彦根の鍾馗さんマップ! ― 2012年06月25日 22時09分06秒
6月17日、彦根に行ってきました。
今回は「まち遺産ネットひこね」の皆さんからのお招きです(^^;
『まち遺産ネットひこね』は、町に残る歴史遺産を再発見して
市民や観光客に彦根の知られざる魅力を伝えていこうと活動しておられる団体で、
今年のテーマのひとつが『鍾馗』。
彦根とその周辺地域の鍾馗さんマップを作成するとともに、
秋にはそれを使ったまち歩きイベントを計画中で、
私のほうに情報提供依頼がありました。
もちろん諸手をあげて協力です。
これまでに私が彦根市内で発見した鍾馗さんは50体弱。
大部分は郊外の農村集落で、中心市街地はお寺鍾馗を数体知るのみです。
郊外は一般の町歩きにはちょっとハードルが高いし、どうかなあとも
最初思いましたが、NPOの方は既に30体近くを市街地で発見しておられ、
一度ご案内しますとのお誘いをいただきました。
降り続いていた雨も幸い上がり、
市役所に集合して、メンバーの皆さんと一緒に鍾馗探訪してきました。
彦根城を案内いただきました。
彦根は何度も来ているのですが、お城に入るのは初めて(^^;
彦根といえば言わずと知れた国宝・彦根城に日本一のゆるキャラ・ひこにゃん。
さらに町並みを再現した夢京橋キャッスルロードと一級の観光資源を
保有していて、滋賀県の町では訪れる人も多いイメージがあります。
この日も日曜日ということもあって、かなりの人手で賑わっていました。
でも案内いただいた方たちのお話では、賑わうのはそういった一画だけで
少し外れると観光客も地元の人もぐっと少なくなって、
なかなか賑わいを取り戻す手立てが見つからないのが悩みとか。
鍾馗さんは思いがけない街角に潜んでいるので、
マップ片手にいろんな人が、いろんな所を歩いてくれるといいですね。
どんなマップができるか、乞うご期待です。
この日は30体弱の鍾馗さんを案内していただきました。
以下、めぼしい鍾馗さんです。
本町
本町
中央町
腹のあたりに獣の顔があるのが不思議です。
結構多いとのことですが、またがったり、横に従えるのが通例だそうです。
この鍾馗さんの場合、中途半端なところについていて
なんとも割り切れない、釈然としない造形です。
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