2009/11/28 東大阪市瓢箪山~大東市野崎~東大阪市荒本2009年12月01日 23時52分24秒

今回は近鉄特急でのお出かけ。
名古屋6:00発のアーバンライナーは空いていて
奈良・大阪方面へゆったり出かけるにはお奨め。
ひと眠りするもよし、本を読むもよし。

名古屋-大阪間は新幹線だと1時間たらずですが、
いつもせわしなく感じます。
アーバンライナーの2時間という時間が、
少しくつろぐにはちょうど良い時間のような気がします。
いつもkiteはお気に入りの席を携帯で予約していきます。
どの席かは内緒。

近鉄奈良線・瓢箪山駅から東高野街道付近、
生駒山沿いを北上し、片町線の四条畷駅あたりで折り返し。
今度は少し西側を南下、住道駅付近を通って
近鉄荒本駅まで。約30kmでした。

このあたりでは、山に近いほど古い民家が多く残され、
結果、鍾馗さんも古くて希少な鍾馗さんが数多く見つかります。
この日も前半戦は多くの収穫があり、
今年で1、2を争う好結果でした。
東大阪市善根寺町の鍾馗さん
一方で後半、南下した地域は予想通り都市化が進んでいて、
お寺も新築の家に取り囲まれているようなところが多く、
ほとんど鍾馗さんを見つけることはできませんでした。

2009/11/29 京都2009年12月02日 23時41分50秒

二日続きのお出かけ。
日曜日は秋の京都見物。
同行一名のため、倹約して車です。
我が家のドアから京都市街までは新名神経由で二時間足らず。
近いものです。
当然この時期市内は渋滞、到着して早々駐車場に預け、
以降は公共交通で移動します。

先日お会いしたsatopyさんご夫妻お奨めの西郊へ。
まずは長岡天神を散策したのち、徒歩で
今年のJR東海キャンペーンに取り上げられた光明寺へ。
開門30分前に着きましたが、門前は既に人の列。
門が開くと同時に大勢が駆け出すのには驚きました。
人影のないうちに撮影ポイントを確保したいみたいです。
ともあれ、比較的空いているうちに、見事に見頃の紅葉を楽しみました。
長岡京市・光明寺参道

次はこれもsatopyさんご夫妻に教えていただいた、
大山崎山荘美術館へ。
ふうふう言いながら坂道を登りましたが、
大正時代の本館、安藤忠雄の新館、そして取り巻く庭園も
見事で、まさに穴場でした。


中心街に戻って食事と買い物を済ませた後は「鍾馗探索」の開始。
今日は助手が付いています。
地図への記録を引き受けてもらい、なおかつ時々鍾馗さんも
見つけてくれる頼りになる助っ人です。
四条烏丸から南西方向へ島原を目指してぷらぷら歩きました。
町屋の残るこの付近もたくさん鍾馗さんが残されていました。

下京区櫛筍通の鍾馗さん

明らかにアンダーですが、ISO800で絞り開放、1/10秒。
手ブレ防止もついたハイテク機ですが、夕暮れにはかないません。
さすがに撮影の限界。店じまいしました。

帰りは予想通り各所で渋滞。行きの倍かかって帰りつきました。


【0417】香芝市畑2009年12月03日 00時41分57秒

香芝市畑の鍾馗さん


【所在地】 奈良県香芝市畑
【発見日】 2006/3/11
【撮影日】 2008/10/4
【整理番号】 0417DX
【発見数】 1
【リンク】 
 収蔵室
 よりぬき
【コメント】
類例のない希少な鍾馗さんです。
できればまっすぐ立たせてあげたい。
裾に銘が入っています。
「■尾久」
最初の文字が判読できません。


【0418】香芝市畑2009年12月04日 23時49分31秒

香芝市畑の鍾馗さん
【所在地】 奈良県香芝市畑
【発見日】 2006/3/11
【撮影日】 2008/10/4
【整理番号】 0418LX
【発見数】 1
【リンク】  収蔵室
【コメント】
昨日の鍾馗さんとはほんのご近所。
なかなか凛々しい鍾馗さんです。
細部の造作も凝っています。

右眉が脱落しています。
型で作ったのではなく、
眉を貼り付けているのが分かりますね。

【0419】香芝市畑2009年12月05日 23時41分26秒

香芝市畑の鍾馗さん
【所在地】 奈良県香芝市畑
【発見日】 2006/3/11
【撮影日】 2008/10/4
【整理番号】 0419DO
【発見数】 1
【リンク】
  収蔵室
 よりぬき
【コメント】
この鍾馗さんも昨日、一昨日の鍾馗さんと同じ
畑集落の中にあります。
初めて訪問した2006年にどれも見つけたのですが、
写真の出来栄えが気にくわず、昨年再訪しました。

大魔神のような兜をかぶっているように見えますが、
それ以上に巨顔が印象的。
2頭身?


2009/12/6 西尾市、安城市、岡崎市2009年12月06日 23時19分54秒

土曜日が雨模様の天気だったため、鍾馗探訪は一日順延。
日曜日は暇な妻も、先週の京都での鍾馗探訪が意外に楽しかったらしく、
同行することになりました。

名鉄西尾線 米津駅から、矢作川右岸に沿った集落をさかのぼり、
名鉄本線 宇頭駅まで20km強の計画です。

歩き始めてほどなく、西尾市米津の集落で最初の収穫
西尾市米津町の鍾馗さん

妻の発見。一人なら見落としていたと思われ、
二馬力の威力早くも発揮です。

安城市に入り、藤井町では、こちらで紹介した珍しい鍾馗さんを発見。
さいたま市岩槻区、京都府京田辺市の
2体しか見つけていないもので3体目。
これだけ分布の離れた鍾馗さんはありそうでなかなかない。

その後は平凡な鍾馗さんをいくつか見つけながら、
桜井町にある、愛知県屈指の鍾馗さんの健在を確認しました。
裏側を撮影し、銘や制作年代の手がかりはないかと期待しましたが、
残念ながら何も書かれていませんでした。

安城市安城町では、今日最大の収穫
安城町の鍾馗さん 1
安城町の鍾馗さん 2
一棟の両端です。
比較的リアルな鍾馗さんがほとんどの愛知県では珍しい癒し系で、
奈良や大阪の鍾馗さんのようです。
それほど古い建物ではなく、古くからの伝来品なのか、擬古様なのか
見ただけでは判断できませんが、
最近、地元愛知で目立った収穫のなかった管理人は大喜び。
妻に熱く語りますが、相方はいたって冷静。
それでも単独行では黙然として歩みを続けるだけですので、
まぁ、語る相手が横にいるというのはいいものですね。

歩行距離 22km、見つけた鍾馗は26体、他に再確認した既知の鍾馗が23体。
新発見は上記の3体でした。




【0850】香芝市下田東2009年12月07日 23時28分41秒

香芝市下田東の鍾馗さん
【所在地】 奈良県香芝市下田東
【発見日】 2007/10/20
【撮影日】 2007/10/20
【整理番号】 0850DO
【発見数】 1
【リンク】
  収蔵室
【コメント】
服部さんに教えていただいたもの。
古そうで、どっしりと重量感があって、
いかにも奈良らしい鍾馗さんです。

難点は交通量の多い狭い国道に面していて、
撮影に気を取られていると、身の危険があること(^^;


再編中2009年12月08日 00時02分06秒

見つけきた鍾馗さんを分類していくのは自分にとって楽しい作業ですが、
これだけストックが増えてくるとひと苦労。
どこかで見たような気がしても、なかなか思い出せなくなっています。

後になって気がつくことも多いため、頃合いをみて整理しています。
今回も9種ほど、「同じじゃん!!」というのがたまったので
ぼちぼち統合していくことに。

  明細はこちら。

口惜しいのはこちら。
東大阪市善根寺町の鍾馗さん
大東市寺川の鍾馗さん
どちらも先月末の大阪行で見つけたもので
わずかに1kmほど離れた場所です。
よく見れば同じ鍾馗さんですが、気づきませんでした。

焼きが回ったかな?と思わせるミス。

【12月8日追記】
再編は神経を使う作業。間をおくと訳がわからなくなってくるので
今日、一気に更新しました。

【0851】香芝市下田東2009年12月08日 23時35分15秒

香芝市下田東の鍾馗さん
【所在地】 奈良県香芝市下田東
【発見日】 2007/10/20
【撮影日】 2007/10/20
【整理番号】 0851BX
【発見数】 1
【リンク】  収蔵室
【コメント】
狸顔。
足は短そうですが、意外にスリムな体系です。
左手に何を持っているのか、どうもよくわかりません。

【1106】香芝市関屋2009年12月09日 23時47分11秒

香芝市関屋の鍾馗さん
【所在地】 奈良県香芝市関屋
【発見日】 2009/6/20
【撮影日】 2009/6/20
【整理番号】 1106BX
【発見数】 1
【リンク】  収蔵室
【コメント】
顔に特徴があって最初は目が行きますが、
そのうち、胸に押してある模様が、にんじんや茄子に
見えてきました。
そうすると右手の剣もどことなく包丁に見えてきて、
左手に何か握っているのものも、
トウモロコシのように思えてきました(^^;