2011/4/24 【速報】奈良 橿原・桜井・天理 ― 2011年04月24日 23時13分17秒
今日は昨年10月以来の奈良県へ。
大和八木から柳本を経由して結崎駅までを歩いてきました。
まだ写真の整理もこれからなので、詳しくは後日レポートしますが、
嬉しいことがあったのでとり急ぎアップします。
ときどき雲が広がる時間帯もありましたが、
今日の奈良は概ねこのとおりの晴天。
気持ちのよい探索日和でした。
翻る鯉のぼりを見ると、
このお宅には若夫婦と子供がいることがわかります。
こうした伝統家屋や集落に共通の課題として、
住人の高齢化がありますが、
こちらではとりあえずその点は安心。
自らも親と離れて暮らすのを棚に上げて、
語る資格はないのですが、伝統集落のあちこちの家で
鯉のぼりが翻るようになるといいな。
(ちなみにこちらのお宅に鍾馗はありませんでしたが)
(2005年10月撮影)
天理市長柄町のこの鍾馗さんは鍾馗博物館・収蔵室(#0020)
にも記載のとおり、2007年再訪時には真新しい家に建て替わっていて
鍾馗さんも見当たらず、古い家と運命を共にしたと思っていました。
他に見たことのない一品ものだっただけに・・
ところが今日通りがかると、あったんですねぇ。
左の黄色っぽい壁がくだんのお宅ですが、
正面から、勝手口脇の塀の上へ移って、
少し待遇は悪くなりましたが健在だったんです!
手を触れられるほど間近に置かれ、しかも前傾気味だった以前に比べ
正しい姿勢にしてもらっています。
失われたと思っていた鍾馗さんを再発見したのは
たぶん初めて。
語る相手もいない単独行ですが、一人静かに興奮していました。