季節はずれの桜2009年10月10日 23時20分12秒

鈴鹿市徳居町のジュウガツザクラ
鍾馗探索中に季節はずれの桜を見つけました。


愛知県は小原村(現在は豊田市)に
シキザクラ(四季桜)という
この時期に咲く品種があることは知っていたので、
シキザクラだと思い込みましたが、

調べてみると、この時期に咲く桜は
いろいろあるんだそうです。

 このはなさくや図鑑~美しい日本の桜~


これは「ジュウガツザクラ」のようですね。
シキザクラは5弁だそうです。

鈴鹿市徳居町

2009/10/10 津市一身田~関宿2009年10月11日 21時32分47秒

津市河芸町浜田の鍾馗さん
台風が過ぎて好天が約束された土曜日。

朝のひんやりとした空気は澄みわたり、
気分を盛り上げてくれます。

こんな季節を心待ちにしていました。

今回は紀勢本線・一身田駅をスタート地点に
内陸を北上し、鈴鹿市へ。
国府町で西に折れて鈴鹿川を遡り、
東海道関宿をゴールにします。

かなり距離がありますが、この陽気ですからね。


旧河芸町は、海に近い伊勢街道沿いでは、
かなり鍾馗さんが見られる町なので、
今回通る山沿いでも
鍾馗さんを期待していました。
探訪の結果、写真の鍾馗さんをはじめ、
期待通りかなりの数が見られました。

また、鈴鹿市徳居町は「鍾馗の里」ともいうべき
鍾馗さんの密集集落で、
計23体の鍾馗さんを町内に確認しました。
ただ、残念ながら種類は限られ、
#124
#640
このどちらかしかありません。

鈴鹿川左岸を関まで、延々歩きましたが、
ここではほとんど収穫はありませんでした。

歩行距離41km、発見した鍾馗さん21体。

かわせみ君2009年10月12日 23時46分01秒

カワセミ
10月10日の探訪中の副産物。

ご覧のとおり、素人まるだしの出来栄えですが、

30秒ほどカメラの前でポーズを取ってくれた
かわせみ君に敬意を表して。


亀山市関町

2009/10/12 東浦町2009年10月13日 22時44分50秒

東浦町生路の鍾馗さん
10月12日、体育の日は愛知県東浦町へ。

知多半島の付け根にあるこの町は
これといった観光資源もなく、
ベッドタウンとして発展しています。

鍾馗を探す人間にとって、
この平凡で目立たない街が
実は大変魅力的な土地となっています。

とにかく鍾馗さんがたくさんある。
これまで町内で155体の鍾馗さんを見つけていますが
分布密度で言えば愛知県一間違いなし。

後背地は丘陵で人家もない町ですので、
可住地だけでの密度で言えば
日本一かもしれません。


ということで、四度目の訪問ですが
行ってまいりました。
主だった道は既に歩いているので、
ひたすら裏路地に入り込みます。


あっと驚く希少な鍾馗さんはありませんでしたが、
いたるところで見つかるため、
歩いては止まり、
写真を撮ってはメモを取り、
忙しい探訪でした。

【0072】宇陀市菟田野古市場2009年10月14日 23時53分07秒

宇陀市菟田野の鍾馗さん
【所在地】 奈良県宇陀市菟田野古市場
【発見日】 2004/12/11
【撮影日】 2006/7/14
【整理番号】 0072BX
【発見数】 1
【リンク】
 収蔵室
 よりぬき

【コメント】

旧菟田野町中心部の大豪邸にあがっています。

まだ鍾馗さんに興味がなく、
町並みを捜し歩いていた頃に目に止まり、
記録していました。
とぼけた味わいのある鍾馗さんだと思います。

こちら の記事で紹介した、
「急々如律令」のまじないが胸に見られますね。


同じ家に こちら の鍾馗さんも見られます。

【0990】吉野町立野2009年10月15日 23時07分08秒

吉野町立野の鍾馗さん
【所在地】 奈良県吉野町立野
【発見日】 2008/9/27
【撮影日】 2008/9/27
【整理番号】 0990BO
【発見数】 2
【リンク】
 収蔵室
 よりぬき

【コメント】

吉野町、上市の町並みの一角。
屋根の反対側に対の鍾馗さんもあります。

おなじ吉野町内の、こちら の鍾馗さんは兄弟分。

非常に丁寧かつリアルに作られています。
かなりの旧家に見えましたので、
鍾馗さんも古いものと思われます。

【0438】吉野町吉野山2009年10月16日 23時59分22秒

吉野町吉野山の鍾馗さん
【所在地】 奈良県吉野町吉野山
【発見日】 2006/4/14
【撮影日】 2006/4/14
【整理番号】 0438DX
【発見数】 1
【リンク】  収蔵室

【コメント】
吉野山参道上、金峰山寺蔵王堂より
少し上にいったところで見られます。

実はこちらのグループ【#234】 に含めるべきか迷いましたが、
全体の作りはそっくりなものの、
表情が醸し出す雰囲気がまるで違うので、
この鍾馗さんは#234の模倣作と見ています。

同じ家にはこちらの鍾馗さん も並んでいます。

【1062】大淀町薬水2009年10月17日 23時59分48秒

大淀町薬水の鍾馗さん
【所在地】 奈良県大淀町薬水
【発見日】 2009/4/18
【撮影日】 2009/4/18
【整理番号】 1062DX
【発見数】 1
【リンク】  収蔵室

【コメント】
大淀町は吉野川に沿って市街地が展開していますが、
この鍾馗さんはそこからは外れ、
隣接する御所市、吉野口に近いあたりの
山あいの小集落で見つけました。

小作りで目立たないですが、棟端瓦と一体になり、
古そうでいやみのない、何か印象に残った鍾馗さんです。

2009/10/17 岡崎~碧南2009年10月18日 23時24分32秒

碧南市鴻島町の鍾馗さん
10/17(土)はすっきりしない予報だったため、
遠出を見送り、近所を歩くことに。

JR岡崎駅から、矢作川に沿って下り、
岡崎市中島町、西尾市米津町、安城市東端町などを
経由して名鉄碧南駅までの30km強。

終日曇り空でしたが、雨はほとんどなく、
暑さとも無縁でしたたので、ある意味鍾馗探訪には
絶好のコンディションかもしれません。


今回歩いた西三河南部では
かなりの数の鍾馗さんを見ることができますが、
西高東低、すなわち碧南、刈谷など、
知多半島に近いエリアほど
多くの鍾馗さんが見られる傾向があり、
今回のコースの大部分は、
正直あまり期待できないところです。

この地域は、1945の三河地震で大きな被害が出たらしく、
古民家も相当数が失われたのではないでしょうか?
これも古い鍾馗さんが少ない遠因の一つに
なっているような気もしました。


それでも通しで24体の鍾馗さんを記録し、
まったく期待していなかった新種も
見つけることができました。


今がキンモクセイの最盛期。
いたるところで香りを漂わせています。

普段はどこにあるのやら、
ほとんど気にしていませんが、
この時期だけは「キンモクセイをたどるウォーキング」
となり、あちらこちらに株を発見すると、
日頃の不明に恥じ入ります。

鍾馗に必死になって、回りが見えていないなあ・・

【0439】 奈良県五條市須恵2009年10月19日 23時55分41秒

五條市須恵の鍾馗さん
【所在地】 奈良県五條市須恵
【発見日】 2006/4/14
【撮影日】 2009/4/18
【整理番号】 0439LX
【発見数】 1
【リンク】  収蔵室

【コメント】
ここまでくると、和歌山県まであと一息といったところです。
五條市ではあまり多くの鍾馗さんはないようですが、
見つかる鍾馗さんは奈良風です。

以前紹介した こちら  の鍾馗さんと同じく、
進士巾が垂れ下がっているので、
いかつい顔ながら、オカマさんのように見えて仕方がありません。