イギリス旅行記 1 ロンドンの乗りもの2013年06月11日 22時35分50秒

5月23日から30日まで8日間の日程でイギリスに行ってきました。
何回か旅行記めいたものを掲載しようと思います。
このブログの趣旨とは全然違いますが、しばらくお許しを。

ときどき仕事で海外に行くことはあるのですが、
プライベートの海外旅行はなんと25年ぶり(新婚旅行以来!)
連れ合いは海外そのものが新婚旅行以来です。
当初、レストランの注文から買い物まで、私任せでしたが、
終盤では自分で買い物をするようになっていました。偉いものです。

23日にロンドンに入り、25日朝から26日夕までコッツウォルズ地方に出かけた以外は29日の夕方まで、ずっとロンドンに滞在していました。
大荷物を持った大移動がまったくない、ゆったりした旅はいいですね。

春のヨーロッパは日が長く、朝5時には明るくなり、夜は22時まで明るいので
一日が長いこと。
夕食を終えて外に出てもまだ日が出ているので、つい、「じゃあもう少しどこかへ行ってみようか」となり、疲れますが一日がとっても有効に使えました。

今回の旅行はロンドンに滞在するということで、ロンドンの公共交通が乗り放題のトラベルカードを準備していきました。


ロンドン トラベルカードとオイスターカード

上がトラベルカード、下はオイスターカードです。

ロンドンの地下鉄はゾーン制で中心部がゾーン1、外に行くに従って数字が大きくなり、
ヒースロー空港はゾーン6になります。

London tube map

トラベルカードにはゾーン1、2だけで有効なものと、すべてのゾーンで使えるものと
二種類あって料金も異なります。
少し悩んでゾーン1、2だけのものにしましたが、5日間動き回って、結局ゾーン1の中だけの移動で事足りました。普通の観光であればまずこれで大丈夫だと思います。

トラベルカードかオイスターカードか?

オイスターカードは日本のSUICAやTOICAを思い浮かべてもらえればよく、
チャージ式の磁気カードです。
普通に乗車券を買うより、オイスターカードのほうがかなり安い
(というか普通の乗車券がめちゃくちゃ高い!)ので、
地元の人はほとんどこれを持っているようです。
一日8ポンドちょっと乗ると、それ以上はチャージされないようで、乗り放題の一日乗車券としても魅力的です。
トラベルカードかオイスターカードも、自分達の予定と照らし合わせると金額的には大差がないようで、どちらにするか迷いましたが、残額を気にする必要がなくて気楽だからという理由でトラベルカードを用意しました。

滞在中はこれでバスと地下鉄に乗りまくりました。
地上にはバスがうじゃうじゃ走っていますし、地下鉄はひっきりなしにやってきます。
この便利さはすごいです。

バス

ロンドンでバスと言えば二階建て。普通のバスも走っていますが市街で見るバスの多くは二階建てです。
路線は無数にあって、おのぼりさんが把握するのはどだい無理。
どんどん来るし乗り放題チケットを持っているので、だいたいの方向だけ合っているのを押えたら適当に乗っていました。目的と違う方向へ行きそうになったら慌てて降りて乗り換える、といったことを繰り返していました。
トラベルカードの場合、運転手さんにカードをちらっと見せるだけでOK。
もちろん地下鉄で行ったほうが早くて確実なのはわかっているのですが、
バスはなんといっても景色が見えるというメリットがあります。

ロンドンバス 二階席からのリージェントストリート
リージェントストリート

二階席の最前列に座るとこんな景色です。

ロンドンバス 二階席

やっぱり最前列は人気でふさがっていることが多かった。

ロンドンバス 二階席からの街角
混雑するオックスフォードストリート

二階席からは街を見下ろす感じになります。


地下鉄

まいにち少なくとも四,五回、よく乗りました。

ホームへのエスカレーター

ホームへ降りていくエスカレーターは日本と同じく深いです。

エスカレーターを降りたあたりで演奏をしているミュージシャンがよくいましたが
写真を撮るのを忘れました。許可を得てやっているような様子でした。

ロンドン地下鉄 チャリングクロス駅

この写真ではたまたま閑散としていますが、どこの駅もたいてい人がたくさんいます。
トンネルの口径が小さく、電車も小さい。一見頼りないですが、
本当に頻発しているのでほとんど電車を待つということがなく、頼りになりました。

ロンドン地下鉄 サークルライン車内

車内(Circle Line)

車両が小さく、天井もカーブしているので、現地のちょっと背の高い人は頭がつかえます。自分でもドアの近くでは首を曲げていました。
そういう状態なので中吊り広告はありません。
窓の上には路線図がずっと並んでいて、おぼつかない旅人にはありがたい。

日本の地下鉄と同じく、路線ごとにイメージカラーが決まっています。
Circle Lineは黄色。握り棒や吊り革もカラーコーディネートされていました。