2013/8/3, 8/11 愛知県内ミニ探訪2013年08月18日 22時17分15秒

お暑うございます。
鍾馗命!!の管理人といえどもさすがに本格探訪には出かけられず、
近場をちょろちょろしてお茶を濁しています。

8月3日は地元で目にとまっていながら、これまで撮影機会のなかった鍾馗さんを
あちこち回って写真に収めてきました。
珍しい鍾馗さんはなかったのですが、帰宅して写真を眺めていて気になったのが
この鍾馗さんです。

岡崎市東蔵前町の鍾馗さん
岡崎市東蔵前町

#0071として愛知。三重を中心に60体以上を記録している、
ありふれた鍾馗さんですが、何かちょっと違和感があって標準タイプと見比べてみると

0071細部の比較

やっぱり細部が色々違います。
特に手の位置は同じ型であれば、こんなにずれることはないと思います。

0071の比較その2

ちなみに他も見比べていくと、皆、ちょっとずつ違っているように見えてきて
パニックを起こしそうです。
岡崎市東蔵前町と岡崎市石崎町は近縁の兄弟で、
一宮市萩原町と明和町上野は同じ型だとは思うのですが・・

分類は難しい。


8月11日には高浜市の中心部を歩いてみました。
現在、日本で最大の瓦産地が高浜市を中心とする三河地方で、
鬼瓦専門の職人である鬼師さんが今でもたくさんおられるのも高浜市。
瓦鍾馗さんも高浜産がとても多いのです。

さぞ鍾馗さんも町にあふれていると思われるかもしれませんが、
意外に街には鍾馗さんが少なく、産地イコール消費地ではないということでしょうか。

灯台下暗しで、市街地を歩くのはほぼ八年ぶり。
かんかん照りの下、1時間少々で退散しましたが、変わったものをみつけました。

高浜市春日町の鍾馗さん(鍾馗面)
高浜市春日町

つし二階の低い軒下にあって、我ながらよく見つけたと思います。
お庭にお邪魔して正面からも写したかったのですが、
鍾馗さんの下では番犬がわんわんと吠えていて、
通りからこそこそと撮影して退散しました。

「鍾馗面」とでもいうべきこういったタイプ、
昨年知多市岡田で見つけて以来の二例目です。