みちくさ学会の本! ― 2013年04月01日 22時51分14秒
寄稿している『みちくさ学会』の本がでました。
本といっても電子ブック。
AmazonのKindleや、スマホ、タブレットにKindleの無料アプリをダウンロードして見る事ができます。
約30あるカテゴリーのうち、今回収録されているのは
『トマソン』『換気口』『マンホール』『坂道』『歩道橋』の5テーマ。
いずれ劣らぬ個性的な執筆陣ですので、楽しんでいただけると思います。
鍾馗も第何集かには収録予定ですが、ちょっと先になりそうです。
気長にお待ちください。
『水野真紀の魔法のレストラン』に鍾馗さんが登場します ― 2013年04月17日 22時30分11秒
MBS毎日放送 毎週月曜日 19時~ の
4月22日の放送は
「~よそさんの知らん秘密の京都・味の洛中洛外図~ 京都は奥が深おすなぁ」
番組中に鍾馗さんがちょい役で登場予定!
情報提供で番組作りに少し協力しました。
関西一円では視聴できるのでしょうか?
私の住む愛知県では見ることができません(涙)
BSのTwellVでは毎週放送しているのですが、
現在は2011年頃製作のもので、オンエアされるのはいつのことやら・・・
ご覧になった方、感想をお願いします。
けっこう見事 ― 2013年04月21日 09時45分32秒
2013/3/30 丹波、篠山、福知山 ― 2013年04月30日 10時58分55秒
フィールドワーク優先ですっかりアップが遅くなってしまいましたが、去る3月30日、服部さん、おとんさんと共に兵庫県丹波市在住の三河屋茂兵衛さんに、丹波地方の鍾馗さんを案内していただきました。
兵庫県丹波市、篠山市、京都府福知山市に点在する24体を一日で走り回っていただいたのですが、以下の写真のとおり、ほとんどが手作りの一品ものと思われます。
これまでほとんど存在しないのではないかと勝手に思っていた、丹波地方の鍾馗分布が塗り替えられました。
博物館への収録は少し先になりそうなので、しばらくはこちらをご覧ください。
もっときれいな写真をご覧になりたい方はこちら
丹波市氷上町黒井 【1472】
鬼はとても大きく、反対側には二本の脚が突き出ています。
丹波市氷上町谷村 【1473】
丹波市氷上町谷村 【1474】
丹波市氷上町谷村 【1475】
丹波市山南町北和田 【1476】
丹波市山南町北和田 【1477】
丹波市山南町井原 【1478】
篠山市西町(魚屋町?) 【0620】
篠山市西町(魚屋町?) 【1479】
篠山市福住 【1480】
篠山市福住 【1481】
上の鍾馗さんとは同じ家、前後にあがっています。
篠山市小田中 【1482】
篠山市小原 【1483】
福知山市萩原新町 【0741】
リンク先の綾部の鍾馗さんとは間違い探しのようにそっくりです。
福知山市上野 【1484】
福知山市三俣 【1485】
福知山市長田 【1249】
左手の鞘に刀身らしきものが覗いています。でも柄は右手にあり何か変です。
福知山市猪崎 【0751】
福知山市三和町草山 【1486】
福知山市三和町草山 【1486】
上の二体は同じお宅です。1センチはありそうな袖の厚みがいい。
丹波市市島町酒梨 【1487】
一日でこれだけの鍾馗さんを眼にすることができるなんて幸せ者(^^v
三河屋さんに感謝です。
その後も既に西脇市で新たな鍾馗さんを発見されたそうで、これからもよろしくお願いします。
2013/4/13、4/20 一宮~彦根 ― 2013年04月30日 21時15分13秒
少しづつですが鍾馗に関心を持っていただける方が各地に増えてきて、
地道で貴重な探訪の成果を、ご案内いただけることがあります。
先月はそんな探訪が何件かあって、
車に座ったままで貴重な鍾馗さんを見てきました。
ありがたいことですが、ほとんど歩くこともないので
これが続くと運動不足でみるみる腹が・・・・
これではイカンとどーんと歩いてみることにしました。
予定コースは愛知県一宮市玉ノ井(旧木曽川町)から、墨俣、大垣、関ケ原、醒ヶ井などを経由して滋賀県彦根市の鳥居本まで。
垂井までは名古屋から中山道につながる脇往還の美濃路、
垂井から先は中山道になります。
地図上で計測すると、約58kmでした。
これは全盛期でも歩いたことのない距離で、脚力が未回復の現状では
多分に無理のあるプランでしたが、だめなら途中でやめて電車に乗ればいいので
軽い乗りで出発進行!です。
歩いて府県境を越えることは少ないのですが、完歩できれば一日で二つの県境を越える快挙となります。
鍾馗もそれなりに見つかるとは思いましたが、それほど期待せず。
名鉄玉ノ井駅を6時30分に歩き始め、すぐに一体目を目にして幸先よし。
ひんやりとした朝の空気が気持ちいい。
長年愛知県に住んでいますが、木曽川の橋を歩いて渡るのは生まれて初めてかも。
今日は豪勢にも木曽三川(木曽川、長良川、揖斐川)を全部渡ります!
垂井町の相川には盛大にこいのぼり。背景は伊吹山。
30kmあたりの垂井くらいまでは快調でしたが、その先のちょっとした上り坂にかかると、とたんに脚が上がらなくなってきました。
ということでこの日は関ケ原駅(35km)でリタイア。
この日の鍾馗さんは新規11体、再確認3体。
すべて量産品ですが街道沿いにちらほらと途切れず見られました。
翌週は水曜日くらいまで、お尻が筋肉痛・・
登りには弱いなぁ。
次の週、4月20日は関ケ原駅を起点にリベンジです。
といっても残りは30km弱なので
もう少し足を延ばして高宮宿の手前まで行き、
「高宮道」を彦根城下まで折り返してみることにしました。
関ケ原駅を7時発。この日もひんやりと爽やかな朝です。
里山の木々も芽吹き始めて目に眩しい。
今須~柏原間
鍾馗さんが見当たらない分、自然に目がいきます。
柏原付近で見たイカル ずんぐりした姿ですが声はきれい。
この日は予定通りの行程を無事歩きました。
二日間の合計で70kmちょっと。
鍾馗さんは新規はわずかに3体、すべて今出来の型物です。