2013/1/26 太子町・たつの市 ― 2013年02月03日 20時26分13秒
一昨年6月に兵庫県たつの市、太子町を探訪して、
珍しい鍾馗さんをたくさん見つけました。
この時は突撃スケジュールで行き残した集落がたくさんあったのと、後半は本降りの雨で、せっかくの鍾馗さんの写真がボケボケになってしまったのが心残りでした。
遠いこともあってなかなか行けなかったのですが、
先日ようやく再訪し、数は少ないですがよい鍾馗さんに出会えました。
たつの市揖保町揖保中 #1466
侍大将のように、どっかと腰をおろしています。
たつの市揖西町中垣内 #1467
向いの畑から撮影していたら隣の家の奥さんに声をかけられました。
よくある不審尋問(^^;
るる説明して疑いを解いたら、鍾馗さんの家のご主人に紹介してくれました。
以下はご主人に伺った話です。
・家は大正末~昭和初め頃の建築、瓦は昭和40年ころに葺き替えた。
・鍾馗さんは葺き替え以前のものを残したが、いつ頃の物かは不明。
保存されていた柱書きには天保四年(1833)、
鬼瓦には天保五年(1831)と書かれていて、
鍾馗さんもこの頃まで遡る可能性がありますが確証がありません。
たつの市誉田町井上 #544に収録
以下の鍾馗さんは再訪・再撮影です。
太子町竹広 #1301
太子町竹広 #1300
姫路市網干区和久 #1302
太子町蓮常寺 #544
太子町鵤 #1296