【0509】田舎の素朴な親父風 つづき2010年08月19日 23時32分30秒

昨日の続きでよく似た鍾馗さんを紹介しますが、
今日登場するのは「街でよく見る」とはいかないレアものばかり。
どれも一品もの、もしくは、発見数が数体以内です。


四日市市蔵町の鍾馗さん
(四日市市蔵町)

標準タイプにそっくりですが、何故か小脇に本か弁当箱のようなものを
抱えています。何でしょうか?

甲賀市土山町大野の鍾馗さん
(甲賀市土山町大野)
滋賀県産はなんとなく「とさか」が派手なように思います。

四日市市馳出町の鍾馗さん
(四日市市馳出町)

唯一、柔和な顔つきの兄弟。

松阪市魚見町の鍾馗さん
(松阪市魚見町)

こちらの鍾馗さんも悩みがありそう。
剣は腹に。

松阪市駅部田町の鍾馗さん
(松阪市駅部田町)

顔小さめ。剣は捧げ持っていたのでしょうがLOST。
ちなみに「駅部田町」は「まえのへたちょう」と読みます。
超難読。

彦根市小野町の鍾馗さん
(彦根市小野町)

剣振り上げタイプ。
大量生産の鍾馗さんでは、欠損を防ぐために
決してこのように剣を身体から離すようなデザインはしません。

小野町は中山道に沿った小さな集落です。

津市香良洲町小松の鍾馗さん
(津市香良洲町小松)

昨日紹介した、東員町山田の鍾馗さんそっくりの、剣振り上げタイプ。

香良洲町は地図で見るとわかりますが、地理の教科書にでてきそうな
典型的な三角洲がそのまま町になっています。
(現在は津市に合併)


彦根市日夏町の鍾馗さん
(彦根市日夏町)

大棟の鬼瓦と一体となったタイプ。
欠損した剣を貧相な針金で補っています。
これでは鬼にもなめられそうですが・・