2010/3/6 尾鷲、海山、紀伊長島+多気2010年03月07日 20時10分36秒

二週連続で週末の天気が悪く、
土曜日は少なくとも午前中は小雨の予報。
どこに行こうか迷いに迷った末、
三重県南部へ出かけることにしました。

これまで、多気、伊勢、鳥羽あたりまで探索したことがありますが
以南はまったく情報なし。
津、松阪以南は鍾馗さんの数も少なくなることから、
これまで足が向かなかったところです。
紀勢道が少し延伸して、
遠い遠い尾鷲も少しは近くなってきたかな。

予報どおり降ったり止んだり、すっきりしない天気の中、
尾鷲から探索スタート。
旧市街を縦横に歩きたおすも、鍾馗の影はなし。
多くの家では軒先に魔除けの札を貼っており、
鍾馗さんを揚げる習慣はなさそう。

尾鷲市朝日町、念仏寺付近
(尾鷲市朝日町、念仏寺付近)


次の目的地は海山町(現紀北町)。
狙いをつけていた相賀付近は家の更新が進んでいるようなのでスルーして、
その先の引本浦へ。
町並みとしての知名度はほとんどありませんが、
古い漁村のたたずまいを色濃く残していました。
海山町引本浦の路地
(引本浦の裏道)
引本浦の三階建て民家
(引本浦・三階建ての船具店)

そしてここで鍾馗を一体発見。
ありふれた新しいものでしたが、三重県最南の記録。


最後の探訪地は紀伊長島(現紀北町)。
こちらは紀伊長島駅から、赤羽川を挟んだ南側に
古い町が展開しています。
残念ながらこちらでも鍾馗さんは見つからず。

以上で予定終了でしたが、
時間が少しあったので、多気町に寄り道することに。
既知の鍾馗さんの撮り直しが主目的でしたが、
立ち寄った集落で初見の鍾馗さんを一体発見。
遠くて写真は今いちでしたが、
なんとか博物館更新につながりました。


西三河から尾鷲まで190km。約3時間。
隣の県ですが、大阪より遠い。
やはり手ごわいなあ・・
熊野、新宮にもそのうち行くのだろうか?