上の3方向に鍾馗さんがのっています(矢印)
こちらは2004年10月22日撮影
右の鍾馗さんはいるけれど、手前と奥には鍾馗さんがいない。
奥の矢印のところ、壁の内側には鍾馗さん??という影。
手前の黒くて丸い物体はなんだろう?
さらに左端にはなにか作業をする人が。
ひょっとして鍾馗さん設置中??
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