【0832】津市久居戸木町2009年05月01日 23時07分05秒

津市久居戸木町の鍾馗さん
【所在地】 三重県津市久居戸木町
【発見日】 2007/9/15
【撮影日】 2007/9/15
【整理番号】 0832LX
【発見数】 1
【リンク】 
収蔵室
よりぬき

【コメント】
目のあたりが欠損しているのが残念ですが、
たてがみのように広がった髭がユニーク。

2009/4/30 松阪市2009年05月02日 22時41分49秒

松阪市上ノ庄町の鍾馗さん
30日は快晴。
三重県松阪市西郊の農村集落を訪ね歩いてきました。

近鉄東松阪駅を起点に松阪IC付近を経由して、伊勢中原駅まで。
かなりの収穫がありました。
既に本宅の方には掲載しましたのでぜひご覧ください。

今回の白眉はこちらの鍾馗さんでしょうか。
陶板のような作りで、遠目には鍾馗さんには見えませんでした。

一見稚拙ですが、意外にも基本的な造形はしっかりしているようです。
呪術的な強さを感じる鍾馗さんです。


他にも良い鍾馗さんを見つけてきました。
明日以降おいおい紹介します。

2009/4/30 松阪市(つづき)2009年05月03日 20時34分31秒

松阪市八重田町の鍾馗さん
昨日の続き。4/30の成果で、さらっと流すには惜しい鍾馗さんをもう一体。

こちらの鍾馗さん、勾玉のような目玉にぶっとびましたが
明和町を中心に松阪、津にも分布する
こちらの一群に非常に似ています。
顔の表情以外はほぼ同一様式と断定していいのですが
比較的写実的で律儀な印象の他と比べ、
この鍾馗さんはあまりにアバンギャルド。
別種とさせていただきました。

この鍾馗さんが出来上がった時の職人さんの感想、
ぜひ伺ってみたいものです。

【1033】津市香良洲町小松2009年05月04日 22時39分25秒

香良洲町小松の鍾馗さん
【所在地】 三重県津市香良洲町小松
【発見日】 2009/1/24
【撮影日】 2009/1/24
【整理番号】 1033HX
【発見数】 1
【リンク】 
収蔵室
よりぬき

【コメント】
現在は津市に含まれていますが、
香良洲町は河口デルタがそのまま町域となっていました。
地図好きにはいかにも行ってみたくなる姿です。

ここにも鍾馗さんはたくさん居ました。
特にこの鍾馗さんは素朴な中にも細かい細工を
手抜きしておらず、好感が持てます。

2009/5/1 奈良2009年05月05日 17時38分25秒

奈良市古市町の鍾馗さん
5月1日は奈良県へ。
救世観音開扉中の法隆寺と、国立博物館の鑑真和上展が 主目的ですが、そこは当然鍾馗探索もおり込みます。
とはいえ今回は同行一名。
あまり歩きたくないとのたまいますので
これまでに行きそびれながら、点在しているがゆえに なかなか訪問の機会のなかった集落を車でまわります。

以下の集落を訪問しました。
・斑鳩町神南
・河合町薬井
・大和郡山市横田・櫟枝
・奈良市白毫寺町
・奈良市古市町
・奈良市神殿町
・奈良市八島町
・天理市和邇町

あわただしい探訪ですがさすがは奈良。
そこここの集落で期待にたがわぬ素敵な鍾馗さんが見つかりました。

掲載の鍾馗さんは奈良市古市町。
同種4体目の発見ですが、少しずつポーズが違います。
今回のは二重まぶたがキュートです。


鍾馗探訪とは関係ありませんが、
今回、法隆寺は開門の8時に到着。
日頃、観光客であふれる有名寺院も
朝早くは人も少なく静まり返っています。
(それでも8時半には小学校の遠足とおぼしき集団がやってきて驚きましたが)

昼間とは別の顔を見られる早朝の参拝。
ぜひおすすめしたいです。

【0737】津市押加部町2009年05月06日 22時46分32秒

津市押加部町の鍾馗さん
【所在地】 三重県津市押加部町
【発見日】 2008/6/28
【撮影日】 2008/6/28
【整理番号】 0737LX2
【発見数】 1
【リンク】 
収蔵室
よりぬき

【コメント】
5月3日に紹介した鍾馗さんの親戚です。
このシリーズは「いい仕事」の鍾馗さんが多く、この地域限定ですが出会うとハッピーな気分です。
よくご覧いただくと衣服の文様、「○×○×」や「○□○□」だったりします。
楽しんで作ってますね。

【0065】安堵町東安堵2009年05月07日 22時57分33秒

安堵町のホラー鍾馗
【所在地】 奈良県安堵町東安堵
【発見日】 2005/12/25
【撮影日】 2005/12/25
【整理番号】 0065WX3
【発見数】 66
【リンク】 収蔵室

【コメント】
奈良県限定ですが、県下ほぼ全域に分布する、
どちらかといえばありふれた鍾馗さんですが、
この鍾馗さんは実は特別。
≪眼が光ります≫

撮影したのは薄暮時。
この鍾馗さんを見つけて撮影しようと構えたとき、
どこかで何かが青く光ります。

非常に不気味だったのですが
しばらくじっと見ていると、5秒間隔くらいで
この鍾馗さんの両目が青くぼーっと光ります。
どうやら持ち主が細工をしたようです。

何とか光っているところを写真に収めようと
しばらく粘っていたのですが
結局うまくいきませんでした。

ところが、京都の服部さんもこの鍾馗のことを
ご存知で、光るところを見事に写真にとらえていました。

自分もぜひ撮りたくて2008年2月、再訪しましたが
なんと家ごと建て替えられており
影も形もありませんでした(;;)



【2011.12.19 追記】

この鍾馗さん、復活しました!

目を赤色に化粧直しして再登場。
今度は目の光る瞬間を捉えています(^^v

再訪記はこちら

【1040】津市神戸2009年05月08日 22時07分33秒

津市神戸の鍾馗さん
【所在地】 三重県津市神戸
【発見日】 2009/2/7
【撮影日】 2009/2/7
【整理番号】 1040WX
【発見数】 1
【リンク】 
 収蔵室
 よりぬき

【コメント】
棟端瓦一体タイプの例に漏れず、
類例のない一品ものです。

【1031】松阪市嬉野一志町2009年05月09日 23時09分23秒

松阪市嬉野一志町の鍾馗さん
【所在地】 三重県松阪市嬉野一志町
【発見日】 2009/1/24
【撮影日】 2009/1/24
【整理番号】 1031DX
【発見数】 1
【リンク】 
 収蔵室

【コメント】
きっちり、折り目正しく作られた感じの鍾馗さん。
衣紋が独特で、尖っていますね。


【0831】松阪市嬉野中川町2009年05月10日 21時53分56秒

松阪市嬉野中川町の鍾馗さん
【所在地】 三重県松阪市嬉野中川町
【発見日】 2007/9/15
【撮影日】 2009/1/24
【整理番号】 0831DX
【発見数】 1
【リンク】 
 収蔵室
 よりぬき

【コメント】
大棟の上で北を向いた鍾馗さんは最も撮影に苦労する状況。
この鍾馗さんもそういったシチュエーションです。

曇っていればまだしも、快晴ではお日様がうらめしくなります。
さらに道が狭く、見上げるアングルしかとれません。

立派な鍾馗さんでもこんな感じでまともな写真がなく
未公開になっているものも数多くあります。