洛外の集落を掘り起こす2009年08月02日 22時28分23秒

西京区山田上ノ町の鍾馗さん
どうやって鍾馗を探すか?
通常のお作法ではまず、
地図とにらめっこして寺院を探します。

そしてその周囲の集落の様子に
想像力を働かせながら、
訪問地を絞り込んでいきます。
詳しい手順は以下をご覧ください。

鍾馗さんの探し方 その1
鍾馗さんの探し方 その2
鍾馗さんの探し方 その3


ところが京都ではこのセオリーが通用しません。
市中ではお寺に関係なくいたるところに
鍾馗さんがいます。
探索にはすべての辻々を歩きつくす必要がある!?
(それを8年かけて実行されたのが大先輩 服部さんです)

そんなこんなで京都市内の探索には
やや及び腰でしたが、ふと思い当たりました。

郊外(=洛外)にはセオリーは通用するんじゃない?

さっそく、戦後すぐの航空写真で
京都の「碁盤の目」の外側をチェック開始。

現在の京都盆地、特に京都市内は
ほぼ開発され尽くしていますが、
戦後すぐの航空写真には
農村集落然としたたたずまいが
碁盤目の周囲のあちこちに目に付きます。
これは奈良や大阪と同じで、
お寺鍾馗がたくさん待っていてくれるのでは?
と期待させてくれます。

二十数か所の集落をピックアップしました。

GoogleEarth(+Streetview)で現状を確認し
完全に都市化してしまったところは除外して
探訪コースが出来上がりました。

天候不順がつらいところですが、
ばたばたとお出かけの準備をし、
8月1日早朝でかけました。
結果はいかに?
続きは明日にします。

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