【0793】野洲市木部2009年07月10日 22時22分19秒

野洲市木部の鍾馗さん
【所在地】 滋賀県野洲市木部
【発見日】 2007/6/16
【撮影日】 2007/6/16
【整理番号】 0793DX
【発見数】 1
【リンク】
 収蔵室
 よりぬき
【コメント】

いかがでしょう。

これまで何度か紹介した
"近江系" の雄。
横綱は 
近江八幡・かわらミュージアム所蔵の鍾馗さん
で決まりですが、

この鍾馗さんは東の大関といったところ。
精緻かつダイナミックな造形、良好な保存状態に加え
訪問当日はすばらしい青空!

鍾馗さんの撮影にはコントラストが強すぎて
晴天は向かないのですが、
シャープな印象のこの鍾馗さんには似合っています。

錦織寺という大きなお寺の門前にあります。

【0981】野洲市三上2009年07月11日 23時24分35秒

野洲市三上の鍾馗さん
【所在地】 滋賀県野洲市三上
【発見日】 2008/9/6
【撮影日】 2008/9/6
【整理番号】 0981DX
【発見数】 1
【リンク】
 収蔵室
【コメント】

これまた  "近江系"
昨日のに比べるとかなりシンプルで、
その分力強い。

大棟の端瓦の形状にうまく合わせて、
大きな袖を翻らせています。

できれば本来の位置に戻してあげたいですね。

2009/7/11 滋賀県東部の山間2009年07月12日 21時37分37秒

甲賀市土山町黒川の鍾馗さん
週末の天気予報は当初一貫して不良。
タフな鍾馗探索人もお天気には勝てず、
雨でも臨機応変に対応できる、
車での巡航コースを計画していましたが、
週末が近づいてきた頃に予報が変化して
どうやら天気は持ちそうな雲行きに。
いまさら変更も難しいため、
予定通り出掛けてまいりました。

新名神甲賀土山ICを起点に
甲賀市(旧土山町、水口町)、日野町、
東近江市(旧永源寺町、愛東町、湖東町)、
愛荘町(旧秦荘町)と、すべて鈴鹿の山すそを
借り物のファンカー号で駆け巡ってきました。
回った集落は全部で35か所。
車から降りて歩いたところが多いですが、
中には車からチラ見して、期待できそうにないところは
そのまま通過も。我ながらせわしない。

甲賀市大河原、日野町西明寺、
東近江市甲津畑町、箕川町 といった
まさに最奥の集落と言ったところまで
足を延ばしました。
道路事情をかなり心配していたのですが
全般には思ったよりは整備良好。
それでも中には「ひぃ~~」といった隘路あり、
地図には記載されてはいるものの
まったく通行不能なところもあり、
お猿さんにも二度遭遇したりと、
楽しいドライブでした。

肝心の鍾馗さん、
山奥にもちゃんとありました。
数は少ないものの、頼もしい限りです。

写真の鍾馗さんは土山町黒川。
珍しく、針金製の綱を左手に持っています。

母子2009年07月13日 01時25分22秒

滋賀の山道で。

約100mの距離に猿の群れを見つけ、
車を停車すると、先方も座り込んでこちらを様子見。

以前に歩いていて遭遇したときは
目が合うやいなや、一目散に山に逃げ込んでいきました。

彼らにとって「クルマ」は「人間」にくらべると
警戒レベルが低いようで、
何枚か写真を撮る時間がありました。

最後まで残っていたこの二頭は母子のようです。

【0980】野洲市北桜2009年07月14日 23時16分42秒

野洲市北桜の鍾馗さん
【所在地】 滋賀県野洲市北桜
【発見日】 2008/9/6
【撮影日】 2008/9/6
【整理番号】 0980LX
【発見数】 1
【リンク】
 収蔵室
【コメント】
大棟の上の小さな鍾馗さん。
15cm位でしょうか。
剣は前に突き出していたのでしょうが
鍔を残して欠損し、
米俵を抱えているように見えます。

いたずら小僧のような表情が印象的でした。

【0679】甲賀市土山町南土山2009年07月15日 23時43分21秒

土山町南土山の鍾馗さん
【所在地】 滋賀県甲賀市土山町南土山
【発見日】 2006/11/4
【撮影日】 2006/11/4
【整理番号】 0679DO3
【発見数】 1
【リンク】
 収蔵室
【コメント】
苦みばしった渋いお顔。
鍾馗さんとしては異色の写実的な造り。

右肩に飛び出しているものが何かは不明です。

棟端瓦と一体となったタイプは
古く、珍品が多いので、発見するとわくわくします。

【0680】甲賀市土山町徳原2009年07月16日 23時41分34秒

甲賀市土山町徳原の今はなき鍾馗さん
【所在地】 滋賀県甲賀市土山町徳原
【発見日】 2006/11/4
【撮影日】 2006/11/4
【整理番号】 0680DX
【発見数】 1
【リンク】 収蔵室
【コメント】
これも棟端瓦一体タイプです。
残念ながら先週(2009年7月11日)に再訪したとき、
見つけることができませんでした。

ま新しい家が建っていましたので
どうやら建て替えと共に
失われてしまったようです(;;)

立田村で蓮を楽しむ2009年07月17日 21時51分20秒

3兄弟
愛知県の西のはずれ、
愛西市の森川花はす田にて。

チューリップみたいですが
蓮のつぼみです。

この日曜日の写真ですが、
まだまだつぼみのほうが
多いようでしたので、
3連休は見頃かも。

旧立田村はレンコンの生産地、
この時期に蓮田の道を通ると
そこら中で蓮の花を楽しめます。

【0018】甲賀市甲賀町岩室2009年07月18日 22時54分05秒

甲賀町岩室の枠入り鍾馗さん
【所在地】 滋賀県甲賀市甲賀町岩室
【発見日】 2009/7/11
【撮影日】 2009/7/11
【整理番号】 0018DX
【発見数】 1
【リンク】 収蔵室
【コメント】
あつらえたように木枠に
ぴったり収まっています。
どうも、枠が初めにあって、
それに合せて鍾馗さんを作ったように
思えて仕方がありません。

でも枠自体は歪んでいるし、
ありがたがるほど
大した代物ではないですね。

真相を知るすべはありませんが、

事実として、三頭身の大顔鍾馗さんに
なってしまいました。

親近感わきます。

2009/7/18 伊賀市2009年07月19日 18時47分46秒

伊賀市新堂の鍾馗さん
伊賀市は上野を中心としていますが
周辺町村を合併して、
ずいぶん大きな市域になっています。

三重県ですが奈良にも近く、
ひと山越えれば滋賀県甲賀市と
地政的にも複雑なところ、
鍾馗さんについても、他では見られない
独特の鍾馗さんが非常に多く、
大変興味深い地域です。

伊賀上野旧市街については
ほぼ歩きつくしているので、
今回は周辺部を探します。

暑さを考えるとあまり沢山歩きたくない、
でも運動不足を考えると、少しまとまって歩いておきたい。

ふたつの矛盾する思いの妥協点として
以下のような計画を策定しました。

曇りの午前中は歩いて探索。
JR新堂駅から旧阿山村を一回りして伊賀上野駅まで。
20km強のため所要時間4時間程度か。

晴れて暑くなるという予報の午後は、
山あいに点在する集落をクルマで回る。

我ながらよく出来た計画だと自己満足です。

今日は前置きが長いですが、
当日の報告。

JR伊賀上野駅に6:05到着。
乗車予定だった始発の上りは目の前を
発車していってしまいましたが、
これはある程度織り込み済み。
駅周辺の集落を探索した後で、
6:51発の次の列車に乗車。
二両編成ワンマンのレールバスのような車両。
(しかし関西本線と言う言葉、
 「本」の字に思い切り違和感を感じますね。)

新堂駅から関西本線に沿って西進し、
旧阿山村方面に大迂回してから、
ふたたび関西本線に沿って伊賀上野駅に戻りました。

ここからは最近得意のぐうたら探索。
上野市街の東部南部に点在する集落を
ファンカー号の機動性を駆使して駆け回りました。
予報の通り、昼からは晴れて暑くなり、
しょっちゅう車から離れるので、エアコンも
さっぱり効きません。

結果。
さすが伊賀上野といったところで、
ユニークな鍾馗さんに沢山出会いました。
この地域の特色として、既製品が少なく
地域性のある、希少な鍾馗さんの比率が
他地域に比べて非常に高いようです。
その結果は 本宅 でどうぞ。

こちらで紹介の鍾馗さんは
残念ながら顔が欠けています。

顔がわからない鍾馗さんは
本宅では掲載しないことにしていますが、
この鍾馗さん、非常に素朴な作りに好感がもて、
しかもかわいらしい鬼の頭をつかんでいます。
これは残念至極。