2009/6/6 京田辺~久御山~八幡2009年06月07日 21時59分00秒

八幡市川口の鍾馗さん
6月6日は京都遠征。
京都といってもかなり南方、
近鉄新田辺駅から京阪八幡市駅まで。
ほとんどは田園地帯を歩きます。

この2駅間、普通に歩けば10km強ですが、
そこは集落を訪ね、あちこちうろうろ
木津川を渡って久御山町まで大迂回しているので
歩いた距離は37kmほどになりました。
午前中は曇り空で助かりましたが、
昼からは晴れてしまい暑いこと暑いこと。

歩いていて感じたのですが、集落のたたずまいが
西濃、養老あたりとよく似ています。特に久御山町内。
比較的ばらけた家々が周囲より1mくらいは土を盛り上げ
石垣をめぐらせた土地に建てられています。

このあたりで、桂川、宇治川、木津川の3河川が
合流し淀川になります。
低い土地ですので昔から住民は水害に悩まされ、
その結果が、今見られるような微高地の集落や
輪中のような景観につながっているとのことです。
(参考:地図で読む百年 近畿Ⅰ 古今書院)

肝心の鍾馗さんですが、見つかった数は今年一番の57体。
以前に木津川右岸の城陽市方面では
あまり見つからなかったので、うれしい誤算でした。
京都・大阪へ若干時間がかかることで、
比較的古い集落が点在して残されたようですね。