2008/8/31 碧南市~知立市2008年09月07日 22時15分41秒

知立神社前の鍾馗さん
近場のお出かけで碧南市北端の北新川駅から名鉄三河線に沿う形で高浜、刈谷、知立と歩きました。

二十数キロ、約5時間の行程でしたが、実はこれは毎日の通勤経路とほぼ重複したコース。東海地震で家まで歩く羽目になったらこんな感じかと考えながら歩いていました。
数だけはあるもののこれはという出会いもないまま、あきらめかけ最後に見つけたのがこちら。

灯台下暗しでした。
初見ではありませんが、知多市名和で一つ見たことがあるだけの鍾馗さんです。

2008/9/6 滋賀県湖南市~野洲市2008年09月07日 22時25分55秒

野洲市三上の鍾馗さん
不安定な天気が続きますがものともせず鍾馗探索です。
18きっぷ最後の一枚で滋賀県へ。草津線三雲駅から琵琶湖線野洲駅まで、野洲川の北側を近江富士を終日眺めながらの22kmほどです。
覚悟していたとはいえ、暑かったり、降られたりと天気には悩まされましたが、素敵な鍾馗さんに沢山出会うことができました。
こちらでの紹介は1点だけになってしまいますので、ぜひ本宅でごらんください。

本宅 鍾馗博物館

通り雨にうたれて田んぼ道をとぼとぼ歩いていると、通りすがりの車からおっちゃんが声をかけてくれました。

「どこまで行くん?乗ってっか?」

目的の集落はすぐそこだったの丁重にお断りしましたが あったかい心になりました。

ハンミョウ2008年09月08日 23時17分07秒

班猫
鍾馗を探して歩いていると、いろんなものが目に入ってきます。
汗だくになって歩いていることが多いので、市街地や人ごみでは遠慮がちですが、人気の少ない田舎道では鳥、動物、虫、花、きのこ・・と自然が友達。
今回はこちら。
アップにしてみるとずいぶん派手派手しいですね。
近づくと飛び立って逃げますが、5メートルほど先に降り立ってまた待ってくれています。これを数回繰り返すと友達になった気分です。

またの名を「ミチオシエ」というそうです。

2008/9/13 高島市2008年09月16日 00時17分12秒

きあげは
旧高島町と安曇川町。 地図で見ると「いかにも」という集落が点在し、由緒のありそうなお寺も。
安曇川が作ったこじんまりとした平野、安曇川デルタは琵琶湖西岸の地形上のアクセントにもなっています。
鍾馗さんは、坂本以南にはかなり分布していて、その少し北の堅田では格段に少なくなることを知っており、高島付近もそんなにはないだろうとは予想できましたが、地形的な魅力に引かれ出かけてみました。
結果は残念。20数キロ歩いて鍾馗さんはありふれたものが1体。 予定では近江高島から安曇川駅経由、新旭まで歩くつもりでしたが安曇川でキャンセル。これだけ鍾馗さんのないところでは根気が続きません。
琵琶湖西岸の鍾馗分布北限を確認する結果となりました。

まぎらわしい毘沙門さま2008年09月21日 23時18分35秒

奈良市白毫寺町 の毘沙門天
鍾馗さんを探していて間違えやすい筆頭は毘沙門天。
七福神の一員ですので、奈良あたりの豪邸などでは恵比寿大黒や吉祥天などと一緒に塀にならんでいたりします。

そんな場合は分かりやすい方。

単体での見分け方としては、毘沙門天の場合、甲冑を身に着けている、仏教の守護神なので宝塔を捧げ持っているなどの特徴があり、落ち着いてみてみれば分かるのですが、見つけたときは気分もハイになっているので勘違いすることもしばしば。

こちらも見つけた時は「レアな鍾馗さん!!」とすっかり思い込みました。

まぎらわしい毘沙門さま(つづき)2008年09月21日 23時28分49秒

白毫寺町の鍾馗そっくりさん
別の角度から撮った写真がこちら。

宝塔をしっかり持っています。

家に帰って写真を見返すまで気がつきませんでした。

2008/9/19 明日香村、橿原市2008年09月22日 22時17分11秒

明日香村檜前 付近の彼岸花群生
約半年ぶりの奈良県訪問。
台風一過の爽やかな秋晴れを期待しましたがずいぶん蒸し暑く、当てが外れました。
今は彼岸花が盛り。
先週までそれほど目立たなかったのが、一気に至る所で満開です。
毎年間違いなくこの時期に咲き揃うのは、当たり前のことですが不思議なことですね。

明日香村と橿原市、行きそびれていた集落と服部さんから教えていただいていた鍾馗さんを見に出かけたのですが、ルート上の再訪集落でも、結構な数の初見鍾馗さんを見つけました。
詳細は本宅でどうぞ。
本宅 鍾馗博物館

自分のずさんな探し方にもがっくりきますが、やはり奈良の懐深さを感じた一日でした。