瓦鍾馗の魅力②2007年10月18日 23時08分59秒

名古屋市緑区大高町の鍾馗さん
鍾馗さんはもともと中国・唐時代の人物で、ややこしいことは略しますが、道教で信仰されたものが日本に伝わったそうです。 日本では魔除けとして屋根に掲げられる瓦鍾馗以外にも、五月人形になったり、鍾馗札として絵に描かれたり、東日本では藁人形(?)の鍾馗さんが祭りに使われたりと、決してメジャーな存在ではありませんが、色々な形で暮らしにとけこんでいます。 瓦鍾馗はそんな中でも魅力的な存在です。①でも触れましたがプロの手になる鍾馗札や五月人形と異なり、さまざまな職人さんが最低限のお約束(髯をたくわえている、刀を持っている、中国の官衣をまとっている・・)以外は自由に想像力を発揮して、時には「変てこな」鍾馗さんを作り上げています。 ほとんど情報もないなか、自分の推理と足で、見たこともない鍾馗さんを発見したとき、男の子がカブトムシを捕まえたときのように飛び上がって喜んでいます(心の中で)

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