【0104】知多半島限定分布の小さな鍾馗2010年08月14日 23時35分44秒

【分布と記録数】 愛知県(89)、三重県(8)、滋賀県(4)、 合計 (101)
【リンク】 博物館・収蔵室

分布数をご覧の通り、ほぼ愛知県限定、それも大部分は知多半島に残されています。
凸凹が少なく、型による大量生産に適した形です。


鬼を持たず、剣を脇に捧げ持つタイプが、細かく見ていくと4種類。

名古屋市緑区大高町の鍾馗さん
(名古屋市緑区大高町)


東浦町緒川の鍾馗さん
(東浦町緒川)


東海市高横須賀町の鍾馗さん
(東海市高横須賀町)


常滑市榎戸町の鍾馗さん
(常滑市榎戸町)

比較
左拳の位置とその角度、帯紐先端の形、剣の形が識別のポイント。
(拡大してご覧ください)

鬼を従え、剣を脇に捧げ持つタイプ

大津市中央の鍾馗さん
(大津市中央)
このタイプだけは愛知県にはなく、滋賀県大津市で2体記録。


剣をおろしたタイプ

高浜市青木町の鍾馗さん
(高浜市青木町)


剣を振り上げたタイプ

知多市八幡の鍾馗さん
(知多市八幡)

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