八幡系 (7) 執念の彫り ― 2010年09月16日 23時36分47秒
(東近江市綺田)
この鍾馗さんも典型的な八幡系の優品。
棟端瓦と完全に一体化しています。
この鍾馗さん、細部へのこだわりがすごい。
右手部の拡大
鍾馗さんらしくない、細くて筋張った指の質感は
一般的な瓦鍾馗さんとは別次元。
波打つ袖と衣服の装飾も深く鋭く彫り込まれています。
鍾馗さんらしくない、細くて筋張った指の質感は
一般的な瓦鍾馗さんとは別次元。
波打つ袖と衣服の装飾も深く鋭く彫り込まれています。
こちらは左手、左足。
執念を感じます。
残念ながら、銘は確認できませんでした。
執念を感じます。
残念ながら、銘は確認できませんでした。
この鍾馗さんのある綺田は、「びわ湖空港」建設予定地すぐ近くの
静かな集落です。
空港計画は白紙撤回のようで、余所者の勝手な感想ですが、
完成のあかつきにはこの静かな集落と鍾馗さんがどうなっていたかと思うと
ほっとしています。
はっきり言って交通の便はめちゃ悪いところ。
こんなところに空港作ったところで、
滋賀県の人だってあまり使わないでしょ。
静かな集落です。
空港計画は白紙撤回のようで、余所者の勝手な感想ですが、
完成のあかつきにはこの静かな集落と鍾馗さんがどうなっていたかと思うと
ほっとしています。
はっきり言って交通の便はめちゃ悪いところ。
こんなところに空港作ったところで、
滋賀県の人だってあまり使わないでしょ。